気ままなロードバイク旅

「ロードバイク初心者100km走破」失敗体験からコツをアドバイス

「ロードバイク初心者100km走破」失敗体験からコツをアドバイス

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

暖かくなってきました、ロードバイクの季節です!

 

ロードバイク100kmチャレンジ

ロードバイク初心者の登竜門、100km走破!

最初のチャレンジ目標になるでしょう、ワタクシもそうでした。

タイトルに失敗体験と書きましたが、100km走破自体は失敗していません。

そんなに身構える必要はありません、大丈夫です!

アドバイスというと烏滸がましいですが、道中の失敗体験を元に記事を書いてみる事にしました。

・自身初100km越えチタイチ

・愛知県名古屋市→福井県敦賀市

・愛知県名古屋市→滋賀県ビワイチ未遂

・初100km挑戦の友人とチタイチ

この4つのサイクリングからの体験談です。

以降細々と記載しますが、先に結論から言うと初100km走破最大の敵は「ハンガーノック」だと思います。

 

持ち物

段取りが最も重要です。

・パンク修理一式

・携行食

・輪行袋

この三つは絶対必要です。

特に念を推したいのが輪行袋です。

ワタクシの初輪行は「愛知県名古屋市→福井県敦賀市」、予定外の緊急脱出手段でした。

若狭湾でのキャンプを予定して一式担いでのサイクリング、やっとの思いで到着した敦賀市・・・・キャンプ場の受付時間を過ぎていて詰みました。

「愛知県名古屋市→滋賀県ビワイチ未遂」、此方も湖畔キャンプの予定が強烈な向かい風にやられ受付時間に間に合わないと判断、輪行で帰りました。

「初100km越えの友人とチタイチ」では初挑戦の友人が輪行袋を持って来ていなかった事にギョッとしました。

気持ちは分かります。

「自身初100km越えチタイチ」時は持っていませんでした、バカめ!

輪行未経験だから自信が無くやりたくない→だから持って行かない。

初輪行時も、正直輪行なんて全く想定していませんでした。

キャンプ用品と一緒に気分でポチッと購入し、ただそれっぽいという理由でバックパックに入れただけ・・・・一度も練習していませんでした。

あの日の敦賀市・・・・あの時輪行袋を持っていなかったら・・・・今でもゾッとします。

練習しようとまでは言えません、正直面倒臭いですからね。

切羽詰まれば説明書を見てなんとか出来ます。

パンク修理一式や携行食は持っているけど輪行袋は持っていない、という初心者は多いのではないでしょうか。

とにかく輪行袋は絶対に持って行って下さい。

緊急時に詰みます。

 

コース設定

ドライブ等で見知ったコースや情報豊富な有名コースが良いでしょう。

「愛知県名古屋市→福井県敦賀市」、高校生の夏休みに悪友達とママチャリで制覇しました。

だから楽勝とたかを括っていましたが・・・・とんでもない!!

琵琶湖以北はアップダウンの繰り返し、道幅が狭い上に大型車が絶え間なく高速で突っ走っています。

長いトンネルも多くこれまた大型車が・・・・精神力がゴリゴリ削られました。

高校生の頃はそれが怖い事だと知らなかったのでしょう・・・・知らないって怖いな。

ロードバイク歴2年目で二度目か三度目の100km越え・・・・こんなキャリアで走るコースではありませんでしたね。

情報豊富で安心安全なコース設定は重要です。

 

季節と天候

向かい風の話です。

「自身初100km越えチタイチ」は秋・・・・死にかけました。

地域にもよりますが、秋冬の海沿いコースは避けた方が良いでしょう。

「愛知県名古屋市→滋賀県ビワイチ未遂」は台風で何度か延期の末に台風明けに決行・・・・。

関ヶ原は完全に風の通り道と化しダウンヒルでもペダリングしなければ進まず、平地でもフロントインナーギアを使わなければ進まず・・・・琵琶湖では強烈な横風で遮るものは何も無し、四苦八苦でした。

「行きたい」という気持ちによる天候のミスリードでした。

天気予報等の情報収集をして、いざという時は中止しましょう。

 

ペダリング

ロードバイク歴が浅いとママチャリの習慣が残っています。

重めのギアをグイグイ漕いでスピードを上げるペダリングです。

これが知らず知らずのうちに体力や脚力を削ります。

日頃から筋トレやランニングをしていて足に自信があったとしても、自転車はまた別の運動です。

脚力を過信しない方が良いでしょう。

ロードバイクはペダルの回転数で増減速した方が効率が良いそうです。

横着せずに平地でも小まめにシフトチェンジしましょう。

低いヒルクライムでも無理をせずフロントインナーギアを使いましょう。

初挑戦という事もあり気持ちが昂ってオーバーペースになる事もあるでしょう、ワタクシにも覚えがあります。

荒いペダリングでのオーバーペースは想像よりも遥かに消耗が激しいのです。

丁寧なペダリングは100km越えの鍵であり、今後のレベルアップに繋がります。

 

ハンガーノック

最大の敵はハンガーノックと書きました。

上記の細かいミスがここに繋がり、症状が出てしまうと大変です。

ワタクシが軽いハンガーノックを経験したのは「愛知県名古屋市→福井県敦賀市」でした。

筋肉が攣り速度も10km/h前後しか出せなくなりました。

琵琶湖以北の道中にはコンビニが殆ど無く、そしてワタクシはコンビニ頼りでロクな携行食を持っていなかった・・・・。

それでも進めたのはまだ軽い症状だったからでしょう。

当時は体力不足だと思っていましたが、今振り返れば・・・・あれはハンガーノック!

道路状況やコンビニの有無の情報が無い、コース設定のミスでした。

オーバーペースだった記憶もあります。

ペダリングは覚えていませんが・・・・ロードバイク歴2年目、下手くそだった事でしょう。

「覚えていない」=「意識してシフトチェンジしていない」なので荒いペダリングでのオーバーペースだったのでしょう。

進まなければ帰れない・・・・地獄でしたねぇ。(笑)

「初100km越えの友人とチタイチ」では友人がハンガーノックになったのを目の当たりにしました。

道中のなんでもない坂で「筋肉が痙攣する」「漕げない」と友人が言った時は「あぁ・・・・」と思いました。

そして初挑戦の友人も携行食を持っていませんでしたので、ワタクシのウィダーを飲んでもらってコンビニで休養をとりました。

体力の無さを嘆く友人、そんなことはないよ・・・・あの時の自分を見ている様でした。

坂がキツいと言っていたのでフロントインナーギアを使うよう進言しましたが、「軽過ぎて漕ぎにくい」と却下されてしまいました・・・・重めのギアでグイグイやっていたのでしょう。

ワタクシも友人も体力には自信がある方でした。

ロードバイク歴が浅いと筋トレやランニングとは違う運動だという事が頭では解っていても、心の何処かで余裕だと思ってしまうんですよね・・・・。

ママチャリのペダリングの習慣も残っていたのだと思われます。

強烈な向かい風も最後はここに行き着くでしょう。

目に見えない最大の敵、体力の無さと勘違いしてしまう凶悪な敵、それがハンガーノックです。

 

熱中症

夏に100km走破チャレンジを行うならこれにも注意ですね。

医学的知識に乏しいワタクシですが、だからこそ常に先手を取ります。

ほんの僅かの軽い頭痛らしきものを感じたら即座にコンビニにピットインです。

人間はストレスから逃れる為に本能で「大丈夫大丈夫」と深刻に思わない様に出来ているそうです。

・・・・これが危ない。

ハンガーノックもそうですが、ロードバイク歴が長くなると習慣で先手を打てます。

初チャレンジは非日常行為ですから習慣はありません。

僅かな違和感には先手を取る、「大丈夫」は信じない、と意識して予め決めておくと良いでしょう。

 

まとめ

・情報豊富なコースを選択

・パンク修理セット、輪行袋、携行食を必ず持参

・オーバーペース注意、奨励は20〜25km/h

・小まめなシフトチェンジ、軽快なペダリング、常に丁寧を意識

・体調不良を見過ごさず先手対応

 

フラットハンドル

これはおまけです。(笑)

ワタクシの愛車はジオスのアンピーオティアグラ、ロードバイクのフレームにフラットハンドルが付いたフラットバーロードです。

購入一年未満でドロップハンドルに換装しましたが、「自身初100km越えチタイチ」はフラットハンドルで挑みました。

クロスバイクで初100km走破を目指す冒険者もいらっしゃるかも知れません。

フラットハンドルで挑むなら脱重を徹底してください。

衝撃をもろに受けるフラットハンドルだと腕が痛くなります。

手が・・・・ではなく腕が痛くなります。(笑)

耐え難い痛みですよ、気を付けて下さいね。(笑笑)

 

それでは良いサイクリングを!

 

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