ロードバイク関連

ロードバイクの価格高騰が恐ろしい

ロードバイクの価格高騰が恐ろしい

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

前回、ワタクシの日常生活内での物価高騰について脳天気にボヤきました。

明るい話題ではありませんが、今回はロードバイクの価格高騰について書いてみようと思います。

 

コルナゴV3ニューモデル

書こうと思ったきっかけは何気に閲覧したコルナゴの公式サイトです。

コルナゴV3はワタクシのロードバイク乗り換え計画の大本命にして圧倒的な購入候補筆頭モデルなのです。

(コルナゴ公式サイトより)

2022のニューモデルとしてカラーもチェンジしていました。

ブルー、ブラック、ホワイトの3カラー展開・・・・あぁ、どれもカッコいいのです。

が・・・・。

・・・・。

・・・・おい、マジか!?

価格が中々凄いことにっ!!

アルテグラDi2 792000円

スラムRIVAL AXS 704000円

105Di2 649000円

ぎゃぁぁぁぁっ!!!

確か前モデル、新型更新前の105完成車は30万円台だったはずです。

この数字を見ると自分の記憶違いを疑ってしまいます。

ですが、新型更新前のアルテグラワイヤー式モデルの価格はしっかりと記録に残っています。

チビから見た2021年ロードバイク 50〜30万円

アルテグラワイヤー式 450000円

2021年2月に書いた記事ですので、これは2020年モデルだと思われます。

2020年に79万円出せば、もしかしたら上位モデルのV3-RSが買えたのではないでしょうか?

V3-RSはツール・ド・フランス等で世界トップのプロが駆るモデルです。

恐ろしい・・・・。

それと、今モデルからラインナップ入りしたスラム完成車にも興味が湧きますね。

アルテグラで79万円ですから価格的にデュラエース完成車を出す事が出来ず、また現行のティアグラ10速の完成車も流石に出せないでしょう。

それでスラムがラインナップ入りしたのではないでしょうか?

それにしてもたったの2年です、たった2年でこの価格高騰はとんでもない!

ですが、ロードバイクの価格高騰は決して物価上昇だけが原因ではありません。

背景にはテクノロジーの急速(ものすごく急速!)な進化があります。

 

ディスクブレーキ化

ワタクシがロードバイクを購入した時は、まだリムブレーキが主流でした。

ディスクブレーキは試行錯誤の末、やっと規格が定まったという感じでした。

当時ディスクブレーキは制動力、リムブレーキはスピードコントロールが優れているという記事を多く目にしましたが・・・・。

あれよあれよの内に時代はディスクブレーキ、リムブレーキのロードバイクを製造しないメーカーが増加し・・・・「リムブレーキはスピードコントロールが優れている」など一切言われなくなりました。

業界の電撃的かつ洗脳的な宣伝戦略とは恐ろしいものです。

当然ですがディスクブレーキ搭載のフレームの方が高価です。

しかし、それだけではありません。

ホイールもディスクブレーキ仕様のものの方が高価なのです。

現在リムブレーキ仕様のホイールは市場が縮小、そしてニューモデルに更新されなくなりました。

ワタクシもホイール購入を検討していましたが、気が付けば時代はディスクブレーキ一択状態です。

今リムブレーキホイールを買っても、次回購入する事になるであろうディスクブレーキフレームでは使えませんから諦めました。

思い起こすと、本当に一瞬の出来事でしたよ。

 

デュラエース、アルテグラ、105、Di2仕様のみ化

そして極め付けがコレです。

105までもがDi2のみになるとは多くのライダーにとって、予想外だったのではないでしょうか?

そして最終的に完成車価格が上記のようになった訳ですね。

正直なところ我々買い手側の選択肢が無くなったというのは、なんとも気分が悪い事です。

ですがコンポーネントやブレーキが一択になったのは、何も業界の嫌がらせという訳ではないでしょう。

生産ラインを一つに絞れば、価格を抑える事が出来るのだと思われます。

 

ワタクシの計画は赤信号、白紙撤回です

894に戻そう遣唐使・・・・来年にはと思っていましたが、一旦中止です。

中止したからといって問題が解決する訳ではない・・・・いや時間は恐らく味方してはくれないでしょう。

コロナのおかげで更新のタイミングを完全に失してしまいました。

このままでは更新を諦め、九七式中戦車を酷使し続けた旧日本陸軍になってしまいます。(笑)

まあこれ以上ワタクシ自身の愚痴をここでぐちぐち書いたりはしません、はっきり言って心配なのです。

年間多数のレースに参加するヘビーなライダーはそれでも追従するでしょうが、ワタクシのようなライトなライダーが果たしてこの流れに追従出来るのかどうか・・・・。

そして何より最近ロードバイクに興味が出てきましたという方々が、果たしてこの世界に入ってきてくれるのかどうか・・・・。

テクノロジーの進化を否定するつもりは全くありません。

ですが、このような電撃的な価格高騰はロードバイク人口減少に繋がってしまうのではないでしょうか?

そして人口が減って宣伝効果が薄れれば、グランツール等のレースに出資するスポンサー企業も減ってしまう事でしょう。

そうなれば更に人気が落ちる・・・・衰退の悪循環です。

今後のロードバイク業界に注目ですね。

本気でこの価格帯のバイクをミドルクラスとして売り出していくのでしょうか?

来年辺りにティアグラが11速化して今までの105の立ち位置に収まり、この価格のギャップを埋める・・・・とか?

ですが、今まで105搭載車に乗っていたライダーには気持ちの上での抵抗があることでしょう。

 

どうなるのでしょうねぇ?

 

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