気ままなロードバイク旅

黒みりんをもとめて(泣) 愛知県蟹江市

黒みりんをもとめて(泣) 愛知県蟹江市

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

タイトルに(泣)が付いています・・・・。

はい、今回は失敗記事でございます・・・・いつものヤツです。(泣)

この、うつけ者がぁぁぁっ!!

そういう訳でして黒みりんで検索された方・・・・大変申し訳ありません、この記事に黒みりんは出てきません。

ですが・・・・おバカなアヒルノヒカリのまぬけな旅路を楽しんで頂けたら、本当に幸いでございます。(苦笑)

 

蟹江市甘強酒造

随分前にこの蟹江市をまわった記事を挙げました。

今回はその時行かなかった場所、そして手に入れなかった物をもとめての再訪です。

それは・・・・。

(甘強酒造公式サイトより)

愛知県蟹江市にある甘強酒造さんが造る「黒みりん」です。

各メディアでも紹介されている一品、本日はこれを手に入れる!

「黒一号作戦」発動なのです!!

名古屋市からロードバイクで疾走し蟹江市に到着、早速看板を見つけました。

幸先良いではありませんか!(嬉)

この川沿いは前回走りましたねぇ。

そしてこの川沿いに・・・・。

甘強酒造さん発見です。

旧本社事務所、工場、土蔵、家屋などは国の登録有形文化財です。

建物の造りが凄い!

そしてこの細い道は公道なのか私道なのか・・・・全く分かりません。

あの中を歩いてみたいですねぇ。

前回訪れた時も神社の奥でこんな光景を見ました。

ここ蟹江市ではこういった造りの建物が多かったのでしょうか?

実に興味深いです・・・・が、しかし・・・・。

肝心の黒みりんはどこで手に入れるのでしょう?

直売店みたいなものがあって、行けば手に入るなどと勝手に思い込んでいましたが・・・・。(困惑)

それっぽく見えます・・・・いや普通に事務所でしょう、ここは。

此処に突撃する勇気はありません。

Googleマップを見るともう一箇所「甘強酒造」の名前が表示される場所があります。

そちらに行ってみましょう。

・・・・。

どうもそちらは倉庫の様でした。

一体どうすれば・・・・途方に暮れるアヒルノヒカリ。(笑)

とりあえず、近くのスーパーでコーラ休憩です。

此処で「黒一号作戦」の明暗が分かれました。

運命の分かれ道、私はスマホで「甘強酒造みりん取扱店」というワードで検索・・・・全国で取扱がある様です。

中部地区・・・・愛知県蟹江市・・・・え?

おい、これ・・・・え?此処じゃないのか??

え?普通のスーパーじゃないか!?

堪らずベンチに座っているおばさんに話しかけてみました。

アヒル「これ・・・・此処ですよねぇ?」

おばさん「ええ、そうよ。」

アヒル「此処に甘強酒造のみりんって売っていますか?」

おばさん「売ってますよ、みりん売り場にありますよ。」

おばさん「奥さんにお使い頼まれたの?(ニコニコ)」

おばさん「わからなかったら店員さんに聞いてみてね。」

アヒル「え?ああ、ええ、ありがとうございます。」

・・・・ワタクシ、アヒルノヒカリは人生ソロプレイ中です。(笑)

なんか・・・・おかしい・・・・。

めちゃくちゃ普通のスーパーですし・・・・高級な一品「甘強酒造の黒みりん」が奥さんのお使い??(困惑)

みりん売り場に行くと・・・・ありました。

甘強酒造の・・・・”黒くない”みりんが。

ん?

甘強酒造の黒くないみりんを一本だけ持ってレジに並ぶアヒルノヒカリ・・・・。

あれ??

すると前に並ぶおばさんが「私多いから先にお会計して良いよ。」と順番を譲ってくれました。

おや??

そう・・・・完全に奥さんのお使いで普通のみりんを一本だけ買いに来た、調味料の種類がよく分からない地元の夫アヒルノヒカリの出来上がりです。(笑)

なんか違うくない??(笑)

ですが、親切で優しい蟹江市のおばさん達への感謝から・・・・これで良し!となってしまいました。

「黒一号作戦」の失敗が決定した瞬間です。(笑)

こんなに親切にしてもらったのに「これじゃない。」などと喚き散らすなんて・・・・出来ません。

ありがとうどざいました。

 

蟹江城跡

バックパックに”黒くない”みりんを入れて蟹江城跡を訪れます。(笑)

ものすごく細い道、住宅地の中にあります。

そして、蟹江城跡のすぐ横には・・・・。

此方は蟹江城本丸井戸です。

こんな場所です。

町と一体化しているこの雰囲気・・・・とても好きです。

さらに井戸のすぐ隣に秋葉社があります。

砂利がとても綺麗で、近所に人々が大切にしているのが伝わってきます。

戦災地、震災地が早く平和になりますように・・・・。

位置からして蟹江城と無関係ということはないと思います。

もしかしたら城の守り神として祀られていたのかも知れませんが、そういった説明書きは特にありません。

 

甘強酒造のみりん 食レポ

せっかく買ったのだから食レポ、やってみましょう!

これは鈍感アヒルノヒカリが違いが分かる漢になるための訓練です。

創業は1862年、江戸時代ですね。

ワタクシ、生意気にも料理にはみりん風調味料ではなく本みりんを使っています。

それと飲み比べてみましょう!

此方は普段使っている、どこにでも売っている普通の本みりんです。

ほぼ透明ですね。

ゴクリ・・・・。

みりんを直に飲んだのは初めてですが、18歳未満が買えないのがよくわかりました。

胸がフワッと熱くなる・・・・完全にアルコールです。

そして甘い。

此方が本日購入した甘強酒造の”黒くない”みりんです。

黒くないとはいっても、先程のみりんに比べて明らかに色が付いています。

黄金色・・・・かな。

ゴクリ・・・・。

あ!

明らかに違う!

アルコールのフワッは一緒ですが、此方のみりんの方が優しい甘さです。

これはワタクシでも分かる違いです。

求めていた物とは違いますが、このみりんで料理を楽しむとしましょう。(嬉)

 

運命の分かれ道

さて、「黒一号作戦」の明暗、運命の分かれ道と上記しましたが・・・・検索方法の事です。

帰宅後に詳しく調べてみました。

「甘強酒造みりん取扱店」で検索すると、上記の様に全国の取扱店を調べる事が出来ます・・・・が、これは「黒みりん」の取扱店ではありません。

「甘強酒造黒みりん」で検索すると、甘強酒造さんのオンラインショップのサイトが出てきます。

このサイトには現物取扱店の情報はありません。

正しい答えは・・・・。

「蟹江市観光」で検索し「じゃらん観光ガイド」に入り「甘強味醂旧本社事務所・工場・家屋・土蔵」を閲覧、文章が隠れているので <もっと見る> をクリックすると・・・・。

最後の一文に「観光交流センター祭人でもお買い求めいただけます。」という文章を見つける事が出来ます。

ここは確か前回の蟹江紀行で前を通りましたねぇ。

神社の横の赤い橋の袂にあった・・・・あそこかぁ。(苦笑)

あの時あのスーパーで此処まで検索するかというと・・・・まあ無理でしょう。

取扱店など検索せずにおばさんに「甘強酒造の黒みりんはどこで買えますか?」と聞けば分かったかもしれません。

唯一の”明”になりえた道筋でしょう。

もっと詳しく調べてから行け、というツッコミが聞こえてきそうですが・・・・隅々まで完璧に調べてしまうと現地での感動が薄れてしまいます。

今回の様な失敗やアクシデントも起こりません。

・・・・それでは面白くない。

それらも含めて旅を楽しみたいと思っています。

失敗記事も正直に挙げますから、笑ってやってくださいね。

 

名古屋市から一時間ちょっとの道のりです。

 

いつか改めて「黒二号作戦」を発動し、甘強酒造さんの黒みりんを手に入れます!

 

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