天神さまと梅の花 名古屋市桜天神社
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
去年の話ですが・・・・。
ワタクシこの時に名古屋三大天神というものがある事を知り、すぐ巡りたいという気持ちを今日まで抑えてきました。
何故ならば・・・・天神さまといえば梅の花、梅の花といえば天神さま、飛び梅の話は実にロマンチックではありませんか。
そう、この季節を待っていたのです!
今回は名古屋三大天神のうちの一社、桜天神社を訪れます。
桜天神社
桜天神社は名古屋の中心街、文字通りビルの谷間にあります。
創建年 1538年(戦国時代)
旧社格・等級等 村社・十二等級
祭神 菅原道真
時分鐘
1661年(江戸時代)に藩命によりここに昼夜十二時を知らせる鐘がつくられたそうです。
一度は火事で失われましたが再びつくられたそうで、名古屋城下によく響き渡ったとの事です。
・・・・夜の十二時によく響く鐘が鳴るんですか?
鳴らすのも聞くのもなかなか大変そうですね。(笑)
織田信長の父、織田信秀が菅原道真公を深く信仰し京都の北野天満宮から道真公の神像を勧進して那古野城内に祠を祀ったのがルーツ、愛知県で最も由緒ある天神社なのだそうです。
御神体は火事や空襲から氏子によって守りぬかれ、現在でも祀られているそうですよ。
鳥居の脇に狛犬、時々見る配置ですね。
何か意味があるのかと調べてみましたが、鳥居脇というより鳥居の内側か外側かに意味があるとの事です。
これは凄い手水舎ですね。
志村けんさんの「だいじょうぶ太鼓」に見えるのはワタクシの世代だけでしょうね・・・・。(泣)
願の水の牛
自分の歳の数だけ柄杓で水を掛けると願い事が叶うとのことです。
さらに戦後、柄杓の裏に願い事を書くようになったそうです。
合格祈願が書かれた柄杓がこんなに沢山あります。
勉強するのも試験を受けるのも一苦労の状態が続いていますが、受験生の皆さん頑張ってください!
その苦労を笑って懐かしめる日が必ず来ます!
こちらには天神の井戸と書かれています。
おっ、いましたね〜、使いの牛さん。
脇に置いてある消毒液に”今”を感じずにはいられません・・・・。
織田氏の家紋・・・・ではないんですよね、似てはいますが・・・・。
天神社の梅の花を現しています。
こちらは何でしょうか?
絵馬堂かと思いましたが、絵馬は外にあります。
コロナが早く収束しますように・・・・。
そしてウクライナでの戦争が一刻も早く終わりますように・・・・。
あんなことで女性や子供が涙を流すのは、絶対に間違っているのです!
さて、肝心要の梅の花ですが・・・・。
あら・・・・ら?
蕾が多い・・・・。(笑)
街で見かけた梅の花は満開だったので楽しみにしていたのですが・・・・。
ハハハ、どうもこのブログは一筋縄ではいかないようです。(笑)
恐らくはこの立地、ビルの谷間ということで陽の光が当たりにくいのでしょう。
因みに桜天神社という名前ですが境内には桜の木はありません。
ですが過去には桜の大木があったそうです。
名古屋城築城の際にその桜の木の元に加藤清正が本陣を置いたり、茶会が開かれたそうですよ。
残念ながら桜の大木は火事で失われてしまったそうですが、この桜天神社の前の道路は銀杏の並木道でありながら名前は桜通りです。
神社や道路にその名残が残っているわけですね。
ありがとうございました。
今回は残念ながら満開の梅の花を見ることは出来ませんでしたが、去年訪れた山田天満宮そして今回の桜天神社と・・・・名古屋三大天神はもう一つあります。
皆さんの町の天神さまの梅の花は如何ですか?