オールテック OWL-LPB6701LA-KH
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
ランタンを買いました!(嬉)
今回購入したランタンは、オールテックのOWL-LPB6701LA-KHです。
前回の記事で・・・・。
「地味である。」「スペックの割に高いのでは?」と評したランタンです。(焦)
それでは、第一印象がイマイチだったこのランタンを選んだ理由とランタンそのものを紹介していきたいと思います。
よろしくお願い致します。
最終候補のランタン
早い段階で一騎打ち・・・・。
(オールテック公式サイトより)
OWL-LPB6701LA-KH
(モンベル公式サイトより)
パワーバンクランタン
この二者択一となりました。
(ワック公式サイトより)
LEDランタン2
こちらも検討していましたが、この製品がワタクシにあるとこを気づかせてくれました。
ランタンらしからぬこの見た目、オーバースペックとハイコスト・・・・面白い!
買ってもいいかなぁ、と思っていました。
オーバースペックもハイコストも買ってしまえば、勝手に自己肯定することでしょう。
・・・・ん?
ランタン・・・・らしからぬ??
・・・・。
根本的な話ですが、LEDランタンってランタンなんですかねぇ。
古い歴史を持つオイルランタンやその系列のガスランタンと、何か技術的な共通点ってあるのでしょうか?
いや、共通点は用途のみ・・・・。
LEDランタンはアウトドア用品ではない
ランタンという名称で勝手に思い込んでいましたが・・・・LEDランタンは結局のところオイルランタンではなく懐中電灯の進化系列ですよね?
LEDランタンはアウトドア用品ではなく、電化製品なのでは?
そしてモバイルバッテリーランタンはアウトドア用品ではなく、電子機器なのでは?
アウトドア用品ではなく電子機器として見ると、OWL-LPB6701LA-KHがスペックに比べて値段が高いのではなく、他候補のランタンがスペックに比べて激安なのです。
オールテックという会社を調べてみましたが創業は平成4年、アウトドアメーカーではなくPCやスマホの周辺機器やカー用品、電子機器の企画製造メーカーでした。
商品名がR2D2とかC3POみたいな識別番号っぽいのも、電子機器メーカーだからなのでしょう。
候補に挙がったアウトドアメーカーのモバイルバッテリーランタンの中身は他社製でしょうが、このメーカーなら恐らく自社製だと思われます。
そうなると、このスペックとこの値段がむしろ基準となるのです。
「地味」と評した外装も一気に好転しました。
レジャーキャンプの流行に乗っかった変なアウトドアメーカーを模して何やらゴチャゴチャと余計なものを付けたりせず、頑丈さのみを考えました的なこのシンプルさ!
チャラさのかけらも無いこのランタンを作ったのは・・・・電子機器メーカー!
開発に携わった社員さんの中にレジャーキャンプには興味がない、本格的な登山をする方が混じっていたのかもしれませんね。
製品のラインナップを見ると災害時の非常用電源などもありますから、あるいはそちら側の思想から生まれたランタンなのかもしれません。
さて、このスペックと価格のバランスに合致する候補は・・・・やはりモンベルでした。
勿論中身は他社製でしょうが、そこは安心と信頼のモンベルという事でしょう。
モンベルのランタンが一年足らずで壊れたなんて、聞いたことがありません。
面白いのはアウトドアメーカーのモンベルの方が防水性能が低い事です。
登山でのランタンなんてテントの中でしか使わんだろという正しくも潔い、割り切った設計思想なのかもしれませんね。
結局電子機器メーカーの自社製モバイルバッテリー搭載(未確認)という事と、何でもかんでもモンベルというのもなぁという理由でオールテックのOWL-LPB6701LA-KHに決めました。
オールテック OWL-LPB6701LA-KH紹介
ズレたり衝撃が加わらないように包装されていましたよ。
ランタン、USBコード、マニュアルが入っています。
箱にはランタン型モバイルバッテリーと書かれています。
モバイルバッテリー機能付きランタンではなく、ランタン機能付きモバイルバッテリーという事・・・・つまり電子機器という事ですよね。
サイズ Φ8.5 高さ6.3cm
重量 約265g
光量 260ルーメン約10時間
充電時間 3.5時間
バッテリー残量表示あり
デバイスに合わせて最適な給電をするSmart IC搭載
Type-Aポート出力2.4A急速充電
6700mAhバッテリー搭載、スマートフォン約2回充電可能
充電中のランタン点灯可能
防水防塵 IP67
PSE認証 あり 日本
カラー3色 カーキ、ブラック、レッド
値段 3980円
後ろにPSE認証が記載されています。
スイッチ、バッテリー残量ランプ、マグネット
充電口、フック
フックはプラスチック製、金属の方が安心なのですが・・・・テント内では極力マグネットを使おうと思います。
反対側に放電口
IP64防水防塵のキャップはなかなか硬く、安心感を持てますよ。
充電口
放電口
充電するデバイスでコードが違うのが、本当に不快ですよね。
スマホを充電する場合はまた新たにコードを買わねばなりません、まったく・・・・。
ですが、これはOWL-LPB6701LA-KHのせいではありませんね。(笑)
このランタンは電球色、昼白色、昼光色、そしてそれぞれに260ルーメン、130ルーメン、45ルーメンと9パターンの光色と光量の組み合わせを選ぶ事が出来ます。
昼白色、45ルーメン
昼白色、130ルーメン
昼白色、260ルーメン
昼光色、45ルーメン
電球色、45ルーメン
ボタン一つで操作します。
うーん、写真だと違いが良く分かりませんので、9パターン全ての写真は控えます。
実際は結構違いがあります・・・・まあ、鈍感なワタクシが9パターンも使いこなせるとは思えませんがね。(笑)
質実剛健、そして無骨という言葉がピッタリなOWL-LPB6701LA-KH。
設計思想はこのままで見た目だけもう少しオシャレにしても良かったよね・・・・などとうっかり口を滑らすと、このランタンに睨まれそうです。(笑)
三色展開ですが、ワタクシが思うにカーキしか似合いません。
質感も良く、見た感じ触った感じ非常に頑丈そうで全力で壁にぶつけない限り壊れそうにありません。(笑)
・・・・というか壊れそうなものも付いていません。(笑)
あえて言うなら、やはりプラスチック製のフックですかねぇ。
ただ噛ませてあるだけではなく、すっぽ抜けない作りになっています。
丁寧な作りでそれ自体は良いのですが、もし折れたら分解しないと交換出来ません。
本当にランタン選びでこれほど楽しめるとは思っていませんでした。
某モバイルバッテリーランタンの口コミに「保証期間内に壊れたのですが、新品に交換してくれました。」と紹介がありました。
アフターサービスがしっかりしている事はとても素晴らしい事です。
ですが・・・・保証期間とはメーカーが「壊れません!」と公言している期間ですから、その間に壊れるというのはやはり問題でしょう。
どんなに外装が堅牢であっても、どんなにユニークで便利な機能が付いていても、そしてどんなにコストパフォーマンスが高かろうと、中身のモバイルバッテリーが壊れてはどうにもなりません。
という訳でLEDモバイルバッテリーランタンをアウトドア用品ではなく電子機器と捉えるならば・・・・というお話でした。
長く使ってみないと分かりませんが、印象的には長く使えそうですよ。
皆さんは、どんなランタンをお持ちですか?