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モンベル マイティドーム1 インプレ

モンベル マイティドーム1 インプレ

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

今回は長年愛用しているモンベルのテント、マイティドームのインプレッションを書いてみます。

・・・・と言うか購入したのが昔過ぎてインプレ記事を書く事を忘れていました。(笑)

長年愛用などと書くとなんだか凄そうですが、ワタクシの使用環境はロードバイクキャンプ、真冬の低山及び東海自然歩道での野営、そしてオートキャンプ場です。

まあ、その程度の軽いインプレです。

 

マイティドーム1

世界最軽量と優れた防水透湿性、通気性を謳ったモンベルのシングルウォールテントです。

「mighty」とは「強力な」「偉大な」という意味です。

購入したのは多分2019年、同じくモンベルのステラリッジと二者択一で此方を選びました。

利点

・軽量&コンパクト

・結露に強い

・設営簡単

欠点

・値段がとても高い

 

軽量&コンパクト

スマホと一緒にパシャ。

元々ロードバイクでのキャンプを目的に購入しました。

可哀想なチビであるワタクシのバイクには、大型のサドルバックが付けられません。

30リットルのバックパックとフレームバックにキャンプ道具一色を入れるべく、このテントを選びました。

ステラリッジのテント本体はマイティドームと変わりませんが、レインフライが重くてデカいです。

このテントを所有しこれが基準になると、他の殆どのテントがデカくて重いと感じる様になります。

ロードバイクに山歩き、移動が人力ならば「軽量&コンパクト」は強力なアドバンテージとなるでしょう。

 

結露に強い

シングルウォールの欠点の一つが結露ですが、このマイティドームは結露に非常に強いです。

よく一緒にオートキャンプ場に行く友人はコールマンのダブルウォールを使っていますが、結露でベタベタです。

実際触らせてもらいました。

しかし同じ環境で使ったこのシングルウォールのマイティドームには一滴たりとも結露がつきません。

真冬の低山での野営でも、今まで結露がついた事はただの一度もありません。

手で触っても設営時のサラサラのまま・・・・居住性や荷物、撤収時のアドバンテージも大きいですね。

シングルウォールでこの防水透湿性と通気性は驚異的だと言えるでしょう。

 

設営簡単

圧倒的に早くて簡単です。

支柱をスルスル通すだけです。

もの凄く単純な構造で設営のイメージがしやすく、テントを初めて使う初心者でも戸惑う事は無いと思います。

この構造は通している途中で支柱が抜けて中で分裂すると面倒臭い、と紹介している記事を見つけました。

これは確かにその通りですが、慣れが解決します。

使い始めた当初は途中で「あぁぁぁ」となりましたが、現在は一度も抜ける事なくスムーズに設営出来ます。

支柱を入れて建てるだけなら3分程度・・・・早々に設営が終わってしまうので、コールマンを使う友人にはいつも羨ましがられます。(笑)

東海自然歩道での野営では、なかなか良い場所が見つからない事もあります。

ですが設営が簡単で時間も短いので、心のゆとりを持つ事が出来ます。

この構造の欠点はどちらかというとこれですね。

スルスル通すために支柱をこの様に置かなけれなりません。

キャンプ場では荷物や・・・・特に人がいないか注意しなければなりません。

野営時では折角コンパクトなテントなのに、設営の為にテント以上に広いスペースを探さなければなりません。

 

その他の利点、特徴

外見から想像するよりは広いです。

ワタクシはチビですが肩幅はある方です。

そのワタクシが寝転んでも横にそこそこスペースが出来ます。

このスペースに荷物が置けます、靴も置けます。

ですからシングルウォールなので前室はありませんが、不自由を感じた事はありません。

前室が無いので、ほんの少し開けるだけで外を観察する事が出来ます。

東海自然歩道では夜間ここから鹿を見付けました。

完全に開ければ立つ事も出来ます。

人気が無ければ着替えも簡単に出来ます。

ダブルウォールでも出来るかもしれませんが、全てがワンタッチでこなせるのは楽です。

テントは基本狭くて動きにくいので、ワンタッチは利点と言えるでしょう。

またマイティドームは積雪地でも使えるとの事です。

使った事が無いので使い心地は分かりません、流石に結露で少しは濡れるのでしょうか?

ダブルウォールのステラリッジは積雪用のスノーフライを使う必要があるのに対して、シングルウォールのマイティドームがノンオプションでいけると言うのは凄いと思います。

 

価格がとても高い

さて欠点です。

それは・・・・値段が高い!!

強烈な欠点です。

同じモンベルの山岳用テント、ステラリッジ+レインフライの約2倍。

オートキャンプ場で使う同じサイズのレジャーテントからしたら10倍近い価格です。

これは正直キツイですよね・・・・。

あえてもう一つ欠点を挙げるならば、オートキャンプ場で使うと味気無いです。

周りには凝った作りのテント、洒落たテント・・・・それらに比べるとロマンが足りません。(笑)

 

オプション

グラウンドシートは必須です。

高価なテントですから、同時購入すべきです。

オプショナルロフト。

ロマンはありますが、残念ながらここに物を載せる事は殆どありません。

上記の様に荷物を置くスペースは十分あるからです。

付けると圧迫感がありますし、オートキャンプ場へ行く時は使いません。

ロードバイクや山歩きの際は、ここに汗で湿った衣服を掛けます。

服を掛けるだけならパラコードなどで代用出来そうですね。

はっきり言って見た目程の便利さはありません。

(モンベル公式サイトより)

オプショナルキャノピー。

面白いとは思います、ロマンもあります。

ですが軽量&コンパクトや設営簡単の利点を捨ててまでは・・・・ワタクシには不要です。

 

まとめ

世界最軽量と優れた防水透湿性、通気性の謳い文句に偽り無し。

価格分の・・・・いや価格以上のスペックを備えた、極めて優れたシングルウォールテントです。

ですがオーバースペックとも言えますね。

価格含め、万人向けのテントとはとても言えません。

ですから残念ながらお勧めかというと・・・・。(笑)

このテントの利点、特に軽量&コンパクトにどれだけニーズがあるかだと思います。

ワタクシの場合は軽量&コンパクトが切実な最重要事項でした。

自転車やバイクなど持っていける荷物に制約があるキャンプを計画している方は、このテントを候補に加えて良いでしょう。

そして、その手のキャンプなら購入しても後悔することは無いと思います。

気合いを入れてボーナスをドーンとぶち込み購入しましたがそれは6年以上前の話、出費は今となっては思い出です。

確かに高価なテントですが・・・・ローン返済で今も生活が苦しいなどという類の買い物ではないのです。

良いテントを買えば買い換える事はもう無いでしょうから、そういう意味でもこのテントを選ぶ価値は十分あると思います。

おそらく他社が同スペックのテントを作ったら、もっと高くなるだろうと予想します。

一度も後悔した事はありませんし、不便を感じた事もありません。

今後オートキャンプ場用のロマンテントを購入する可能性は・・・・あります。(笑)

ですがこのモンベル マイティドームを使わなくなる事はありません。

末長く使って価格分をペイします。

・・・・何ならもう十分ペイ出来ているとさえ思っている、お気に入りのテントです。

 

皆さんは、どんなテントをお使いですか?

 

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