ふらっとミニベロ紀行

小道で隔てられた二つの不思議な神社 名古屋市八幡社、児子社

小道で隔てられた二つの不思議な神社 名古屋市八幡社、児子社

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

全国的にコロナ感染者数が少ないままの状態が続いていますね、喜ばしい事です。

ですが数ヶ月前の感染者数が余りにも多かったからそう感じるだけで、毎日感染している方がいるというのが現実です。

油断する事なく生活していきたいと思います。

 

小道で隔てられた二つの不思議な神社

前回参拝した白龍夫婦竜社。

龍神の夫婦が祀られた神社 名古屋市白龍夫婦竜社

まだ時間があったので、神社を探しながら周辺を散策してみました。

龍神といえば川沿いのイメージと書きましたが、龍神に限らず川沿いには多くの神社がありますね。

古くから川沿いは人々の生活の場であり、その人々を守護する多くの神社があるわけですね。

おっ、木々が覆い繁るあそこ・・・・神社じゃないですか?

あぁ、見慣れたあの柵、神社ですね。

早速行ってみましょう。

お〜ぉ。

ん?

??

これはまた不思議な場所に辿り着きましたね。

この小道を挟んで二つの神社があります・・・・二つの神社ですよね?

 

八幡社

上の写真の向かって左側は八幡社。

飛び出し注意の看板から地元密着感が伝わってきますね。

しかし、八幡社となってはいますが・・・・、

境内には大きな神殿が見当たりません。

奥に見えるのは小道の向こう側の別の神社です。

一直線に一本の道が伸びています。

あるのは倉庫だけ?

立派なクスノキがありました、保存樹と書かれています。

そして淵に辛うじて小さなお社?本殿?がありました。

コロナが早く収束しますように・・・・。

秋葉神社とあります。

Googleマップで確認するとここは秋葉神社になっています。

確か社号票には八幡社と書いてありましたが?

ここは八幡社なのか秋葉神社なのか?

そもそも神社なのか?

不敬を承知で言えば、奥の神社への道にしか見えません・・・・。

とても不思議な空間です。

 

児子社

さて、小道を挟んだ向こう側の神社は児子社、「ちごしゃ」と読むそうです。

威霊の文字が書かれています。

もしかして由緒正しき凄い神社なのでしょうか?

そして神社名からして子供に関係がある神社なのでしょうか?

創建年 不明

旧社格・等級等 村社・十一等級

祭神 應神天皇

灯籠に「あぶないのるな」と書かれています。

子供に関係があるから神社で、子連れの参拝客が多いからこその注意書きなのでしょうか?

手水舎は閉じられていました。

ハンガーが掛かっていますが・・・・。

威霊の文字や境内の厳荘な雰囲気と、「あぶないのるな」そしてハンガーが全く釣り合っていない様に思えます。

本殿は立派な神明造りになっています。

狛犬にもあぶないのるなです。

うーん、ここまでくると拒まれている様な気分になってしまいますが・・・・大丈夫かな?

コロナが早く収束しますように・・・・。

こちらにも立派なクスノキ。

御神木ですね。

御神木に触れその手で患部をお擦りください 御神徳 病気平癒、と書かれています。

奥には使いの牛。

天神様も祀られている様ですね。

御神木と使いの牛、祈願の仕方と効果が丁寧に紹介されています。

いよいよもって、ハンガーや「あぶないのるな」とのギャップが強くなってきました。

コロナが早く収束しますように・・・・。

ありがとうございました。

帰宅後調べたところによると神社本庁への登録社名は八幡社、祭神は應神天皇となっているそうです。

神社本庁・・・・恥ずかしながらワタクシ、今回初めてその存在を知りました。

ただ、ここは昔から児宮と呼ばれていた神社だそうで八幡社は後からなのだそうです。

ワタクシにはよく分かりませんが、色々な書物にこの児宮と綿神社の名が出てくるそうです。

この児子神社は元々綿神社だったのではないか、或いは綿神社の本体が児子神社なのではないかと推測されているとのことです。

・・・・綿神社?

また興味深い名前の神社が出てきましたね。

しかし・・・・いや〜、NETの文章だけ読んでも知識不足で全くピンときませんね〜。(泣)

ピンとこないので申し訳ないのですが、紹介のしようが無いです・・・・。

綿神社も是非とも参拝したいところです。

ピンとくる説が一つ見つかりましたので、こちらは紹介したいと思います。

織田信長の幼少期の教育係の平手政秀が、うつけと悪名高い吉法師が少しでも落ち着くようにと鏡と手彫りの狛犬を綿神社に奉納したと記された書物があるそうです。

この時すでに子供の守り神として認識されていたから綿神社=児宮、児子神社という説です。

この児子神社は尾張徳川家にも特に大切にされていたそうで、藩主が度々参拝していたそうです。

そして戦前までは沢山の参拝客が訪れていたとの事です。

「あぶないのるな」はその時の名残なのでしょうか?

この神社の東に稚児宮通りという道があり、その名はこの神社から来ているそうです。

適当に走って偶然見つけた神社でしたが、とても良い場所にたどり着けました。(嬉)

そしてやはり神社はミステリーですね。

 

皆さんの町にはどんな神社がありますか?

 

-ふらっとミニベロ紀行

Copyright© アヒルノヒカリの旅日記 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.