迎えてくれたのは七つの尾を持つ〇〇でした 名古屋市七尾神社
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
緊急事態宣言下の愛知県、今回もストックの記事を載せさせてください。
今回紹介する場所は・・・・七尾神社!!
七尾神社
今回ふらっと訪れるのは、七尾神社です。
名前を見て思い浮かべたのは九尾の狐、日本三大妖怪で有名な妖怪ですね。
この七尾が7つの尾を持つ妖怪?聖獣?幻想動物?を祀っているのか?
それとも地名やその他の由来なのか?
小高い丘の上の閑静な住宅街の中にその神社はありました。
七尾神社に到着です。
写真を撮影していたら神社前に駐車していたおばちゃんがわざわざ車を移動してくれました。
ありがとうございました。
創建年 1504年頃(戦国時代前期)
旧社格・等級等 村指定社・十一等級
祭神 菅原道真
えっ?菅原道真??
正式名は七尾神社ですが、一般的には七尾天神社と呼ばれているそうです。
なんだそうか、天神様だったのか・・・・。
祀られているのは妖怪や聖獣ではありませんでした。(笑)
手水舎には少しだけ水があり、
東風吹かば
匂ひをこせよ
梅の花
主なしとて
春な忘れそ
道真公の和歌が飾られていました。
その横に・・・・
はっ!?
七尾の亀さま!?
七尾の亀さま!!(歓喜)
まさか本当に聖獣に会えるとは・・・・。
七尾の霊亀
この霊亀は道真公の木像を背負って当社まで運び、七つの尾を持った由緒ある亀です、とあります。
帰宅後調べました。
ある日修行僧が山道を歩いていると、天神池の方から亀がやってきた。
見ると甲羅に束帯つけた菅原道真公の木像をのせていて、亀は木下の石の上に木像を置くと周りを七度回って消えた。
これを道真公が祀れと言っているに違いないと思った修行僧は7つの尾も持つ亀の像を彫り、亀が置いて行った木像を祀る社殿を建てた。
それが1504〜1520年のことだったという、七尾神社創建の伝説が見つかりました。
コロナが早く収束しますように・・・・。
それでは社殿も見に行きましょう。
手前に狛犬、
そして奥には使いの牛です。
コロナが早く収束しますように・・・・。
社殿にうそ鳥について書かれた看板が置いてありました。
うそ鳥?
帰宅後調べました。
天満宮の行事の一つに鷽替え神事というものがあるそうですね。
道真公が存命だった902年、太宰府天満宮で悪霊ばらいの神事を行なったところ大量の蜂が出てきて参拝者に襲いかかったそうです。
そこへ鷽が飛んできて蜂を食べ尽くし人々を救ってそうです。
これも道真公の人徳に違いないと人々が噂し、うそ鷽(嘘)が真になるという鷽替え(嘘変え)神事として定着したとのことです。
天神様を参拝するのは初めてではありませんが、今回初めて知りました。
この神事は各天満宮や天神社でばらつきがあるものの、概ね一月中に行われるそうですよ。
社殿横には絵馬とおみくじ、そしてその奥に
筆塚があります。
反対側には、
梅の木々があります。
有名で広くて大きくて、そして見どころが沢山ある神社を参拝するのは勿論好きです。
ですが、こういう地元密着の小さな神社を参拝するのも楽しいですよね。
特に今回は七尾の霊亀にも会えましたので、大満足です。
ありがとうございました。
皆さんの町にはどんな神社がありますか?