祖父母の家 愛知県稲沢市 前編
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
愛知県の緊急事態宣言がやっと解除となりました。
愛知県稲沢市
名古屋市の北西、清洲城で有名な清須市の隣に位置する稲沢市。
ここには母の実家、ワタクシの祖父母の家がありました。
名古屋から近い事もあり、年10回近く遊びに行っていました。
その祖父母が亡くなりすっかり疎遠になってしまった稲沢市、調べてみると国の文化財に指定されている寺社がいくつもありました。
清洲城付近という事で昔から栄えていた地域なのでしょう。
ワタクシは祖父母の家周辺しか知りません。
本日はこれらを巡りつつ、ワタクシの思い出の地を訪れてみようと思います。
長光寺
愛知県稲沢市にある臨済宗妙心寺派の寺院。仁寿元年(851年)小野篁が陸奥の国に下る途中、この辺りに駐杖した際、路傍に地蔵像を安置したのが始まりと伝わる[1]。1161年、尾張守であった平頼盛が病気平癒のお礼に六角堂を寄進した[1]。1336年、足利尊氏が戦のため上洛する際に太刀を奉納して武運を祈願し、勝利したお礼に六角堂を祈願所として定めた[1]。1338年に尊氏が将軍宣下を受けると、山門などを奉納して再興している[1]。その後、織田氏・徳川家康・尾張徳川家によって庇護された[1]。若かりし日の織田信長の遊び場であり、六角堂で後に清洲城城代となる埴原常安と出会っている[2]。境内奥には、信長愛飲の臥松水と呼ばれる井戸があり、茶の湯や膳にその水を汲んだと伝わる[3]。 (Wikipediaより)
清洲城から近い、入り組んだ古い町並みの中にひっそりとありました。
立派な門ですね。
門の両脇には仁王像があります。
文化財保護の為でしょうか、窓があります。
写真では反射して上手く写らないのが残念です。
仁王像のある門といえば東大寺ですが、近場のお寺にもあったんですね。
敷地は狭めのこぢんまりとしたお寺です。
そして敷地内中央で存在感を放っているのが、
この六角堂、長光寺地蔵堂です。
かなり大きいです。
国の重要文化財、室町時代の建造物です。
ワタクシ、寺社の屋根の裏を見るのが好きです。
それにしても大きい。
六角堂は他のお寺でも見た事がありますが、こんなに大きな物は初めて見ました。
ありがとうございました。
性海寺
愛知県稲沢市にある真言宗智山派の寺院。本尊は善光寺式阿弥陀三尊像。寺伝によれば、弘仁年間(810年~824年)空海によって愛染明王を本尊として創建されたと伝えられ、治承年間(1177年~1181年)阿弥陀三尊像が安置されたという。建久年間(1190年~1199年)に長谷部源政が開基となり良敏が開山となって中興されたという。その後、北条時頼・足利尊氏・織田敏定・浅野長政・松平忠吉・徳川義直の庇護を受けた[1]。稲沢市では、境内隣の5703平方メートルを大塚性海寺歴史公園として平成4年に開園し、毎年6月1日頃から「稲沢あじさいまつり」を開催している[2]。園内には、「伊豆の華」「カシワバアジサイ」「城ケ崎」など約90種1万株のあじさいがある。 (Wikipediaより)
こちらのお寺も清須市よりに位置しています。
あじさいが有名な様ですね。
門は稲沢市の指定文化財なのだそうです。
立派な作りですね。
・・・・ワタクシ建築様式とかは全く解りません。
こういった建造物を見るのはとても好きなのですが、感想を文字にしようとすると恥ずかしながら「大きい」とか「立派」しか出てきません・・・・。
適当に書いている訳ではないのです、どうかご了承ください。(泣)
ここには愛染明王が祀ってあるそうです。
先ほどの長光寺に比べると広いです。
敷地内には空き地もあります。
性海寺には開放感があり、長光寺には纏まりがあるという印象です。
この唯一の朱色の塔が、
性海寺多宝塔です。
国の重要文化財、こちらも室町時代の建造物です。
色と光の加減で上手く写りました。
とても美しいと思います。
この建造物、
手前が舞台の様になっています。
この建物の裏には、
狛犬が祀ってありました。
よく見かける狛犬とは雰囲気が違いますね。
造られた場所によってデザインが違うと聞いた事があります。
あじさいが有名な歴史公園にも行ってみましょう。
あ〜〜、ここは・・・・。
歴史公園と言うよりあじさい公園ですね。
一面全てあじさいです。
白く見えるのはあじさいの種類が記されたプラカード、咲いていたら綺麗だった事でしょう。
・・・・うん、ここは6月に来るべき場所ですね。
立派な巨木も植っていました。
お寺の裏側には古墳がありました。
登ってみましょう。
頂上〜。
頂上からはお寺や歴史公園が見下ろせます。
敷地内にはちょっとした公園もあります。
ありがとうございました。
そうそう、お寺近くの畑に・・・・。
ワタクシ、こういう風景が大好きです。
萬徳寺
由諸書や縁起によると、神護景雲(768)に、称徳天皇の勅願によって慈眼上人が創建し、草堂に阿弥陀三尊を安置したという。その後、木曽川の決壊などにより本堂は荒廃し、承和元年(834)に弘法大師空海が当地へ巡歴したおり、ここを再興した。
JR稲沢駅と名鉄国府宮駅の中間辺り、こちらも町中にある広めのお寺です。
赤い旗が華やかですね。
広い敷地内で異彩を放っているのが、
あちらの2つの建造物。
萬徳寺多宝塔、とてもと個性的な見た目ですね。
国の重要文化財、ここも室町時代の建造物ですね。
性海寺の多宝塔とは全く印象が違いますね。
屋根の裏側も全然違う作りの様に見えます。
こちらは萬徳寺鎮守堂。
鮮やかな朱色が眩しいです。
こちらも同じく国の重要文化財、そして室町時代の建造物です。
随分と違った建物を並べましたね〜。
ありがとうございました。
長くなりそうなので一旦、ここで区切ります。
後編は「はだか祭り」で有名な神社とワタクシ、アヒルノヒカリの思い出の地を紹介しようと思います。
次回に続く?