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マラソン フィールドウォッチ ジェネラルパーパス

マラソン フィールドウォッチ ジェネラルパーパス

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

マラソンのフィールドウォッチ、ジェネラルパーパスを買っちゃいました!(嬉)

 

マラソンウォッチカンパニー

カナダの時計会社です。

とても特殊な時計会社でして、売り上げの9割は各国軍隊ほか政府機関との契約という会社です。

他会社の所謂ミリタリーウォッチは過去の軍用品の現代復刻やオマージュなど言ってしまえばミリタリー風なのに対し、マラソンのラインナップは全て今現在軍人やレンジャー、レスキューなどがその腕に巻いて任務に当たっている時計そのものなのです!

夏ごろからでしょうか、ワタクシ山歩きやロードバイクなどのアウトドアアクティビティで是非ともこのマラソンウォッチを使いたいと思う様になりました・・・・なってしまいました。(苦笑)

マラソンのラインナップはフィールドウォッチ、パイロットウォッチ、そしてダイバーズウォッチの3つ、その3つにさまざまなバリエーションがあります。

自分の想像する使い方に対して全てのモデルが価格やスペックなど一長一短、時々サイトを見てはあーでもないこーでもないとワクワクの想像を楽しんでいました。

そんなワタクシの楽しみに水を差す一文が・・・・。

「11月1日に値上げ」

なん・・・・だと!?

という訳で、10月31日にめでたく購入となりました!(笑)

 

ジェネラルパーパス

どなたかのブログで「ダンボールに包まれて届きました、官給品っぽくて良い!」という様な文章を見つけましたが、今回購入したワタクシのジェネラルパーパスは何やら色々付いてきましたよ。

先ずはマラソンウォッチのカタログ・・・・なかなか読み応えのある良いカタログです、これは嬉しい!

そして正規輸入店「クロノワールド」のクロス。

そしてこれは?

これはマラソン サー・チャレンジコインというもので同サイトで約一万円で売っていました。

・・・・貰っちゃって良いの??(喜)

緩衝材に包まれていた金属製のケース。

普通にカッコいいですねぇ、兵士に支給する時もこのケースに入れて渡すのでしょうか?

スライド式、なんだか小学生の筆箱の様です。(笑)

そして・・・・ジャーン!

さあさあ、早速見て行きましょう!!

ケース径 37.2mm (クラウン含む)

ケース厚 11.7mm

ラグ幅 16mm

重量 35g

防水 3気圧

ケース材質 ファーバーグラス混合樹脂

風防材質 サファイアクリスタル

発光 トリチウム・バイアル発光

スイス製クォーツムーブメント

ブラック、セージグリーン、デザートタンの3色の内、今回購入したのはセージグリーンです。

ケース径が竜頭を含めた表記になっているのは珍しいですね。

使う人達を考えると竜頭が一番壊れやすい部分でもありますし、付け心地もワタクシ達より重要でしょうからこの表記なのかも知れません。

ワタクシの目測では竜頭は1.5mm以上2mm未満、ですからケース系は36mm未満と言ったところでしょう。

数字上もそうですがシンプルで視覚の情報量が少ないからでしょう、第一印象は予想よりはるかに小さい・・・・でした。

そして驚きはこのケース厚!

数字では11.7mmですが、メチャクチャ分厚く見えます。

ケース径とは逆に角取りも無い、ヘアラインもサテンもポリッシュも何も無いこのノッペリとした視覚的情報ゼロの姿は物凄く分厚く見えます。

不思議で面白い時計です。

ケース材質は樹脂・・・・各メディアやブログでは「高級感は無い、安っぽい、これぞ使い捨ての軍用品、まさに官給品」といった言葉を沢山見つける事が出来ますが・・・・。

思っていたよりもずっと良い質感です。

あくまでもワタクシの主観ですが、G SHOCKやルミノックスより高級感があります。

見る人によって印象が変わるのでしょうか、重ねて不思議で面白い時計です。(笑)

サイトの写真では竜頭やベゼルも樹脂製に見えましたが、ここは金属製です。

ガンメタルの様な色合いがカッコいいっ!!

ダイヤル。

ブラックとホワイトの二色のみ、軍用品なので当たり前ですが非常に視認性が高いです。

よく見かける24時間表記、米軍ミルスペックで定められたデザインですね。

そして物騒な放射能マーク!(笑)

ほんの一部夜光塗料のモデルもありますが、マラソンと言えばトリチウムです。

H3がトリチウムを表しているそうですよ。

光を蓄えて光る夜光塗料とは違い、このトリチウムカプセルは日夜問わず常に自家発光しています。

ワタクシの山歩き用ウェアはデザイン的に時計を袖の外ではなく中に撒きます。

そうしますと夜光塗料の場合、光を蓄える事が出来ません。

トリチウム採用はマラソン社だけではありませんが、ワタクシがマラソンを選んだ理由の一つです。

因みに人体には影響の無い濃度なので心配は要りません。

ベルトはファブリックの一本通し、ラグ幅16mmと女性用の小さな時計かと思える細さです。

第一印象は「なんか頼りない・・・・」でした。

ですがベルトもミルスペックを満たしているものなので、細いながらも十分な強度があるのでしょう。

ですが・・・・正直見た目の好みで言えば18mmは欲しかったですね。(笑)

今回はクォーツモデルのジェネラルパーパスですので電池交換が必要です。

裏側にパッキンがある構造で、自分で電池交換が可能です。

スウォッチもこの構造ですね!

これで3気圧防水です。

3気圧防水というとドレスウォッチのイメージが強く、少々不安です。

本当にフィールドウォッチとして使って良いのか??

ですがワタクシの陸上自衛隊時代を思い返しても、映画のように川や海に飛び込むなんて事はありませんでした。

「陸軍の一般部隊は3気圧防水で十分なのだ!」と、この現役の軍用時計が断言している訳ですね!

特殊部隊や海兵隊にはダイバーズが支給されるのでしょう。

因みに3気圧防水は汗や雨はOK、水道の水や入浴はNGです。

 

機械式かクォーツか

マラソンのフィールドウォッチとダイバーズウォッチには機械式とクォーツの二択があります。

パイロットウォッチのナビゲーターにはありません。

恐らく電子機器の塊のようなコックピットに機械式は不向きだからでしょう。

機械式かクォーツか・・・・迷うところです。

利便性を考えるならクォーツ一択なのです。

機械式は振動に弱いのでロードバイクで使うには不向きです。

それから、これ!

クォーツにはコンパスが付けられるのです。

上記のように機械式は磁力、電磁波に弱い・・・・磁気帯して壊れてしまいます。

ロードバイクで時々道を間違えるワタクシ、随分前にこのスントのコンパスを買ってグローブに付けていましたが・・・・。

まあ、これが何かと面倒臭い!

そして見た目もカッコ悪い!!

・・・・とはいえ此方の見た目もなかなかすごいですね。

小さいジェネラルパーパスがコンパスに負けています。(笑)

山歩きでもこのクォーツを使えば全て解決なのですが、ワタクシは機械式を巻いて山を歩きたいのですっ!!

・・・・まあ、焦る事はない。

今シーズンはこのジェネラルパーパスを巻いてたっぷり楽しむとしましょう!(嬉)

リストオン!

とにかく軽くて見やすい、無駄を削ぎ落とした軍隊の官給品。

そして不思議で面白い時計です。

コンパスを付けるとこうなります。

ベルトが細すぎてスカスカですが、腕に巻けば動きません。

ブサイクですが、この位置なら使い勝手は良いでしょう。(笑)

 

タイメックス キャンパーと比較

(タイメックス公式サイトより)

最初はキャンパーを考えていました。

クォーツでコンパスも付けられます。

そして安い!

見た目もマラソンに近いですし、落車すれば時計もダメージを受けるでしょうから安いキャンパーが有力候補でした。

ですがキャンパー×パックマンを買って考えが変わりました。

パックマンですからカラーリングは全く違いますがケースはレギュラーキャンパーと同じですから、ケースの形状を比べて見ましょう。

タイメックス キャンパー

ケース径36mm

ケース厚10.5mm

ラグ幅18mm

3気圧防水

すぐに分かるのはベルトの幅ですね。

2mmでこうも印象が違う訳です。

ケース径36mmのキャンパーに対して目測36mm未満のジェネラルパーパス、ケース自体よりもダイヤルの大きさの違いに目が行きます。

比べるとジェネラルパーパスのダイヤルはかなり小さいですね。

この小さいダイヤルでこの視認性の良さはやはり流石です。

そしてケース厚、同じクォーツモデルです。

キャンパーはミヨタのムーブメントだったはずです。

ムーブメントの大きさはそれほど違わないでしょう、それでいてジェネラルパーパスのこの分厚さっ!

ミルスペックの強度を満たす為に敢えて分厚くしたのでしょう・・・・この力強さっ!!

キャンパーは質感がオモチャですからね・・・・そこがオシャレでもあるのですが、アウトドアアクティビティで使うのは無理です。

そして・・・・お気づきでしょうか?

ジェネラルパーパスのケース厚は11.7mm、キャンパーは10.5mm・・・・。

やはり数字以上に分厚く見えますよね。

本当に不思議で面白い時計です。

 

余談

今回は写真を撮り難かったです。

この時計の風防はサファイアクリスタル・・・・強度は完璧なのですが、他の時計と違って反射防止加工が施されていません。

光の加減でダイヤルの色合いが伝わりにくいと思います、グレーやオリーブに見えますが完全なるブラックです。

それからカメラを構えるワタクシの姿がくっきり風防に映ってしまいます。(笑)

なんとか角度で誤魔化しました。

それからこの時計の名前「ジェネラルパーパス」、アメリカ軍の戦車には「シャーマン」「パーシング」「パットン」「エイブラムス」など功績のあった陸軍将軍の名前が付いています。

ではジェネラルパーパスは?

パーパス将軍のいう人物がいたのかなと調べて見ましたが、これは違う様ですね。

「general purpose」で「汎用」という意味なのだそうです。

あらゆる状況下で使用される汎用性の高い軍用時計、こちらの意味でしょう。

それから気になる値上げですが・・・・ワタクシは2万円を予想していましたが、1万円程度でした。

 

なんでも値上げの世の中です・・・・嫌ですねぇ。

 

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