クロモリグラベルロード 2025
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
ワタクシ・・・・グラベルロードが欲しいのです。(笑)
クロモリグラベルロードという選択
いつだったか、アルミグラベルロードをずらっと並べた記事を上げました。
(フジ公式サイトより)
中でも気になったフジ ジャリ1.3、なんと2025年モデルはスラムからシマノGRXに変更になりました。
これは完全に予想外のニュース!
この冬に購入しようかと真剣に検討していました。
・・・・が、良いニュースがあればそうでないニュースもあります。
シマノはティアグラ以下のコンポを廃止。
そしてカンパニョーロのリムブレーキホイール、なんとあのシャマルウルトラがスッとカタログから消えました。
電車の中でなんとなくカンパのサイトを見て、思わず「ゔっ!」と声をあげてしまいました。(笑)
11s用のホイールだったシャマルは、現在のシマノのリムブレーキコンポに合わせて12s化する事なく・・・・そして特にニュースになる事もなく消えてしまったのです。
いつの日かミドルグレードのリムブレーキ搭載クロモリロードバイクを組みたいと思っていましたが流石にもう・・・・。
フレームはあるコンポもある、ですが12s用のリムブレーキホイールが果たしてどれ程あるのか・・・・もう大金を注ぎ込む状況でないのは明らかです。
・・・・はっ!
クロモリグラベルロードという手がある!?
クロモリディスクロードの欠点はあくまでもクロモリリムロードと比較しての話です。
グラベルロードにリムブレーキはありませんし、履くタイヤの太さもまるで違う・・・・選択肢としてアリなのでは?
クロモリグラベルロード
ロードバイクだろうがグラベルロードだろうが、やはりカーボンフレームが最強でしょう。
ですがワタクシは未舗装路完全初心者、ここはサバイバリティーの高いメタルフレームを選択します。
となるとフジ ジャリ1.3などのアルミ・・・・そして今回調べてみるクロモリです。
ディスクブレーキ搭載により弱まりはしますがアルミよりはしなるでしょう、振動吸収力はクロモリの方が上です。
アルミより重いですが、荒れた道を走る際の安定感に繋がるとも考えられます。
登りはキツくなるかもしれませんがワタクシは初心者・・・・幸い比較対象がありません。
ですが最近はクロモリグラベルロードの記事をあまり見ませんよねぇ。
2025年のラインナップ、調べてみたいと思います。
マリン ニコシカ2
(マリン公式サイトより)
サイズ 520mm〜
カーボンフォーク
コンポ GRX400 油圧ディスクブレーキ
タイヤクリアランス 40c
264000円
ダボ穴がトップチューブ上、ダウンチューブ下、フォーク横に無いのが残念です。
ジェイミス レネゲードS2
(ジェイミス公式サイトより)
サイズ 480mm〜
カーボンフォーク
コンポ GRX400 油圧ディスクブレーキ
タイヤクリアランス 44c
401500円
此方のフレームはマンガンモンブリデン。
クロムモンブリデンよりも剛性が高く、同じ剛性のフレームならマンガンモンブリデンの方が軽く作れるとのことです。
ライトウェイ ソノマアドベンチャー
(ライトウェイ公式サイトより)
サイズ 420mm〜
クロモリフォーク
コンポ クラリス 機械ディスクブレーキ
タイヤクリアランス 35c?
117150円
未舗装路の走行性能よりバイクパッキングを重視したモデルのようです。
コナ ローブ LTD
(コナ公式サイトより)
サイズ 480mm〜
カーボンフォーク
コンポ SRAM Apex 油圧ディスクブレーキ
タイヤクリアランス 650 47c
331100円
SRAM搭載グラベルですが何故かフロントダブル。
バッソ テリア
サイズ 480mm〜
カーボンフォーク
コンポ GRX610 油圧ディスクブレーキ
タイヤクリアランス 38c?
335500円
GRX610搭載ですがエンデュランスロードっぽいですね。
ジオス ナチュラ GRX610
(ジオス公式サイトより)
サイズ 480mm〜
カーボンフォーク
コンポ GRX610 油圧ディスクブレーキ
タイヤクリアランス 38c?
335500円
此方もエンデュランスロードっぽいです。
チネリ ネモティググラベル
(チネリ公式サイトより)
サイズ 510mm〜
カーボンフォーク
タイヤクリアランス 47c
フレームセット 495000円
もう最高にカッコイイ!
デローザ ヘラ
(デローザ公式サイトより)
サイズ 490mm〜
カーボンフォーク
タイヤクリアランス 40c
フレームセット 1962000円
此方はクロモリではなくチタン、憧れのデローザメタルフレーム・・・・買えたら幸せでしょうねぇ。
クロモリフレームのグラベルロードもあった筈ですが・・・・カタログ落ち?
アラヤ マディフォックス CXC
(アラヤ公式サイトより)
サイズ 450mm〜
クロモリフォーク
コンポ GRX400 油圧ディスクブレーキ
タイヤクリアランス 50c
231000円
日本が誇るアラヤのマディフォックス、いろいろ調べてみるとユーザーの評価がとても高いようです。
パナソニック FCXCD03N
(パナソニック公式サイトより)
サイズ 430mm〜
フォークは付属しない
タイヤクリアランス 35c
フレームセット 185900円
日本が誇るパナソニック、此方はシクロクロスです。
取り敢えずこんなところでしょうか?
ビアンキにも昔はクロモリグラベルロードがありましたが・・・・もう無いようです。
まあ何と言うか・・・・個性的、曲者揃いですね。
そしてかわいそうなチビであるワタクシに480mmはキツい・・・・結局この中で乗れるのはマディフォックスとカスタムサイズオーダーが出来るネモティググラベル、ヘラ、パナモリのみです。
グラベルロードって小さいサイズが少ないんですよね、何か意味があるのでしょうか?(泣)
残念ながら乗れませんがジェイミスのレネゲードS2・・・・マンガンモンブリデンフレームは非常に気になります。
そして乗れるマディフォックス・・・・調べると利点を紹介しているものは勿論、欠点を紹介しているものからもアラヤ愛、マディフォックス愛が感じられて面白いです。
熱狂的ファンが多いのですね・・・・俄然気になってきます。
ただ・・・・振動吸収云々を上記しましたが、グラベルロードの振動吸収の大部分はタイヤが担っています。
更に未舗装路となると泥や水溜りなどがあるかもしれません、クロモリは錆びやすいという弱点もあります。
ラインナップが豊富で曲者が少なく(笑)、軽くて丈夫で錆びにくいアルミグラベルロードが最適解かも知れません。
チネリ ネモティググラベル
正直に白状します。
このところちょこちょこリムブレーキ搭載クロモリロードバイクがどうのこうのと記事に書きましたが・・・・。
チネリのネモティグリムブレーキフレームで強力なクロモリロードバイクを組みたかった!!
アルミスポークのシャマルのような硬めのホイールで組みたかった!!
数年前からずっと妄想していました・・・・が、完全に機を失したなと思っています。(泣)
時代の流れと市場の変化は驚く程に早かった・・・・そしてコロナ、取り敢えず全部お前が悪いっ!!
諦めかけたワタクシの目に飛び込んできたのが・・・・ネモティググラベル、カッコいい。
タイヤクリアランスを広げる為のリアセンターのつくりも面白いです。
そうか、ネモティググラベルに乗れば良いじゃない!!
・・・・という訳で今回の記事は、既にネモティググラベルに心奪われたワタクシの出来レースです。
パナソニック FCXTD03N
(パナソニック公式サイトより)
そう・・・・出来レースの筈だった。
やっぱりちゃんと調べてみるものですね。
パナモリはもちろん知っていましたが、シクロクロスのフレームがある事を今回初めて知りました。
更にパナチタンも知っていましたが、チタンのシクロクロスまであるとは・・・・。
チタンフレーム・・・・もしかするとグラベル向きなのでは?
パナモリとパナチタンの重量差は約600g、林道までの輪行や走行不能の道で担ぐ場合かなりの助けにでしょう。
未舗装路の登りでも軽いに越した事はない。
クロモリとチタンのしなりには違いがあるそうですから載ってみないと分かりませんが、それでもアルミより振動吸収力は優れているでしょう。
そして何よりチタンは錆に強い!!
ただ・・・・競技用のシクロクロスはグラベルロードの様な大量のダボ穴がありません。
トップチューブ上は必要なし、ダウンチューブ下は欲しいが我慢出来ます。
キャリアーを付ける予定も無し。
フェンダーはシートポストに付けられるので良し。
フォーク横のダボ穴は絶対に欲しい。
パナソニックのディスクブレーキフレームにはフォークが付いてきません。
どうも長年にわたり解決しない、闇深い問題があるようです・・・・。
専用設計のフォークに越した事はありませんが、逆手にとれば自分で好みのダボ穴付きフォークを探す事が出来ます。
それとグラベルロードに比べてタイヤクリアランスが狭いですね。
パナソニックのシクロクロスは最大35c・・・・走りたいのはシクロクロスコースではなく荒れた林道や山道、正直40cは欲しいところです。
まあ、ゆっくり考えましょう。
変化の激しい市場の情勢と値上げばっかりのこのご時世・・・・時間は味方してくれそうにありませんがね。(苦笑)