珍しい名前の龍神社 名古屋市大道米運龍神社

皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
一年遅れで始まった龍神巡り、本日はちょっと変わった名前の龍神社を参拝します。
大道米運龍神社

大きな総合病院の隣・・・・。

本日やって来たのは大道米運龍神社です。

何だか米の運輸を加護しているかの様な名前ですよね。

とても小さな、そして東側を向いた神社です。


まるで龍の様な形の立派な木。


米・・・・その下がちょっと読めませんが、下二文字は"有志"、どういう意味なのでしょう。



立派な造りですね。

早く戦争が終わりますように・・・・。
ありがとうございました。
帰宅後調べました。
どうやら創建年どころか祭神すらも不明の様です。
それどころか読み方すらもはっきり分からないのだとか・・・・。
不確かながら説はあるようで・・・・北条氏の家臣、大道寺家が尾張に移り住んだ際に祀った神社なのだとか。
尾張藩士の中に大道寺家がいたのは確かだそうです。
幕末に尾張藩では勤皇派の藩主徳川慶勝が佐幕派の藩士を虐殺した事件、青松葉事件が起きます。
佐幕派だった大道寺家はここで没落、明治になって冤罪とされるも尾張の地を離れたそうです。
そして神社の東側にある大きな病院、どうも戦前まで名古屋米穀取引所があったのだとか・・・・。
境内の一文字読めなかったあの石碑、米関係の有志の人々がこの神社を受け継いだ・・・・?
大道米運龍神社の「大道」は大道寺家、「米運」は米穀取引所もしくは米関係者・・・・ちょっとストレート過ぎる気もしますね。
もし名前の由来がストレートだったとしても、龍神は何処から来たのでしょう?
西側には堀川が流れていますが・・・・うーん、謎で面白い神社ですね。
皆さんの町にはどんな龍神社がありますか?