川が生まれるところ 愛知県庄内川 前編
みなさん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
河口から源流までを辿る旅「川が生まれるところ」、今回はワタクシのアジト付近を流れる庄内川を辿ります。
庄内川(しょうないがわ)は、岐阜県南東部および愛知県北西部を流れ伊勢湾に注ぐ河川。一級水系庄内川の本流である。岐阜県内では、「土岐川」と呼ばれている。岐阜・愛知県境の諏訪大橋から下流の玉野渓谷区間では「玉野川」と呼ばれることもある。水源は、岐阜県恵那市の夕立山[5]。 瑞浪、土岐、多治見の盆地を流れ、愛知・岐阜県境の玉野渓谷を抜けて、春日井市高蔵寺で濃尾平野に出る。名古屋市港区で伊勢湾に注ぐ[5]。 途中、瑞浪市で小里川、土岐市で妻木川、多治見市で笠原川、名古屋市西区で矢田川を合流する。 庄内川は都市河川にもかかわらず、河口域には藤前干潟等の豊かな河川環境も残されている[5]。下流域の名古屋市旧市街地を洪水から守るために、「洗堰」と呼ばれる越流堤や小田井遊水地(庄内緑地公園)などの遊水地を旧市街地の反対側に整備している。新川も、そうした庄内川氾濫対策の一つとして整備されたものである。 (Wikipediaより)
それなりの大物河川です。
本当はもう少しロードバイクで走るのに適した季節に行くべきでしょうがここはあえて、2020年をこの挑戦で締めたいと思います。
問題のゴール地点、生まれるところですが・・・・。
岐阜県恵那市夕立山。
道路も近い場所ですし、これなら何かしら見る事が出来るかも知れません。
なかなか大変な道のりになりそうですが、非常に楽しみです。
さあ、冒険をしよう。
スタート地点は郵便ポスト
先日関ヶ原でワタクシにデマを流したGoogleマップには、庄内川河口沿いの先端に郵便ポストが表示されています。
こんな最果て的な場所にポスト?
まずはこれを目指して名古屋市内を南進します。
この辺りのはず・・・・。
はっ!!
なるほど。
フェリー乗り場の、
ターミナル前にあるわけですね。
フェリーターミナルを表示すべきだと思うんですけど、Googleマップさん・・・・。
ここから仙台や苫小牧に向かってフェリーが出ています。
ロードバイクと一緒にフェリーで東北、北海道へ・・・・そんな旅もぜひやってみたいものです。
いつも思うのですが、河口付近というのはなんだか寂しいです。
ここは海なのか、それとも川なのか?
とにかくここが庄内川の河口、伊勢湾に流れ込む場所です。
さあ、生まれるところを目指して北進開始です!
藤前干潟
デコボコで走りにくい河口付近の道路でしたが、不意に綺麗に整備された区画に入りました。
公園か何かでしょうか?
鴨がたくさん泳いでいます。
ん、何これ??
え・・・・干潟???
え〜と・・・・。
ワタクシそれなりに長く名古屋市民をやっていますが、本当に知りませんでした。
お恥ずかしい・・・・。
もう少し積極的にアピールしても良いのではないのでしょうか、干潟って結構貴重ですよね??
いきなり裏側を見たのでサッパリでしたが先程の建造物は稲永ビジターセンター、そしてこちらは名古屋市野鳥観察館だそうです。
防風林でしょうか、松林が綺麗ですね。
地図ではこのあたり一帯が干潟の筈ですが・・・・。
干潟って、こういうものなのですか?
存在自体知りませんでしたから、なんの予備知識もありません。
いきなり遭遇したので本当によく分かりません。
ですがよく見ると、底の色や波の立ち方が違います。
写真で伝わるでしょうか?
ここが干潟なのでしょうか?
知識が無いので分かりませんが、鴨がかなりの数泳いでいます。
亀も泳いでいます。(笑)
とても興味をそそられますが、今回の目的は庄内川です。
もう少し勉強して、生き物が多い季節に再び訪れようと思います。
また面白そうな場所が見つかりました、これだから自転車旅は良い!
帰宅後調べました。
藤前干潟(ふじまえひがた)とは、愛知県名古屋市港区と海部郡飛島村にまたがるラムサール条約登録地の干潟である。
名古屋港西南部の庄内川、新川と日光川の河口が合流する、名古屋市港区藤前地区の地先に広がる干潟の面積はおよそ350ヘクタール。潮位が名古屋港基準面で70センチメートル以下になると、干潟が海面の上にあらわれる。伊勢湾に残る最後の大規模な干潟で、シギ・チドリ類やオナガガモ・スズガモのカモ類などの渡り鳥の飛来地として有名である[2]。 (Wikipediaより)
上の庄内川についてのWikipediaも帰宅後に載せているので、出発前には読んでいません。
知識が先か体験が先か・・・・重要なのもを見逃すリスクがありますがワタクシは、この自転車旅においては体験が先の方が好みです。
勿論訪れる場所にもよりますけどね。
新川
庄内川は河口から少しの間、新川と共に流れます。
上流に向かって右が庄内川、左が新川です。
堤防の上を川を見ながら走りたいところですが、道幅が狭いので諦めます。
新川とはお別れの場所、川の間に民家が立ち始めています。
折角なので川の間に降りてみましょう。
左は新川です。
庄内川沿いに小さな公園がありました。
不思議な公園でして、南側の出入り口はウェルカムなのに北側は鎖で封鎖されていました、どうしろと・・・・?
小さくても川沿いの公園って気持ちが良いですよね。
下に降りれる様です!
なるほど・・・・。
立派な歩行者専用の橋ですね、珍しい。
橋の上からパシャ!
川沿いの街並み
ここから先も堤防の上は車の独占状態です。
川が見られるのは橋の上からのみ、マップで橋の位置を確認しながら住宅街を走ります。
川沿いの街並みって物凄くごちゃごちゃしていて面白いですよね。
味わい深い古い平屋にモダンな新しい家、町工場、幅も角度もバラバラの歩道、平気な顔をして待ち伏せする行き止まり、小さな公園・・・・。
神社やお寺もやたらと多い、区画整理という概念が無いようなずっと昔から人々が住んでいるからでしょうか?
文明発祥は川沿いですからね〜。
面白い景色が多いです。
猫の決闘!
ん??
これも道なんですよね?
これも道??
一応向こう側に繋がっています。
橋の上から庄内川。
ここはなんでしょうか?
鳥居も何もありません。
ポツンと石碑が一つ、不思議な場所ですね。
近くまで行ってみましたが何の石碑なのか分かりませんでした。
高架橋の向こうに、
大きな神社があります。
立派な境内です。
側面からパシャ。
境内に馬の像・・・・なぜ?
本当に大小多数の寺社があります。
寄りたくなってしまいますが、キリが無いので我慢・・・・。
目的を忘れてしまいそうです。
今回の目的はあくまでも庄内川。
堤防の向こう側に歩道が出現しました。
ずいぶん前に庄内用水路の出口を探してウロウロしたのはこの辺り・・・・。
草の背が高過ぎて川が見えなかったので、今回は通らない事にしました。
散歩には良い場所ですね。
再び大きな神社、我慢我慢・・・・。
小田井遊水地
川沿いの雰囲気が変わってきました。
ここから小田井遊水地に入ります。
小田井水門です。
実はこの道やその先にある庄内緑地公園は、ワタクシがこのロードバイクを買った直後の遊び場でした。
まだ遠出する自信がなかった頃、この辺りで慣らし走行をしていました。
庄内川が増水した時の為の水門です。
反対側です、公園内に水を逃すわけですね。
降りてみました。
こういう建造物って、何かカッコ良く見えます。(笑)
庄内緑地公園です。
今回は寄りませんが、サイクリングコース(ジョギングコース)、アヒルボート、BBQ施設などがあります。
ここのサイクリングコースをグルグルまわっていたのは2年半程前、懐かしいです。
小田井遊水地の上流に矢田川との合流地点があります。
合流地点の洪水対策としての遊水地なのでしょうね。
上流に向かって右が矢田川、左が庄内川です。
右の矢田川には以前辿った堀川の源流があります。
そして、今回辿っているのは左の・・・・庄内川!!
次回に続く?