招き猫をめぐる冒険 愛知県瀬戸市
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
ようやくロードバイクで出かけられるようになりました。
皆さんはいかがお過ごしですか?
焼き物の町、愛知県常滑市を訪れた旅、
その続きものの旅企画だったのですが、緊急事態宣言と悪天候のお陰で随分と時間が経ってしまいました。
時間が経ち過ぎて、もうブログ内の同じページに表示されなくなってしまいました・・・・やれやれ。
なお、今回のタイトルも村上春樹さん著作のパクリです。
本当にすみません。
愛知県瀬戸市
今回は愛知県瀬戸市、焼き物の産地としてとても有名な町を訪れます。
最近では将棋の方が有名かもしれませんね。
ワタクシ、瀬戸物という言葉をよく聞いて育ちました。
セトモノ、セトモノ。
ワタクシの育った環境にあった焼き物が全て瀬戸産のものだったかどうかは分かりません。
ですが幼少期のアヒルノヒカリにとっては焼き物=セトモノでした。
古伊万里だろうが景徳鎮だろうがマイセンだろうが、み〜んなセトモノだと思っていました。(笑)
日本六古窯の一角であり、現在でも窯数全国トップを誇ります。
名鉄瀬戸線の終着点、尾張瀬戸駅。
その周辺は焼き物に関する博物館や資料館・・・・。
そして大小様々な焼き物屋さんが沢山あります。
瀬戸市在住の友人いわく、それでも随分減ったとの事です・・・・。
古くからある町、そして古き良き商店街が沢山あります。
こういう商店街で地元の方々が集まって応援している姿がTVで報道されていますね。
なんとなく、そういう景色に憧れます。
コロナの影響で今年も中止ですが、せともの祭や招き猫まつりも有名です。
さて、今回の目的地は・・・・。
ここ、招き猫ミュージアム!
なんて素敵な名前なのでしょう。(歓喜)
招き猫ミュージアム
名鉄尾張瀬戸駅から徒歩範囲内にあります。
サクッと到着です。
招き猫ミュージアム。
正面の有料駐車場にも巨大招き猫、良いですね〜。
うんうん、実に良いですね〜。
お邪魔いたします。
「写真はお控え下さい」
・・・・。
・・・・え?
・・・・大変なことになりました。
ワタクシ、今回はここで所狭しと並ぶ招き猫を皆さんと一緒に愛でるという記事を書こうと思っていたのですが・・・・早速頓挫です。(泣)
ここはミュージアムというよりショップですね。
ワタクシ、江戸時代とかの古い招き猫が見られる博物館なのかと勝手に想像していましたが、そういう所ではありません。
有名な陶芸家さんの作品なのでしょうか、お土産物や焼き物屋さんでは見たことがない招き猫が沢山並んでいます。
リーズナブルな値段の可愛らしい招き猫から○万円のグレートな招き猫まで様々でした。
皆さんと共有したかったのですが・・・・残念です。
オリジナル招き猫つくりとか物凄く面白そうですが、人生ソロプレイ中の男が一人でやるものではありません。(泣)
隣はよく見かける量産型汎用招き猫がここも所狭しと並んでいるお店です。
ミュージアムとは中で繋がっています。
こちらなら写真撮影しても良さそうですが・・・・しかし繋がっているということは運営している所が同じということです。
ワタクシとしては招き猫を買ってから撮影許可を取りたいのです。
買い物をして撮影出来ないというリスクは冒せない・・・・。(泣)
ミュージアムには招き猫ガチャもありまして・・・・やりたかったのですが、そんな気分ではありません。
どうしよう・・・・記事にならないよ?
また恥知らずな失敗記事を書かねばならないのでしょうか、それともなかった事にして帰ろうか・・・・いや!
まだだ、まだ終わらんよ!(笑)
決戦、道の駅瀬戸しなの
焼き物の町として常滑市の記事を書いた時点で瀬戸市の記事も書かねばならない、招き猫の記事を書かねばならないのです、逃げるわけにはいかない!
歴史と伝統に誇りを持つ地域はもしかしたら仕切が高いのかもしれません。
駅前のお店も仕切が高いのかな?
聞いてから買うというのはいやらしい・・・・美しくないです。(笑)
ふと思い至ったのが道の駅瀬戸しなの、何度か行った事があり焼き物の直売店がありました。
中心地から離れた道の駅ならば或いは・・・・さあ、進撃再開です。
少し登った先にあります。
ロードバイクを買ったばかりの時に行った事がありますが、当時はこの登りに苦労しました。
フロントのインナーギアまで使って登りましたが、今はシフトダウンの必要もなく登れます。
ストイックにトレーニングをしている訳ではないので、脚力はさほど変わっていないと思います。
ワタクシ、アヒルノヒカリは今でもまごう事なく貧脚です。
漕ぎ方がど素人から素人位にはなれたという事でしょうか?(笑)
あの頃は一体何に苦労していたのだろうと懐かしい気持ちの中・・・・、
本日の決戦の地、道の駅瀬戸しなのに到着です。
・・・・にわかに緊張してきました。
ビビって怯む、アヒルノヒカリ・・・・。
コロナで有名になった妖怪アマエビの像です、雰囲気的にはいけそうですね。
店内にはここも沢山の素敵な焼き物・・・・そして招き猫、良いですね〜。
中央の特設売り場には沢山の招き猫をバックに将棋をしている大きな招き猫がいました。
これは良いですね〜。
が、そこには・・・・。
「店内撮影禁止」
・・・・ぐぬぬぬ。
もしかしたら特設売り場だけだったのかもしれません。
ですが買ってから聞く、これはどうしても譲れません。
惨敗か?
いや、アヒルノヒカリは・・・・決して屈さぬ!
最終決戦、名鉄尾張瀬戸駅前
戻ってきました。
駅前にあった焼き物屋さんに賭けるしかない!(笑)
撮影許可を貰えるまで招き猫を買い続ける気は流石にありません、罰ゲームかな?
神仏照覧、チャンスは一度きりです。
お店に近づくと、なんと一店舗を除いて定休日でした。(笑)
藁にもすがる気持ちでお休みの店先でパシャ、招き猫の写真が取りたいんだよぉぉぉ。(笑)
一店舗のみとは神仏の思し召しか?
いざ、征かん!
綺麗な店内にはこれまた綺麗な焼き物の数々、そして笑顔のおじさんが迎えてくれました。
きっと、御店主でしょう。
素敵な湯飲み、急須、土鍋・・・・しかし招き猫がいない。
と、「何をお探しですか?」
「招き猫を・・・・。」(ガクブル)
案内されたのはカウンターの前でした。
そして・・・・。
撮影許可、頂きました〜〜〜っっ。(歓喜)
女性陶芸家さんの作品なのだそうです。
仕切が高いとかそんなことは全くなく、笑顔で快諾頂きました。
いや〜、良かった。
ありがとうございました。
定休日の他店舗さんもきっと快諾してくれるでしょう。
暖かい人情味あふれる素敵な旅の終わりとなりました。
メデタシ、メデタシ。
本日ワタクシが手に入れた招き猫
さて本日ワタクシが手に入れた招き猫は・・・・。
このシブカッコカワイイ招き猫です。
今回はかなり迷いました、置いてある招き猫全部良かったです。
ロードバイクで来たという事でとても丁寧に包装して頂きました。
御店主さんと少しお話ししましたが、やはりコロナの影響で客足が減り閉めているお店も多くあるそうです。
具体的にワタクシに何か出来るという訳ではありませんが、皆で協力してなんとしてもこの苦難の時を乗り越えていきたいですね。
皆さんは招き猫、好きですか?