蛇を祀る龍神社 名古屋市大秋龍神社
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
一年遅れで始まった龍神巡り・・・・ですが、本日は蛇を祀った神社です。
大秋八幡神社
本日やって来たのは大秋八幡神社です。
先に断っておかねばなりません。
蛇が祀られているのは参拝して知った次第でございます。
蛇の神格化が龍ですから・・・・龍神社を巡ればいつか今年に相応しい参拝になるのではないか、と思っていました。
今年も終わりに近づいて来ましたが、遂にこの時が来ました。(笑)
大きく立派な旗ですね。
鳥居も立派です。
大秋龍神社に直接続く入り口もありますが、鳥居を潜って先ずは八幡神社を参拝しましょう。
手水社は閉じられています。
百度石、発見!
明るい雰囲気ですね。
八幡神社の本殿。
神社の明るい雰囲気もあるでしょうが、何だか愛嬌がある狛犬ですね。
早く戦争が終わりますように・・・・。
本殿左奥。
力石、発見!
これは井戸の跡でしょうか?
護国社があります、いつまでも平和な国でありますように・・・・。
その隣・・・・。
右から天道社、加佐登社、そしてお社ではない役行者です。
お社もあまり見かけない名前で・・・・珍しいものを見られました。(嬉)
紅白幕が綺麗ですね、近々お祭りでもあるのでしょうか?
続いて本殿右側へ・・・・。
目的の大秋龍神社です。
お社の両横に・・・・。
ここで蛇が祀られている事を知りました。
驚き喜ぶワタクシの顔をご想像下さい。(笑)
お社の後ろにはまるで龍の様な立派な巨木。
この神社はとにかく明るい雰囲気でして・・・・。
何だか庭みたいなんですよねぇ。
花にとまるクマバチ。
猫がいます。
じっとしているので何事かと思ったら・・・・トイレ中でした。(笑)
トイレ終了後、興味ありそうにじっとこちらを見ていたので遊んでくれるかと思いきや・・・・。
ワタクシの真横を大きなスズメバチがブンブンしています、残念ながら退散です。
坂東武士が奉ずる八幡神社ですが、何だかのどかで明るくて・・・・境内に畑があってもおかしくない雰囲気です。
不意にガーデニング神社という訳の分からない言葉が脳裏に浮かびました。(笑)
ありがとうございました。
帰宅後調べました。
八幡神社の祭神は勿論応神天皇、創建年は不明の様ですね。
この大秋八幡神社は熱田神宮と深い縁がある様です。
そして境内社の加佐登社・・・・やはり名古屋では珍しいとの事で三重県鈴鹿市に加佐登神社があるそうです。
この神社には日本武尊の笠と杖を祀っているそうです。
熱田神宮初め名古屋や周辺には日本武尊関連の神社や古墳が多くあります。
この神社ももしかしたら日本武尊に縁があるかもしれませんね。
さて、龍神社です。
ずっと興味があった蛇と龍の関係を今回調べてみました。
蛇の神格化が龍と書きましたが、どうやら正しくない様です。
色々な話や表現が出てきます。
蛇は龍の原型、龍の化身、水龍の使い、インドの蛇神ナーガが中国の龍神信仰と習合して龍王になり日本の蛇信仰に影響を与えた等々。
どうも日本では中国の龍神信仰が入ってくる前から蛇信仰があった様です。
夜刀神という龍ではなく蛇の神もいるそうです。
そういった蛇信仰に中国の龍神信仰が習合し、多数の地域神が生まれたとの事です。
海千山千という四字熟語も、海に千年山に千年住み着いた蛇が龍になるという言い言い伝えから生まれたそうですね。
蛇が成長して龍になるというこの考えは、日本の蛇信仰と中国の龍神信仰の習合の結果生まれた日本独自のものだそうです。
まあ、とにかく色々な話が出てきます。
多すぎてごっちゃになったり間違った表現もあるかも知れません、興味は尽きませんが今回は程々に・・・・。
蛇と龍について知るきっかけになった、明るいガーデニング神社でした。(笑)
なお、この神社周辺は実に興味深い町並みです。
大秋八幡神社のすぐ横に・・・・地蔵が掘られている訳でも無い意味深な石。
このカオスな交差点。
周辺には他にも多くの神社がある様ですから、別に機会に是非とも参拝したいです。
皆さんの町にはどんな龍神社がありますか?