東海自然歩道 愛知県猿投神社→雲興寺 前編
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
先月東海自然歩道でキャンプをしましたが、それは一度歩いたコースでした。
やはり新しいコースも歩きたい、本日は豊田市猿投神社から瀬戸市岩谷堂までの区間を歩きに行きます。
えっ、記事のタイトルと目的地が違うですって?
はい、それは後ほど・・・・。(笑)
起点は豊田市駅、豊田市はロードバイクで何度か訪れましたが電車で来るのは初めてです。
豊田市駅西口から地域バス「とよたおいでんバス」に乗って猿投神社前まで進撃します。
西口バスのりば5番・・・・ですが初見でスムーズにバスに乗るのは少々難しいと思います。
ワタクシはバスの運転手とバス待ちの地元の方に教えて頂きました。
ありがとうどざいました。
見知らぬ土地でバスに乗るのは難度が高い、特に地域バスとなると尚更ですね。
猿投神社
バスは1時間に一本・・・来ない時間帯もあります。
起点なら問題ありませんが、初見で終点にするのは難しいでしょう。
彼方が猿投神社、何だかお寺の門の様ですね。
創建は社説によると192年・・・・ということは式内社、かなり古い神社ですね。
祭神は大碓命、日本武尊の双子の兄だそうです。
日本武尊が祀られた神社は訪れたことがありますが、お兄さんというのは初めてです。
古いからなのか、それとも祭神の関係なのか・・・・こういった門がある神社は珍しいですね。
植っている樹々も一本一本がデカい、古く由緒ある神社だと分かりますね。
此方が御神木でしょうか?
特別説明などはありません。
馬神の像。
コロナの影響でしょうか、柄杓はありませんね。
鳥居も大きいです。
あぁ、これは立派な境内ですね。
上に太鼓が置いてあります。
素朴な疑問ですが・・・・どうやって上がるのでしょう??
立派で魅力的な屋根ですね。
池には沢山の鯉が泳いでいます。
境内の建物に比べると、狛犬は小さめです。
戦争が早く収まりますように・・・・。
本殿の向かって左側には・・・・親子ざる!?
江戸末期と書かれています。
そして左の奥には・・・・。
おおぉ、何やら神々しい場所が!
小川の向こうは神域につき立ち入り禁止となっています。
厳島社(弁天社)と書かれています。
奥にも石垣で組まれた滝がありますね。
物凄く良い雰囲気です。
反対側、本殿の右側には幾つかのお社・・・・。
一番右には大黒様が祀られています。
とても良い、神々しい雰囲気の神社でした、ありがとうどざいました。
猿投神社→トロミル水車
猿投神社横の道は東海自然歩道となっています。
宿敵、東海自然歩道よ・・・・今日も楽しませて頂きますね。(笑)
舗装された道が続きます。
大小幾つかの駐車場には多くの車が停まっています。
この先の猿投山への登山客が沢山いらっしゃる様です。
今まで歩いた東海市自然歩道は殆ど人気がありませんでしたので、ここはかなり違う雰囲気です。
途中良い感じのお寺が幾つかありましたが、今回はスルーしました。
東海自然歩道を侮ってはいけないのです。(笑)
道端にお社?それとも祠?
水神と書かれています。
こういうの、良いですよねぇ。
見えてきました、あれがトロミル水車の様ですね。
なかなか見応えがありますよ。
重いゴトンゴトンという音がします。
いつ造られたか等の情報は残念ながらありません。
慣性の法則というやつでしょうか、ほんの少しの水で重そうな水車が力強く回っています。
トロミル水車→御門杉
そろそろ山道が恋しくなって来ましたが、まだ舗装路です。
本日は一日中曇り予報・・・・時折日差しが照りますが、まあ予報通りの天気です。
一応雨衣を持って来ましたが、多分使わないで済むと思います。
見事な三角形ですね。
横から見るとトーチカの入り口みたいです。
いよいよ山道に入っていきます。
そして・・・・。
山道入り口にそびえ立つ御門杉。
此方も立派な樹ですねぇ。
御門杉→東の宮
さあ、登っていきましょう!
青空ならもっと良い写真になった事でしょう。
巣箱、みーつけた。
2月でしたか、全く見当違いな場所からアクセスしようとした猿投七滝・・・・。
本日は東海自然歩道を歩くので、また次の機会に訪れましょう。
階段が多い・・・・。(汗)
この根っこ・・・・見応えがありますねぇ。
いやぁ、本当に階段が多い・・・・汗が止まりません。(笑)
ん?
ほぅ、展望台・・・・コースから外れますが行ってみましょう!
展望台には沢山の登山客がいます・・・・東海自然歩道っぽくないですねぇ。(笑)
きっと東海自然歩道というより、ここ猿投山に登りに来ているのでしょう。
山桜が見えますよ。(嬉)
大人たちに混じって子供もいました、そういえばまだ春休みでしたかね。
お母さんと子供二人・・・・お母さんは服装と雰囲気から登山慣れしていそうです。
兄妹は二人とも小学生でしょう、普通のスポーツウェア・・・・妹さんは明らかに小学校低学年生です。
ケロッとしていますが・・・・結構登って来たよね?
うーむ・・・・凄いなぁ!!(感心)
感心しつつ先に進みます。
別れ道!?
左 自然観察路、西の宮
右 東の宮、東海自然歩道
・・・・という訳で右に進みます。
舗装路に出ました。
おっ、鳥居!
東の宮はこの上の様ですね。
随分汗をかいたので、ここで一着脱ぎました。
脱いでいる途中、先程の小学生兄妹に追いつかれましたよ・・・・やるなぁ。(笑)
東の宮は猿投神社を本殿とする東方の奥の宮なのでそうです。
その東の宮には、なんでも足利尊氏寄進の槍と鏡があったと伝えられているそうです。
鎌倉末期、建武の新政、室町初期に槍の印象はありませんが・・・・どうなのでしょうね?
おっ、先程の別れ道はここで合流する様ですね。
自然観察路、東海自然歩道より道幅が狭そうで・・・・此方の方が歩き甲斐が有りそうです。
是非また次の機会に・・・・。
見えて来ました、東の宮。
ここの樹々も立派な物ばかりです。
ここにも別れ道があります。
藤岡地区参詣道、東尾根道 屏風岩
此方の道は地図で確認出来ません。
ここにはかつて何か建っていた様な感じですね。
戦争が早く収まりますように・・・・。
そしてまだまだ続く東海自然歩道・・・・。
次の目的地は猿投山山頂です。
東の宮→猿投山山頂
大分登りましたねぇ。
かえる石!!(嬉)
・・・・。
これ目とか口とか要らないだろ、と思ったら下に落書き禁止の札があります。
つまりこれは・・・・。(怒)
おい、これを書いたクソヤロー、話がある・・・・アヒルノアジトまで出向しろっ!!
本当に残念な気持ちになりますよね。
ここに壊れている立て札があります。
猿投山山頂の文字が無くなり、次の目的地の雲興寺の名前が出ています。
はっきりしませんが、つまりこの辺りが山頂なのでしょう。
比較的広い展望台があり沢山の登山客が昼食を取ったり休憩したりしています。
ワタクシもここで安定のジャムパンを食べました。
その時不意にワタクシの視界に入ったのは・・・・。
(ドイター公式サイトより)
こういったものがあるのはご存知でしょうか?
赤ちゃんを背負える登山用バックパックです。
存在は知っていましたが・・・・まさか本物を見るとは思いませんでした。(驚愕)
そこには小さな子供を背負った若いお母さんが・・・・!!!
ワタクシ思わず「ここまで背負って来たんですか!?」と声をかけました。
若いお母さんは「はいぃぃ」と、とても爽やかな笑顔で答えてくれましたよ。
か、かっこいいっっ!!!
一目惚れしそうになりましたよ。(笑)
後ろ髪惹かれつつ(?)進撃を再開するアヒルノヒカリ。
低山ハイクを始めてはや3年、年中歩くわけではありませんがそれなりに慣れてきたと思います。
元々陸上自衛隊で多くの演習や行軍訓練をこなし、地図判読の経験も多少ですがあります。
慣れたのであって侮っているわけでは全くありません。
ですがワタクシ、アヒルノヒカリはトラブルに愛されている男なのです。
そんなワタクシに・・・・今年の東海自然歩道も容赦無く牙を剥くのでした。(笑)
次回に続く?