小さな寺院の中の小さな白龍神社 飯縄白龍神社

皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
一年遅れで始まった龍神巡り、今回は小さなお寺の中にある龍神社を参拝します。
飯縄白龍神社
この神社の見つけたのは数年前、近くの病院でコロナワクチンを打った帰り道です。
お寺の中?それともお寺の隣り?・・・・変わった場所に龍神社があるなと記憶に残っていました。

本日はここを参拝します。

一願山不動院、お寺ですね。

豪潮寛海律師の終焉地?
どうも巧妙な僧侶さんに縁がある様です。

そしてこのお寺の中にあるのが・・・・。

この今回の神社。


飯縄白龍神社です。

水はありませんが、しっかり龍がいますね。

早く戦争が終わりますように・・・・。
お社になってはいませんね。

ちょっと失礼してパシャ。
おっ、おぉぉ蛇ですね!
この白龍神社には蛇神様が祀られている様です。
ありがとうございました。
帰宅後調べました。
一願山不動院の本尊は大聖不動明王です。
豪潮寛海律師は(1749〜1875)、江戸時代の方ですね。
熊本生まれで比叡山で修行され、その後地元の熊本で活動されたそうです。
1821年に尾張10代藩主徳川斉朝が重病の際再三の懇請で来名し病気を加持、全快したとの事です。
その後は尾張藩で仏塔を建てたりされ、斉朝の病気の加持をもう一度されたそうです。
それで飯縄白龍神社の方ですが・・・・残念ながら有力な情報は見つかりませんでした。
「飯綱」にヒントがあるかと調べました。
長野県の飯綱山に対する山岳信仰、神仏習合の飯綱権現という神がいるそうです。
本地仏は不動明王、一願山不動院の本尊と同じですね。
戦いの神でもあるそうで、上杉謙信の兜の前立てはこの飯綱権現像だとの事です。
飯綱権現は天狗信仰の中心的な存在の一つだそうで、その姿は鴉天狗で表現される事が多いそうです。
一願山不動院と「飯綱」というワードには、不動明王で何か繋がりがありそうに見えなくもないです。
では龍神や蛇神は何処からきたのでしょう、天狗は龍や蛇ではありません。
豪潮寛海律師を調べても飯綱権現や龍神、蛇神は出て来ません。
蛇を祀っているなら地域神という可能性が高そうですが・・・・うーん。
この謎感が堪らないです。
皆さんの町にはどんな龍神社がありますか?