のんびり山歩き

東海自然歩道 岐阜県三田洞→下芥見

東海自然歩道 岐阜県三田洞→下芥見

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

今回は宿敵東海自然歩道に挑みます。

 

三田洞→白山展望台

JR岐阜駅からバスに乗ってやって来たのは三田洞、本日はここを起点に下芥見を目指します。

下芥見と似た風景ですが、東海自然歩道本(昔)によると未舗装路が多そう・・・・前回の様な厭戦ムードに染まる事は無いでしょう。(笑)

岐阜県あるある、東海自然歩道の看板が全くありません。

東海自然歩道本(昔)の地図とGoogleマップを見ながらの進軍・・・・恐らく東海自然歩道だと思われます。

取り敢えず三田洞弘法を目指します。

やっと最初の看板を発見、日陰には雪が残っています。

この辺りは山沿いに小さなお社が沢山あります。

霊場なのかな・・・・一つ一つ寄って行きたいのはやまやまですが、キリが無いので諦めます。

三田洞神仏温泉、めちゃくちゃ温泉効果が高そうな名前ですね。

道なりの進むとながら川ふれあいの森という敷地に・・・・キャンプ場もある様です。

楽しそうに遊ぶ子供達、良いですねぇ。

こういう敷地内に入ると東海自然歩道は埋もれてしまい看板が無くなってしまう・・・・前回の戦訓です。

・・・・心して進まねばっ!(旗)

やはり・・・・あるのはふれあいの森の看板のみです。(苦笑)

ふれあいの森案内板の中に東海自然歩道の文字がっ!

大丈夫、今のところ合っています。

おぉ、まだ少し雪が残っている!

池の氷で遊ぶ子供達、楽しそう。

おいおい、滑るぞ!!

ミリタリーブーツのグリップが負けている!?ぬぇぇい!!(笑)

うおぉぉ、これは凄い。

グッグッと雪を踏みしめる・・・・音と感触が楽しい!

良い眺めですね。

とにかく雪の上を歩くのが楽しい。

ちょうど良い積雪量です。

沁みてソックスが濡れるとキツいですからね、陸上自衛隊時代に経験しました。

結構上って来ましたね、積雪行軍が楽しくてあまり登った感じがしません。

白山展望台に到着。

展望景色をパシャ。

遠くに見えるは御嶽山!

 

白山展望台→松尾池

雪道を楽しみながら進むとふれあいの森案内板を発見、現在地を確認すると・・・・。

おおおおぃ、東海自然歩道をいつの間にか通過してしまっている!?(泣)

分かれ道なんかあったか?

分かれ道に注意しつつ引き返す・・・・結局白山展望台まで戻りました。

ここ・・・・なのか?

東海自然歩道の文字はありません。

東海自然歩道本(昔)とGoogleマップを見比べる・・・・目指しているのは松尾池、方向は合っている様なのでこの道なのでしょう。

さあ、進みましょう!

誰かが作った雪だるま・・・・癒されますね。

展望台を兼ねた休憩所・・・・。

連なる山々が本当に美しい。

そして下に見えるのは長良川。

そしてそして・・・・安定のジャムパンです。

本日も気持ちの良い晴天です。

日陰には溶け残った雪。

とても気持ちの良いこの道を歩いて行くと・・・・既視感のある広い舗装路に出ました。

!?

・・・・え??

おい、どうなってるんだ?

ここはさっき引き返した場所じゃないかっ!!(怒)

「本日も気持ちの良い晴天です。」などという爽やかな気分は綺麗さっぱり消え失せました。

三度白山展望台まで引き返す羽目に・・・・あの道以外に分かれ道などあったか?

・・・・ありやがりました。(怒)

例の全く目立たないカーキ色のコレ・・・・。

その上場所が凶悪です。

コレの正面はさっきワタクシが「御嶽山だ!」などと能天気に写真を撮っていた場所です。

東海自然歩道のこの区間を初めて歩く人はまず間違いなくこの景色を眺める事でしょう。

全く目立たないコレはその真後ろにあるのです。

人の行動パターンを逆手に取った初見殺しの悪魔的な罠、見事という他ない・・・・。(笑)

昼食含め一時間近くのタイムロスです。

幸い終点の下芥見はバスの本数が多い事を確認済み、一時間は許容出来ます。

 

白山展望台→松尾池(真)

焦る必要はありません・・・・のんびり行きましょう。(怒)

そうだよね、この雰囲気です。

先程の道は階段や柵が綺麗すぎた、ふれあいの森のコースの一つだったのでしょう。

湧き水のせせらぎ・・・・やさぐれたワタクシの心を癒してくれます。

そして道端のこの可愛いお地蔵様、やさぐれた心をほぐしてくれます。

そして休憩所、「騙されたんだろ?まあ、一息ついていけよ。」(ぐぬぬ)

この休憩所、凄い場所にあります。

なんと砂防ダムの真下・・・・それなりに東海自然歩道を歩いて来ましたが、初めて見ました。

ふれあいの森から脱出、もう惑わされる事は無い。

これくらい目立つ物を建てて欲しいものです。

ヨハネス・デレーケ!!

数年前に木曽三川を巡った折に知った、近代日本の「治水の恩人」です。

松尾池はヨハネスさんが造ったのか!

コースから外れますが見に行きましょう。

なんか工事をしています。

交通整理をしている人に聞いてみると・・・・ここが松尾池だそうです。

僅かに残ったこの水に魚がいるのだとか・・・・。(泣)

池だったほとりに茅葺き屋根の廃屋。

ちょっと残念な景色ですが・・・・令和現在でも新たな工事が必要という事は、ここは土砂が流れ込みやすい場所という事なのでしょう。

 

松尾池→千鳥橋

先程の看板まで戻り、ここから千鳥山を登っていきます。

ガレた坂道をひたすら登ります。

汗が噴き出て息が切れる・・・・元陸上自衛隊員が聞いて呆れる。(笑)

千鳥山山頂に到着。

おぉぉぉ。

遠くに見えるのは金華山、山頂の岐阜城が見えます。

そして長良川、陽の光が反射して美しいです。

道なりに進むと休憩所兼展望台がありました。

似た様な景色なのですが・・・・何度でも写真を撮ってしまいます。

気持ちの良い林道、比較的緩やかなジグザグの下り道です。

千鳥山を越えました、まだ雪が所々に残っています。

コース上にあるお寺。

お堂と小さな墓地がありました。

さて・・・・ここからは終点までずっと舗装路です。

そこまで距離はありませんから、厭戦ムードで心が折れる事はないでしょう。(笑)

神明社、急な斜面に建てられています。

とにかく看板が少ない・・・・ですがあのタイプの看板なら遠くからでも視界に入るんですよねぇ。(苦笑)

見えて来ました、千鳥橋。

この辺りも分かりにくいです・・・・真っ直ぐ橋を目指すのが正解だったのですが、分かりにくい看板に騙されて集落内に入ってしまいました。

この辺りはブドウ園の様です。

大幅に遠回りしてやっと千鳥橋に到着。

長良川・・・・綺麗です。

このエメラルドグリーン!

しっかり底が見えます。

 

千鳥橋→下芥見

千鳥橋を渡った後・・・・。

その橋の下を潜ります、ちょっとワクワクします。

橋の下をパシャ、とにかく色が綺麗です。

岩壁の隙間にお地蔵様。

そしてくり抜かれた落石用のネットの後ろにもお地蔵様、ここは良い道です。

東海自然歩道は隣のトンネルを通る様に建てられていますが、敢えてこの低い橋の下を通ってみます。

反対側の橋桁に落書き・・・・どうやって向こう側に行ったのでしょう。

落書きは褒められた物ではありませんが、その情熱は天晴れです。(笑)

ここからは看板も無く、東海自然歩道なのかそうではないのか全く分かりません。

東海自然歩道本(昔)によると伊波乃西神社の前を通過する様なのですが、もう一直線でバス停に向かいましょう。

所詮は舗装路区間・・・・看板も見当たらないですし、そこまで頑なに拘る必要も無いでしょう。(笑)

到着予定時刻は16時でしたが、道間違いした割にはかなり早く到着しました。

恐らく千鳥橋→下芥見の区間で大幅なショートカットをしたのだと思います。

歩道橋下のコレ、ここから犬山まで歩いたのはちょうど一ヶ月前ですね。

ありがとうどざいました。

 

今回のコースはほぼ山道の良いコースでした。

ふれあいの森は舗装路ですが雪が適度に積もっていて楽しかったです。

森内には幾つかのコースがあり、そちらは未舗装の山道・・・・今回は歩きませんでしたが平日でも多くの登山客がいらっしゃいましたよ。

千鳥山も歩き甲斐があり景色も良い、此方も数人でしたが登山客とすれ違いました。

しかし・・・・まあ、今回もコレでしたね。

コレ!!

岐阜県はただでさえ看板が少ないのに・・・・忘れた頃にコレですよ。

コレを探すことを目的にキョロキョロすれば視界に入るでしょうが、無意識だと普通に見逃します。

進行方向も不明瞭・・・・もうコレは看板ではありません。

以後このブログでは「コレ」か「東海自然歩道杭」と呼称する事にします。(笑)

この先もこの杭による初見殺しの罠に引っかかりながら進むのでしょうね・・・・やれやれ。

 

東海自然歩道との戦いはまだまだこれからだっ!(笑)

 

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