愛知県の離島 日間賀島、篠島、佐久島を比べてみる
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
先日、ロードバイクで佐久島を訪れました。
今回はこの三島の比較をしてみようと思います。
日間賀島と篠島については過去の挙げた記事「愛知県の離島、日間賀島と篠島を比べてみる」と同じ内容です。
日間賀島と篠島へは知多半島の河和港から高速船、師崎港から高速船とフェリーが、佐久島へは西尾市の一色港から高速船が出ています。
日間賀島⇄篠島は高速船で行き来出来ますが、日間賀島⇄佐久島は行き来出来ません。
行き来出来れば便利なのに・・・・運行会社の関係でしょうか?
どんな人にお勧めなのか?
日間賀島
・カップルや家族とビーチで楽しくと遊びたい
・リゾート気分を満喫したい
・刺身等の和食以外に洋食やジャンクフードも楽しみたい
・ロードバイク持ち込み◎
篠島
・カップルや夫婦とビーチでのんびりしたい
・山道歩きなどのアウトドアが好き
・神社やお寺、パワースポット巡りがしたい
・ロードバイク持ち込み✖️
佐久島
・友達同士や子連れの家族で島探索を楽しみたい
・アートスポット、島弘法八十八ケ所、古墳や離れ小島に歩きやすいハイキングロードなど見どころ満載
・1日では廻りきれない
・ロードバイク持ち込み○
日間賀島
タコのモニュメント
どこでもドア
家族で楽しくと書きましたが、子供連れなら断然日間賀島をお勧め致します。
広いビーチが二箇所あります。
サンライズビーチ
サンセットビーチ
二箇所のビーチ周辺には沢山の旅館、飲食店、お土産物屋があります。
新鮮な海産物を使った和食ならば日間賀島、篠島どちらでも楽しめると思います。
ですがこういったバスを使ったおしゃれな店、若者子供が好む洋食やジャンクフードは圧倒的に日間賀島の方が充実しています。
旅館や民宿も大小様々で恐らく数も日間賀島の方が多いです。
高台やビーチ前にある大きな旅館でリゾート気分を満喫するのも楽しいでしょうし、
こういった迷路の様な島独特の雰囲気がある住宅地の小さな民宿に泊まるのも趣があって良いと思います。
小さな民宿も昔ながらのものから、モダンでペンションの様なものまでいろいろ見つかりますよ。
その他ハイジのブランコではカップルや女子達が、ビーチにあるトランポリンでは子供達が楽しそうに遊んでいました。
レンタルサイクルで島を一周しても楽しいでしょう。
子供用から電動アシスト、キックボードなども見かけました。
島の外周は綺麗に舗装されていますし大した距離でもありませんから、子供でも安全に楽しめます。
ですからロードバイクで知多半島一周、俗にいうチタイチのオプションで離島まで行ってみようという事ならば・・・・篠島の方で詳しく書きますが、これは日間賀島一択です。
鯖弘法大師霊場の鯖弘法大師像
長心寺のぶじカエル
長心寺のお散歩地蔵
神社やお寺は・・・・確かに離島独特の雰囲気はあるものの神秘的な、パワースポット的なものではありません。
日間賀島駐在所
タコのマンホール
島全体が明るく軽やかな小リゾート地・・・・ワタクシの勝手な印象ですが、グァムやサイパン(?)な感じです。
篠島
鯛のモニュメント
恋人の聖地「ささやきの鐘」
恋人の聖地「祈りの鐘」
ビーチでのんびりという事で・・・・。
篠島にはこちら、サンサンビーチがあります。
広いビーチ沿いには旅館や民宿が並んでいます。
日間賀島に比べると旅館は小さ目という印象です。
飲食店も日間賀島の様な感じではなく落ち着いています。
海の家もあります・・・・如何でしょう、のんびりな雰囲気ではないでしょうか?
恋人の聖地もブランコやどこでもドアに比べるとインパクトにかけますし、飲食店の数や種類に関しても家族連れの子供達には日間賀島の方が楽しめるのではないかと思います。
サンサンビーチの他にも小さなビーチが幾つかありますが、山道を抜けなければなりません。
監視員なども居ませんから事故が起きた時、容易に助けを呼ぶ事ができません。
とても静かで綺麗なビーチですが、観光客が行く場所ではありませんね。
篠島にもレンタルサイクルがあります。
起伏の激しい島なので電動アシストは使い勝手がいいでしょう。
ですが、日間賀島の様に自転車で島の外周を一周とはいきません。
篠島の外周の半分は未舗装の山道です。
ロードバイクどころかビンディングシューズで進む事も出来ません。
という訳で、チタイチのオプションで離島へ行くのであれば日間賀島一択です。
篠島ではロードバイクは活躍できず足手まといになってしまいます。
島の外周を廻るのであれば山歩きの服装の方が良いです。
ビンディングシューズは勿論、海パンにビーサンで立ち入る場所ではありません。
山歩きなどのアウトドア好きな方は楽しめると思いますよ。
伊勢神宮に奉納する干鯛を調整する伊勢神宮御贄干鯛調製所
平家を祀った城山水神天宮
太一岬にある伊勢神宮の方角を示す鳥居
後醍醐天皇の皇子、義良親王に水を差し上げるために掘られた帝井
島民を守る様に並ぶ88の島弘法様
その他伊勢神宮の御用材で20年毎に立て替えられる神明神社など、とても神々しい雰囲気のスポットが沢山あります。
歴史が好きな方、寺社仏閣巡りが好きな方、パワースポット巡りが好きな方には篠島がお勧めです。
勝手に日間賀島はグァムorサイパン(?)と評しましたが、対する篠島はバリ島(?)な感じがします。
佐久島
佐久島歓迎 地福開円満
佐久島ですが・・・・上記の二島より大きい上に見所が非常に多いです。
島一周も出来ずピックアップしたスポットも半分以上廻れませんでした。
ですから、今回の記事は情報が少ないです・・・・すみません。
アートスポット
海神さま
離れ小島の弁財天
この他島弘法八十八ヶ所や古墳など多数の見所が点在しています。
テーマを絞っても一日で廻りきれないと思います。
友達同士や子供連れ家族でレンタル自転車を借りて冒険気分で巡ると楽しいでしょう。
インスタ映えなんかも狙えるのではないでしょうか。
海水浴が出来るビーチは一ヶ所、残念ながらビーチ自体は時間切れで見れませんでしたが・・・・周辺は明るく楽しそうな雰囲気でした。
篠島と同じで島一周には未舗装路を通らなければなりません。
ただ篠島と違い道幅が広いのでロードバイクでも走行可能です。
可能なのですが・・・・荒れた下りがロードバイクにはキツいですね。
グラベルロードかMTBなら乗ったまま走り抜けられるでしょう。
歩行者とすれ違うのは危険ですから、バイクから降りる必要があると思います。
自転車侵入禁止の看板は見かけませんでした。
島の町並みなどは見る時間がありませんでしたが、もし日間賀島をグァムやサイパン、篠島をバリとするならば佐久島はその中間・・・・篠島寄りですが、どちらの要素もある島といった印象です。
日間賀島と篠島を訪れてその雰囲気の違いに脅かされましたが・・・・佐久島も全く違う雰囲気でした。
日間賀島や篠島には古墳はなかったと思いますし、三島とも本当に纏う空気が違う別の文化圏という感じでした。
ロードバイクを楽しむならば間違いなくチタイチ+日間賀島コースでしょう。
グラベルロードやMTBならば佐久島も楽しめるでしょうが、注意点があります。
一色港から出る高速船には輪行袋に入れなくてもロードバイクを載せられますが、スペースが狭いです。
佐久島にグループで複数のバイクを持ち込むならば事前に確認した方が良いと思います。
ロードバイク関係なしの島旅行ならばどうでしょう。
あくまでもワタクシの印象ですが・・・・。
此方もやはり日間賀島が一番楽しいと思いますし、誰と行っても楽しめると思います。
ただ再訪するならば、篠島か佐久島になるのではないでしょうか。
島独特の雰囲気の重さというか深さというか・・・・そういったものがこの二島はとても強いです。
日間賀島と篠島の比較でも書きましたが、師崎港からアクセスする場合は船の待ち時間を利用して・・・・。
此方の羽豆神社にも是非寄ってみて下さい。
式内社という事で平安時代以前からある神社です。
とても良い雰囲気の神社ですよ。
一色港の隣りにはお土産売り場があります。
活気があって楽しいですよ。
17時までの営業ですので、島に渡る前に寄る方が良いと思います。
という訳で日間賀島と篠島に佐久島を加えた三島を比較してみました。
ロードバイクのツーリングや島旅行の参考にして頂けたら幸いでございます。
好みや目的に合わせて離島旅行を楽しんでくださいね。