甘味を喰らう

蘇る味鋺いもと落ち葉焚き 名古屋市伊勢久兵衛

蘇る味鋺いもと落ち葉焚き 名古屋市伊勢久兵衛

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

本日も秋の郷土美味、味鋺いもを使った甘味を求めてやって来ました。

今回訪れたのは名古屋市北区の伊勢久兵衛さんです。

味鋺いもSweets Collection、今回が三店舗目ですがここは大きなお店ですねぇ。

店内には沢山の魅力的な和菓子の数々・・・・多すぎてお目当ての味鋺いもを使ったお菓子を見つけられません。(笑)

対応してくださったご主人(?)にお聞きすると・・・・あったあった!!

思っていたより小さいお菓子でした。

今回のお菓子は初めて見るタイプ・・・・店内の初見も楽しみの一つです。

他に秋のお菓子のおすすめをお聞きすると・・・・栗きんとん、柿のお菓子、そして味鋺いもを使ったおはぎを紹介されました。

このおはぎをチョイス、すると「TVか何かを見てこられたのですか?」と質問されました。

なんでも味鋺いもを求めてくるお客さんが本日5人目なのだとか・・・・。

因みにアヒルノアジトにはTVがありません。(笑)

 

味鋺いも

先日の紹介文を載せておきます。

味鋺地区は大正時代から味の良い早堀り甘薯の産地として知られたいたそうです。

味鋺特産のいもは「味鋺いも」呼ばれていたものの、「味鋺いも」という品種があったわけではないとの事です。

味鋺地区にある庄内川と天井川は昔はよく氾濫したそうで、大量の小石混じりの砂の多い地区になったそうです。

この地質はさつま芋には向いていて、かつて味鋺地区は芋畑地帯にだった・・・・。

ですが戦後は住宅地が増えて農地が少なくなり、更に耕作者の高齢化などで空き地も多くなってしまったそうです。

結果空き地に雑草が生え、その空き地や耕地にゴミを捨てる人が増えてしまったのだとか・・・・。

この問題を解決すべく名古屋市北区は「北(ホク)・北(ホク)いもの会」を発足、区が畑を借り専門家の指導のもと会員が特産「味鋺いも」の復活に挑戦しているのだそうです。

地域住民有志の会員はなんと100人以上いるそうですよ。

この計画を通して地域住民の絆や地域愛を高め、ゴミの不法投棄の自粛を促すとの事です。

 

落ち葉焚き、おはぎ

紙袋に入れて頂きました。

本日ワタクシが手に入れた味鋺いもの和菓子は此方、落ち葉焚きとおはぎです。

先ずはおはぎから・・・・。

味鋺いもの餡のおはぎ、綺麗ですねぇ。

それでは頂きます!

う〜ん、美味しい!

芋の優しい甘味がとても良いです。

続いて小豆餡のおはぎ。

それでは頂きます!

あ〜ぁ、これも美味しい!

小豆が少し硬めなのかな、小豆の食感が実に良いです。

甘さも上品で良いですねぇ。

そして今回の目的のお菓子、落ち葉焚きです。

お洒落で秋にぴったりの名前ですね。

芋羊羹を乾燥させたお菓子なのだそうですよ。

とても綺麗な見た目ですねぇ。

それでは頂きます!

お〜ぉ、これは美味しい!

紹介文に渋めのお茶やブラックコーヒーとよく合うと書かれていたので凄く甘いのかと予想していましたが・・・・。

そこまで甘くはない、やはり芋の優しい甘さです。

そして食感が実に良いです。

乾燥させたからか外はサクサク、中はふんわり・・・・後から甘味が口の中に広がります。

初めての食感、なのだけど何か懐かしい感じがする・・・・不思議で美味しい和菓子です。

ご馳走様でした。

 

皆さんは、どんな秋の味覚を楽しまれましたか?

 

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