ビットリア コルサ グラフェン 2.0FD 700×25C クリンチャー レビュー
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
今回はビットリアのコルサ グラフェン2.0をレビューしてみます。
ただ、ワタクシは鈍感でして・・・・がんばります!
それから比較対象は長期間使用して疲れ切ってしまったピレリ Pゼロベロの最初期モデルです。
コルサ グラフェン 2.0FD
コルサ グラフェン 2.0FD 700×25C クリンチャー パラ/ブラック
ワタクシがロードバイクを購入した当時、各メディアや個人ブログでこのコルサとコンチネンタルのグランプリ5000がしきりに薦められていました。
一番人気がグランプリ5000、次いでコルサ・・・・コルサは一つ前のモデルの方が良かったという評価でした。
マヴィックがチューブレス化して話題になってもいましたねぇ、懐かしい。
超初心者の時に何度も名前を見聞きしたので・・・・コルサとグランプリ5000にはなんとなく憧れ的な感情を持っています。
あの時は新規参入のピレリのタイヤを選びましたが、今回憧れのコルサに履き替えるというわけです。
!?
・・・・なんか、硬い?厚い??もの凄くゴワゴワした触り心地です。
Pゼロベロを初めて触った時、その薄さと柔らかさに感動しましたが今回その感動はありません。
当時の比較対象が完成車に付属してきたビットリアのザフィーロだったから?
いや、その後何度もパンク修理でタイヤを触っています。
いかにワタクシが鈍感でもタイヤの触り心地の違いが分からない筈がない、同価格帯のタイヤでもブランドでこうも違うんですね。
これは驚きました。
付け替え完了。
うーん、やっぱり厚くて硬い・・・・。
Pゼロベロの付け替え時はその柔らかさと簡単さに感動しましたが、やはり今回その感動はありません。
それとビードが浅い?
リムに引っかかりにくい気がしますねぇ。
なかなか手間がかかりました・・・・これはこのタイヤに慣れるまでパンク修理の見積もり時間を気持ち長めに考えた方が良さそうです。
退役のピレリ Pゼロベロ。
外して触るとかなり硬化してしまっているのが分かります・・・・ガサガサです。
安全管理含めもっと早くに交換すべきでした。
今までありがとう、お疲れ様でした。
パラ/ブラック、このカラーリングは良いですねぇ。
ちょっと冒険気分で選びましたが、クラシカルなクロモリフレームとの相性は実に良いと思います。
・・・・が。
数十分後、のんびりコーヒを飲んでいたワタクシの耳に「シィィィィーーッ」という音が・・・・はい、パンクです。
これはワタクシが悪かった。
タイヤより大きく伸びてしまった使い古しの、しかも薄い軽量チューブを交換せずに再利用してしまいました。
タイヤ交換時に傷つけてしまったのでしょう。
後日改めてチューブを買ってきて交換、しかし・・・・。
これまた数十分後、交換したタイヤをなんとなく眺めると・・・・バルブ真下の部分のビードが外れてしまっていました。
こんなこと・・・・あるのか???
もう一度嵌め直したまたまた数十分後、ベランダで洗濯物を干していると部屋から「パァンッッ」というド派手な爆発音・・・・はい、バーストです。
この、バカ弟子がぁぁぁぁぁっ!!
なんとなく悪い予感がありまして・・・・もう一本チューブを買っておいたのが幸いしました。
ワタクシの名誉の為に一応断っておきますが初めてのパンク修理から今回まで、失敗した事は一度もありませんでした!!
ファーストインプレッション
本当は長距離走ってニュータイヤを楽しもうと思っていました。
ですが上記の様な状況で、すっかり疑心暗鬼と自信喪失状態のワタクシです。
走り慣れた通勤路をのんびり走る事にしました・・・・いや、妥協することにしました。(泣)
往復約35kmの道のりです。
使ってみて・・・・こぎ出しが少々重いのではないかと感じました。
巡航に入れば快適です。
それから特に下りで感じた転がり抵抗の低さ・・・・いつもの感覚でブレーキングすると制動力不足で「おおっとぉぉ」となりました。
それと走る、曲がる、止まるとは別の話の・・・・なんというか乗り味が柔らかい感じがしました。
振動吸収率が高いという事でしょうか?
そして制動力。
人気のない路地で20km/hでの全力ブレーキ、後輪がロックしました。
タイヤの跡が1.5m程付いていましたよ。
細かい事はあまり気にしないタイプの鈍感なワタクシ・・・・多少の変化にはさっさと慣れてしまいます。
ですからファーストインプレッションが肝心なのですが、残念ながら感じられたのはこの程度です。(苦笑)
メディアや個人ブログでタイヤの細かいレビューを上げる人は本当に凄いです。
うーん・・・・いやぁぁ、本当に羨ましい。
ワタクシがタイヤの特色を実感する為には、一日かけて新品タイヤを交換しながら同じコースを走る必要があるのでしょう。
それもなかなか面白そうです。
それからタイヤ交換とパンク修理の件り・・・・事が事だけにネガティブな表現になってしまいました。
歴史と伝統ある名門ブランドのハイグレードタイヤですから、安全係数がいい加減などという事はあり得ません。
ですが一度も失敗した事がないのも事実で、成功した三度目も手順は同じです。
これもタイヤの特色なのでしょう。
ですからコルサが悪いのではなくPゼロベロがそこは優っていて、Pゼロベロの感覚のまま交換すると多少失敗率が上がるという表現が正しいと思います。
三度目はコルサにも慣れたのか、サクサク交換出来ました。
違いを感じ取るというのはなかなか難しいですねぇ。
違いがわかる漢になりたいです・・・・。(笑)