東海自然歩道とシデコブシ(泣) 愛知県定光寺→岐阜県多治見市
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
タイトルに(泣)がついています・・・・つまり今回も失敗した記事になります。
なっちゃいない、本当になっちゃいないぞぉぉぉ!!
シデコブシ
モクレン科の日本固有種であり愛知、岐阜、三重の三県に分布しています。
湧き水や湿った谷底、丘腹斜面の水路などごく限られた場所に隔離分布していて絶滅危惧種に指定されている植物です。
花が咲くのは3月中旬から4月下旬とのこと・・・・梅の花が例年より早かったことを考慮するに、そろそろ咲いているのではないでしょうか?
本日はこのシデコブシの自生地を目指します。
東海自然歩道定光寺→内津峠
幾つかある候補の中で、今回は東海自然歩道近くにある岐阜県多治見市大沢町の自生地を選びました。
お馴染みのJR定光寺駅。
前日が雨だったので川も増水しています。
懐かしの登山口、水溜りがありますねぇ。
ここを訪れたのは3年前、コロナ騒動真っ只中の時期でした。
他県にも行けず自転車に乗るにもマスク・・・・とてもロードバイクに乗れる状況ではありませんでした。
そこでロードバイクで走った時見つけたここを歩いてみようと・・・・以降山歩きという趣味が一つ増えました。
ここから内津峠まで・・・・とても歩きがいがあった、思い出のこのコースを本日再び進んでいきます。
増えた水のせせらぎが気持ち良いです。
やはりしっとり濡れています。
今回は雨天の翌日の山道コンディションがどんなものかのチェックも兼ねての山歩きです。
暑くなってきたので上着を脱いでいると背後から猫の鳴き声が・・・・。
そうそう、この先の神社には猫が沢山いたんですよねぇ。
その御嶽神社に到着です。
3年前は猫と遊ぶのに夢中になって展望台からの写真を撮るのを忘れました。
パシャ、あまり景色はよくありませんね。(笑)
そして・・・・やはり猫!
今年も遊ぶ気満々の様です。(笑)
そしてワタクシも遊ぶ気満々なのです。(笑笑)
お互いにキリがないわけです。(嬉)
震災地、戦災地が一日も早く復興しますように・・・・。
・・・・そして、足元には別の猫。(笑)
遊んでいるとどんどん猫が集まってきます・・・・強い決意がなければ先に進めません。(笑)
窪んだ道はぬかるんでいますが、石があるので足がとられる事はありません。
そして雨天の翌日はせせらぎをより一層楽しめます。
鉄の階段、コツコツという感触と音にワクワク感が上がります。
本日も晴天・・・・なれど風が強いです。
あぁ、覚えています・・・・この悶絶の階段地獄。
息が上がる、汗が噴き出る、そして足が止まる。
今回ももれなく「元陸上自衛隊員が聞いて呆れる」状態です。(笑)
道樹山山頂に到着。
震災地、戦災地が一日も早く復興しますように・・・・。
そうそう3年前、これを読んでこの先に更に高い山が控えていると知り驚愕しましたねぇ。
東海自然”歩道”という名前にすっかり騙されたと本気モードになりました。
帰りのバス停の正確な場所も時刻も把握しておらず、あの時は本気で歩かないと帰れなくなると思ったものです・・・・ハハハ、懐かしい。(笑)
焦ったワタクシはこの気になるお社をパスしてノシノシ歩きました。
今回は参拝してみましょう。
震災地、戦災地が一日も早く復興しますように・・・・。
特殊な参拝方法が記載されています。
神界大日如来・・・・仏教でしょうか?
その隣には豊受姫大神・・・・初めて聞きました。
大谷山山頂に到着。
弥勒山山頂前の階段地獄・・・・此方も覚えています、はぁはぁ元陸上自衛隊員が聞いて呆れる。(苦笑)
弥勒山山頂は3年前と同様、多くの登山客がいます。
そして此方も3年前同様鳥たちが登山客の掌で餌を食べています。
ワタクシも安定のジャムぱんのカケラをポイ!
それを囮にパシャパシャ・・・・うーん、鳥の撮影は難しいですね。
風が強く立ち止まると一気に寒くなります。
震災地、戦災地が一日も早く復興しますように・・・・。
弥勒山山頂を越えた・・・・そう、ここです!
3年前、ワタクシここで道を間違えて全く別の道の行き止まりまで行ってしまいました。
行き止まりの看板を見た時は本当に驚きましたねぇ、思い出すと笑ってしまいます。(笑)
目立つ所にしっかり看板が立っているのですが・・・・。
あの時本当に偶然此方から歩いてくる登山客がいまして、こっちだと思い込んでしまいました。
そう思い込んでしまうと、こんなに見やすい看板が目に入らないんですよねぇ。(怖)
間違えた別の道は沢山の水がある良い道でしたが・・・・今日は行きません。(笑)
内津峠に到着です。
所要時間は約3時間半です。
実のところ・・・・記憶に残っている階段地獄以外でも足を止めて呼吸を整えた場所が幾つかありました。
体力の低下を心配していたのですが、3年前の記事を読むと4時間となっていたので一安心です。
一度歩いた道なので、知らず知らずのうちに速いペースで歩いていた様ですね。
内津峠→大沢町
さて、ここからは未知の領域です。
そして東海自然歩道の舗装路は迷いポイント・・・・もはや常識です。
もう本当に全くわかりません。(泣)
取り敢えず歩道を歩くと・・・・。
うーん、ここを降りるのかな?
あぁ、ここ・・・・3年前車道を歩いて降ってきたワタクシは、ここを見上げてこの先に未知の東海自然歩道があるのかと思ったのですが勘違いだった様です。
ここから降りてくるのが順路だった様ですね・・・・うん、ここまでは間違っていない。
道なりに歩くと内津峠の看板。
正確にはこの辺りが内津峠の様です。
とにかくキョロキョロしながらなんとか看板を見つけ・・・・。
疑心暗鬼と戦いながら・・・・。
なんとかそれと分かる道に入る事が出来ました。
下調べで内津展望台の情報があったので、それを目指します。
この看板の横にそれらしい山道があるのですがどうも怪しい・・・・。
正解は舗装された坂を上がり、この柵を越えます。
ドコモの施設の横に・・・・。
安心の東海自然歩道の看板を発見!
展望台が見えてきました。
展望台の内部は東海自然歩道の距離と時間が記載されています。
・・・・が、この先が全く分かりません。
展望台の影に隠れた山道を発見しましたが・・・・解せぬ。
獣道ではないしっかりした山道です・・・・が、臭い!
この道は何か悪い匂いがします。
進んでも東海自然歩道の看板がありません。
何より東海自然歩道は北に伸びている筈なのに、この道は南に向かっています。
そして曲がる気配もない・・・・。
展望台前には東海自然歩道の看板が確かにあった、そして展望台から伸びる道はここしかありません。
またまた疑心暗鬼との戦いです・・・が、本能がこの道は違うと言っています。
「大丈夫」ではなく「間違っている」というこの本能は信用出来る、進むのは止めて一旦確実な場所まで戻ります。
・・・・やはり。
先程の内津展望台の看板、左が展望台で右が東海自然歩道本道の様です。
左の奥の方にこの看板が立っていました。
展望台も自然歩道に違いないのですが、どうやら本道上ではなく展望台のみが飛び出ている感じの様です。
今回もやってくれましたね、東海自然歩道さん。(怒)
本当に・・・・こういうのは本当に気力が削がれます。
気合いを入れ直して進みます・・・・。
おぉぉ、これは!
なかなか面白い道ですね。
そしてこの橋は事前情報で把握しています、大丈夫です。(苦笑)
ここからはなかなか歩きがいのあるアップダウン・・・・息が切れる。(笑)
岐阜県多治見市大沢町に入りました。
そしてシデコブシ自生地へ・・・・
東海自然歩道は一旦舗装路に出ます。
そして本日のワタクシはここで自然歩道を離脱します。
南にある大沢町グラウンド。
・・・・その横に伸びる小道に入ります。
目的地のシデコブシ自生地はこの道の先にあります。
水です!!
シデコブシ生息地の雰囲気です!!
・・・・3月・・・・下旬?
ちーん。
一輪も咲いていない・・・・だと?
ここまで・・・・頑張ってここまで歩いて・・・・きたのに・・・・?
・・・・萎えるわぁ。
ですが、呆然と立ち尽くしている訳にもいきません。
ここから内津峠まで戻り・・・・更に内津神社前のバス停まで歩かなければ・・・・帰れません。
誰か・・・・迎えに来て・・・・。(泣)
内津神社、再び・・・・
どうにかこうにか・・・・バス停まで来ました。
知ってた・・・・。
今回も1時間待です。(苦笑)
3年前と同じく・・・・ゆっくり内津神社を参拝しましょう。
境内には天神社があったんですねぇ。
3年前は神社の知識がほぼ0でした、思えばミニベロで近場の神社巡りを始めたのもコロナ騒動で遠出出来なかったからです。
山歩きと同じく、神社巡りもコロナ下で増えた趣味ですね。
此方は開運福神社、珍しい神社です。
・・・・そして。
境内にはなんと天王社もありました。
3年前のワタクシは・・・・牛頭天王を知ってはいましたが、天王社に牛頭天王が祀られている事は知りませんでした。
本殿に祀られているのは日本武尊です。
震災地、戦災地が一日も早く復興しますように・・・・。
此方の看板も3年前見落としていました。
神社の奥には日本庭園、そして展望台がある様です。
是非とも・・・・次の機会に行ってみましょう。(笑)
※帰宅後調べたところこの展望台は先述の内津展望台で、引き返したあの道はこの内津神社に降りてくる道の様ですね。
神社の隣には・・・・。
お寺ですね、ここは3年前には入りませんでした。
恵比寿天、大黒尊天。
震災地、戦災地が一日も早く復興しますように・・・・。
此方も3年前見落としていました。
どうも明治天皇がこの地にいらっしゃった様です!
どうもすごい場所の様で・・・・知りませんでした。
すみません、完全に失敗談です。
写真で見るシデコブシの花はとても綺麗で楽しみにしていたのですが・・・・。
しかしシデコブシはこれから咲く花、そして雪辱は晴らす為にあり汚名は返上する為にあるのです!(笑)
まだチャンスはあるのです!!
皆さんは愉快な失敗談、お持ちですか?