今川義元が最後に滞在した城 愛知県豊明市沓掛城址
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
先日ご紹介した一之御前安産水、その帰り道に寄りました。
沓掛城址
一之御前安産水からすぐ近く、当然の寄り道です。
室町時代にこの城の城主の娘が飲んだ湧き水が一之御前安産水。
そして沓掛城といえば桶狭間の合戦当日の早朝まで今川義元が滞在していた城です。
言わば今川軍HQという訳ですね。
此方が侍屋敷があった場所の様です。
橋の上から空堀跡を見る事が出来ます。
しっかりした姿で残ってますね。
かつて本丸があった芝生広場。
そして井戸跡です。
駐車場の反対側、南側が正面だった様です。
二の丸跡と周りを囲う空堀跡。
入り口。
入り口から桶狭間方面へと続く道・・・・狭く、そしてクネっています。
恐らく当時からあった道だと思われます。
義元もこの道を通ったのではないでしょうか。
空堀の周りを歩ける様になっています。
道はここで終了、一周とはいきませんでした。
橋の奥には諏訪曲輪。
橋の上から眺める空堀跡。
諏訪曲輪。
ここから下に降りると・・・・。
最初に見た侍屋敷跡です。
綺麗な天守閣などはありませんが、堀跡が実に良いです。
ここは玄人が好む城跡ですね、ワタクシも楽しみました。
ありがとうございました。
桶狭間の合戦
二年ほど前ですかね、清洲城から桶狭間古戦場までロードバイクで走ってタイムを計りました。
時間 1時間26分
距離 約26km
思ったより近いのだと体感し、驚きました。
1560年6月12日・・・・それは桶狭間の合戦 愛知県桶狭間古戦場
書きたいことは長々とここで書きましたので、もう多くは書きません。
この城から古戦場までは約7km・・・・たったの7km、本当に目と鼻の先です。
体感する必要もタイムアタックする必要もない程近い！！
「海道一の弓取り」と言われた義元です。
前日に信長が清洲城から出て来ていないという情報は当然掴んでいたでしょう。
合戦当日早朝の信長の進軍が余りにも速すぎた・・・・敵が準備を整える時間を逆算したであろう義元は、まさか7km先に信長がいるなど思いもしなかった事でしょうね。
二年前に桶狭間の合戦を調べた時に一度行ってみたいと思っていた沓掛城、今回来れて良かったです。
余談ですが・・・・。
看板に「跡」ではなく「址」と書いてあったので調べてみました。
址とは建物があったあと、建物の土台
跡とはある事が行われた、或いは存在したことを示す証拠、または場所
違いは遺構が残っているかどうかなのだそうです。
「址」という字はあまり見ませんが、「跡」よりもはっきり残っているという意味なのですね。
勉強になりました。(嬉)
皆さんの身近にはどんな「址」がありますか？