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陸上自衛隊時代の体験談 ガスマスクの使い方

陸上自衛隊時代の体験談 ガスマスクの使い方

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

緊急事態宣言後もコロナ患者数がなかなか減りませんね・・・・。

う〜ん、厳しい・・・・。

市民には多人数会食を控えるよう言いながら自分達はそれを行う・・・・その政治屋達の出した緊急事態宣言に怒りと反抗心が湧くのはよく解ります。

ワタクシも全く同じ気持ちです。

ですが・・・・。

政治家もやってるから、みんなやってるから、と言い出してはこの事態を好転させる事は出来ないでしょう。

政治家やその他少なくない数の人々が緊急事態宣言に無関心なのは、残念ながら事実です。

ですが事実とは一つではありません、世の中には別の事実も存在します。

大切な人を失った人々、緊迫する医療現場で奮闘する人々、生活を削りながら自粛要請を厳守する飲食業界の人々、同じく生活を削りながら耐え忍ぶ観光業界の人々、周りに流されず自粛生活を保っている人々、或いはオリンピックが不透明な中モチベーションを保ち続ける関係者やアスリートの人々・・・・。

この世の中にこの人々が存在するのも事実です。

この人々の悲しみ、使命感、苦悩、自制心、或いは努力や集中力・・・・こちらの事実に是非とも目を向けて頂きたいです。

皆さんが感情移入しやすい人の気持ちでいいのです、想像して頂きたいのです。

この国がこれまでコロナ患者数を抑えてこれたのは政治の力ではありません、我々市民の力です。

皆さん是非とも今一度団結を!

 

ガスマスクの使い方

生意気言いました、すみません。

それでは今回の誰得??体験談です。

コロナニュースを見ながら、国民全員にガスマスクを配布出来たらな〜〜などとおバカな妄想をした事が発端です。(笑)

ですが今現在疫病の被害を受け、そして過去には毒ガスによるテロも起きました。

豆知識以下の価値でも知らないよりは知っていた方が良いかも・・・・などと思っています。

ガスマスクは専用のバッグに顔を覆うマスクと口部分に付けるフィルターが別々で入っています。

フィルターの天敵は湿気なのでゴムのキャップがしっかりと付いています。

まず取り出して組み立てましょう。

ゴムキャップを外したフィルターをマスクに付けるだけです。

そしてマスクの内側を上にして(口に付いたフィルターを下にして)バッグに入れます。

この向きがとても重要です。

毒ガスの恐れがある時、自衛隊員は迷彩服に毒ガスに化学反応を起こして変色する紙を取り付けます。

紙の名前は知りません。(恥)

変色した紙を見た隊員が「状況、ガス!」と叫びますので、声が聞こえたら装着開始です。

声が聞こえた瞬間にすぐ息を止め、目を瞑って下さい。

そして呼吸を止めたまま手探りでマスクを装着します。

ここで向きがメチャクチャだと、とても時間が掛かってしまいます。

装着したら口部分のフィルターを手の平でしっかり塞いで、息を勢いよく吐きます。

フィルターから出られない空気はマスク周りから出て行きます。

今度は息を勢いよく吸って下さい。

フィルターからもマスク周りからも空気は侵入出来ず、マスクがしっかりと顔にくっ付きます。

フィルターから手を離し目を開けて下さい、これで装着完了です。

この間1〜2秒、少し練習すれば簡単にクリア出来る時間ですよ。

 

自衛隊員は訓練だけで済む、市民は訓練しないで済む、ずっとそんな国で在りたいものですね?

 

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