災害サバイバル

災害サバイバル状況下の腕時計を考察する

災害サバイバル状況下の腕時計を考察する

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

コロナ状況の中での地震、そして暴風雨や暴風雪・・・・被災された方々、お悔やみ申し上げます。

自然災害とは本当に無情なものですね・・・・。

 

災害サバイバルに適したリストウォッチは?

先日、SUUNTOのコンパスについて書いた折に所持している時計の写真を撮りました。

SUUNTOのコンパスを買いました。

その時、こんな考察をしたら面白いかもしれないと思いまして・・・・。

携帯電話が普及してリストウォッチをする人はとても減りました。

ですがスマートフォンはバッテリー消費量が大きいうえ、避難先で必ず充電出来る保証もありません。

それほど重要では無いかも知れませんが、無意味な考察という訳でも無いでしょう。

海外のブランドまで含めるとキリが無いので、今回は価格と実用性重視の国内ブランドのみ考察してみます。

街中での避難から登山中の天候不良など、あらゆる災害を想定してみましょう。

外出自粛につき、時間はあるけれど記事のネタが無いもので・・・・ご了承くださいませ。

 

駆動時間

一番重要なところから考えてみましょう。

時計のムーブメントは機械式、電池で動くクオーツ、そして最近流行りのソーラー発電やスマートウォッチなどのUSB充電式などに区分できます。

機械式は手巻き、自動巻き両方とも動力無限なので駆動時間はサバイバルに適していると言えますね。

ソーラー発電も光さえあれば動力無限です。

USB充電式はどうでしょうか?

国内モデルの主要スマートウォッチを見てみましょう。

(ソニー公式サイトより)

wena3

連続使用時間 約一週間

(カシオ公式サイトより)

PRO TREK Smart

通常使用 約1.5日

時計とセンサーのみ 約一ヶ月

どの機能を使うかによって著しく駆動時間が変わるようです。

ちなみに、

スマートウォッチではないワタクシのSUUNTO Traverse AlphaもUSB充電式です。

時計のみ 14日間

古いモデルなもので・・・・。(泣)

最新のスマートウォッチは思ったよりバッテリーのもちがいいですね。

GPSを起動しなければかなりいけます、これは意外でした。

ただ被災した時のバッテリー残量と、避難先で再充電出来るのかという不安は残りますね。

色々調べる中で面白い時計を見つけました。

(エプソン公式サイトより)

TRUME L Collection

SWING GENERATORという、言わば機械式自動巻きのようなメカニズムで発電して内臓バッテリーに蓄電するという時計です。

これは面白いですね、光すら必要ありません。

洞窟探検家の方がCMに起用されていましたよ。

では、クオーツは?

駆動時間はUSB充電式に比べかなり長いですが、ワタクシはサバイバル状況下には適していないと思います。

電池の残量を確認出来ない事と、被災後の電池交換が出来ない可能性がある事が理由です。

違う意見もあるかも知れませんが、クオーツはここで脱落としましょう。

 

機能

あれば良いというものでも無いでしょうが、無いよりあった方が良いと言ったところでしょうか?

暗闇でも見える発光塗料やバックライトは不可欠でしょう。

登山中の天候不良まで想定するならば温度計、気圧計、方位測定があった方が良いでしょうが、全ての人が使いこなせる訳でもありません。

ただ、多機能が売りのスマートウォッチやアウトドアウォッチでもUSB充電式では電力に不安がありますね。

使えば使うだけ電力を消費してしまいますし、再充電出来る保証もありません。

更にスマートウォッチはスマートフォンと連動ありきですから、スマートフォンのバッテリーが無くなれば多くのアプリが使えなくなってしまいます。

やはりUSB充電式はサバイバルに適しているとは言い難いですね、ここで脱落とします。

上記のエプソンSWING GENERATORには多機能なものがありません。

機械式発電では発電量が足りないのか、または各機能を入れるスペースが無いのか、L Collectionのソーラー式なら多機能なモデルがあります。

 

耐久度

時計は精密機械ですから、それなりに堅牢な造りになっています。

ですが、今回はあらゆる災害サバイバル状況を想定しています。

歯車やモーターなど、外力の影響を受けるパーツが無いデジタル時計の方が間違いなく信頼性が高いでしょう。

機械式と・・・・ここは思い切ってアナログ時計全般を脱落させてみましょう。

デジタル方式のミリタリー、アウトドアに絞っていきます。

・・・・と思ったのですが、アナログ時計を脱落させるとセイコー、シチズン、オリエント、エプソンと国内主要ブランドが軒並み脱落してしまう様です・・・・あらら。

デジタル時計に力を入れているのはカシオだけ・・・・。

あれ、もしかしてこの記事は失敗かな?(泣)

因みにワタクシが陸上自衛隊時代に使っていたのはG-SHOCKでした。

 

価格

ワタクシ、結構重要な要素ではないかと思っています。

愛着ある高価な時計だと雑には扱い難いものです。

傷などが気になって、いざという時の動作が遅れたり躊躇してしまう事があるのではないかと思う訳です。

実は陸上自衛隊時代にプロトレックを買いました。

このモデルです。

(カシオ公式サイトより)

PROTREK PRT40

これの限定モデルでした、懐かしいなぁ。

価格は覚えていませんが、買ったのは19歳か20歳か・・・・その時のワタクシには高価な買い物でした。

結局、傷付くのが嫌で1万円以下のG-SHOCKを使う事になり、この時計は全く出番が無かったのは良い思い出です。

今は電池が切れた状態で実家で冬眠しています。

 

最適なリストウォッチは?

う〜〜ん・・・・。

(カシオ公式サイトより)

MUDMAN GW-9300-1JF

これは面白くも何とも無い結論ですね・・・・。(泣)

ですが・・・・!

まさかのソーラー発電。

そして温度計と方位測定、ソーラーですから使い放題。

更に20気圧防水は勿論、防塵・防泥・耐衝撃構造。

バックライトも当たり前。

おまけに電波時計ですよ、これ。

ここまで考察した全ての条件を満たし、それでお値段35000円・・・・。

G-SHOCKっていつの間にソーラーだの各種センサーだのを搭載するようになったんですかね?

マッドマンだけではなく、ほぼ全てのシリーズの上位機種に搭載されています。

知りませんでした。

プロトレックの存在意義って・・・・。

これに勝るサバイバルウォッチはありませんが、それではいくらなんでもつまらない!

蛇足覚悟で他の目ぼしい時計も挙げてみます。

セイコー

(セイコー公式サイトより)

プロスペック SBDJ019

ソーラー発電

200m潜水用防水

40000円

挙げた理由はセイコー最安値のダイバーウォッチだからです。

この価格のセイコーダイバーウォッチってあるんですね・・・・。

シチズン

(シチズン公式サイトより)

プロマスター BN4046-10X

ソーラー発電

20気圧防水

高度計・方位測定

-20℃耐寒構造

71000円

挙げた理由は値段の割には多機能で高級感もあるからです・・・・。

カシオ

(カシオ公式サイトより)

PRO TREK PRW-7000FC-1JF

ソーラー発電

20気圧防水

高度計

気温計

気圧計

方位測定

電波時計

90000円

挙げた理由はG-SHOCKよりPRO TERKの方が個人的に好きだからです・・・・。

エプソン

(エプソン公式サイトより)

L Collection TR-ME2002

機械式発電

10気圧防水

80000円

挙げた理由はSWING GENERATORが面白いからです・・・・。

・・・・G-SHOCKには勝てないですよ。

ですが、今G-SHOCKを買って常に身に付けるかと言われると・・・・。

となると身も蓋もありませんが、

「付けたい人が付けたい時計を付ければ良い!」

という事になってしまいます。

ただスマートフォンは多機能ゆえに、それひとつで何でも出来てしまいます。

だからこそ、不測の事態が起きた時のバッテリー切れや破損で全ての機能が使用不能になってしまいます。

この国はとても平和な国ですが、地震や噴火、津波、豪雪、集中豪雨に洪水と土砂崩れなどはよく起こり、原発事故や毒ガステロは過去に起こりました。

全てスマートフォン頼みというのは危険かも知れません。

 

仕事やファッション以外にもリストウォッチを身に付ける価値はあると思うのですが、如何でしょう?

 

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