のんびり山歩き

市内でまったり山歩き 名古屋市裏山うるおいの森

市内でまったり山歩き 名古屋市裏山うるおいの森

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

本日訪れるのは名古屋市天白区にある裏山、2023年最初の山歩きは市内でのんびりまったりいきましょう。

 

裏山へ

最寄りの交通機関は市営地下鉄、八事日赤駅です。

駅の隣・・・・というかほぼ繋がっているという感じで赤十字社病院があります。

駅から裏山までは徒歩で約10分です。

小高い丘の住宅街、大きな病院もあるので地価が高いエリアなのでしょう。

凝った造りの建物が多く、見ていて面白いです。

立派な戸建て、お洒落なアパート・・・・人の家をバシバシ撮影する訳にもいきませんので紹介出来ないのが残念ですが、裏山への道のりは中々楽しいですよ。

その裏山はコアラやゴリラで有名な東山動植物園の南側に位置します。

やたらと広いテニスセンター・・・・セレブの匂いがしますねぇ。(笑)

テニスセンター横の道、この辺りはもう裏山になるのでしょうか?

うるおいの森入り口はこの先の様です。

 

うるおいの森

・・・・えーっと、ここ入っても良いんですよね??

ブルーシートの上に何か置いてあります・・・・何かの作業の為の荷物?

・・・・ここ入っても良いんですよね???(困惑)

警戒しつつ近付くアヒルノヒカリ・・・・ブルーシートの上には子供用の小さなリュックサックが置いてあります。

そのうち先生?のイチニ、イチニという声と子供たちの声が聞こえてきました。

幼稚園か保育園が来ているのでしょう・・・・ここは入っても良い、間違いないっ!!

子供たちの荷物の前で突っ立っていたら完全に不審者です、先に進みましょう。(焦)

ん?

これは?

これは・・・・ユーカリ畑?

人が自由に入れる場所に動物園のコアラの餌のユーカリ畑とは・・・・これは面白いですね。

道標2

先程の看板には道標1と書いてありました。

そして・・・・おぉ、湿地!!

ワタクシ、湿地を見るのが好きです。

そして・・・・なるほど、「うるおいの森」の名前の由来は恐らくこの湿地という事でしょう。

ユーカリ畑に湿地、なかなか面白いハイキングコースですね・・・・ほとんど下調べをしていない、今年も平常運転のアヒルノヒカリです。(笑)

うんうん、それらしくなってきましたよ!(嬉)

道標3

本日は反時計回りで行くとします。

この木・・・・いいですねぇ。

ここは名古屋市内・・・・こういう場所が市内にもある、ということは頭では分かっています。

ですが実際訪れて、そしてこの自然を肌で感じると・・・・やはり驚いてしまいます。

道標4

あの木・・・・蔓があんなに絡まって・・・・ここは名古屋市内なんだよなぁ。

陽の光を浴びて綺麗に輝く緑色。

開けた場所が見えて来ました。

道標5

どうやらあの開けや場所が天白渓湿地の様ですね。

コース外に伸びる道・・・・気になるなぁ。

ここが天白渓湿地の様です。

運よく野良作業中の方がいらっしゃったので、少しお話を聞く事にしました。

やはりここが天白渓湿地だそうです。

雨が降る5〜6月になるとしっとりとした湿地になるとのことです。

この方はボランティア活動でこの湿地の保全をされているそうで、ついこの間20人掛かりで笹を刈り取ったんだよとおっしゃっていました。

これがその刈り取った笹なのでしょう。

こういったボランティアで自然環境を守ってくれている方々には、本当に感謝しなければなりません。

今のワタクシには謝意を述べ、ブログで皆さんの活動を紹介する事しかできませんが・・・・本当にありがとうございます。

少し登った場所から天白渓湿地をパシャ、この森の名の様にうるおった姿も見てみたいですね。

道標6

・・・・とコース外に続く道、方角的には先程の道とつながりそうですが、どうでしょうねぇ。

間髪入れずに道標7

なるほど・・・・コース外に続く道がある全ての場所に道標が建てられている訳ですね、とても親切なハイキングコースです。

遠くに見えるあの塔は・・・・方角的にここに来る途中の写真に写っていた塔でしょう。

きました、シダ植物!(嬉)

道標8

この道標にも感謝ですね。

道標9

そしてこちらがコース外の道・・・・ここまでくると道標がなければ見分けが付きませんね。

山の大きさ的に迷うということはないでしょうが、道標がなければこんなに穏やかな気分でハイキングとはいかないでしょう。

道標10

別れ道は行き止まり。

さて、こちらが道標に出ていたその名も「人間地獄」・・・・すごい名前です。

写真ではなかなか伝わりにくいかも知れません。

一部が陥没して崖・・・・地獄につながる穴というか、黄泉比良坂的な感じでしょうか。

少々名前負けしている気がしないでもないですが、不思議で面白い・・・・名古屋市内の景色としてはかなり良いと思います。

この先から子供たちの声援や笑い声が聞こえてきます。

進んでみると、先生と一緒に園児が小さな崖を登っていました。

あぁ、いいですねぇ。

拍手と手を振っておきました・・・・一緒に遊びたい・・・・。(笑)

道標11

後ろに親子連れ・・・・奥には園児たち。

いつものローカルハイキングコースと同じく人気はあまりありませんが・・・・本日は子供たちに沢山出会えましたよ。

周回終了です。

一周一時間もかからない小さなハイキングコースですが、名古屋市内でこんなにも自然を感じられるというのは素晴らしいです。

ここはとても良いハイキングコースですね。

別の日にこのハイキングコースを訪れていたら、ボランティアの方には出会えなかったでしょう。

そして時計回りに歩いていたら、子供たちの遊んでいる姿を見ることもなかったでしょう。

今年も良い年になりそうです。

 

湿地保全のボランティア活動ということで、以前訪れた名古屋市緑区の大高緑地公園を思い出しました。

シラタマホシクサ 名古屋市大高緑地公園

今回お会いした方にその話をしてみましたが、ご存知ではありませんでした。

こういった活動には横の繋がりはあまり無いのでしょうか。

保全活動に参加していないワタクシが言うのはおこがましい事この上ないと思いますが、なんだか勿体ない気がしました。

同じ町の同じ活動なのに・・・・。

何はともあれ・・・・生き物の楽園である湿地、子供たちが遊べる小山、大切に守っていきたいですね。

 

皆さんの身近には、どんなローカルハイキングコースがありますか?

 

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