ふらっとミニベロ紀行

桜巡りとお寺巡り 名古屋市覚王山

桜巡りとお寺巡り 名古屋市覚王山

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

早いものでもう四月、今年も桜の季節となりました。

去年の今頃、コロナの影響を考慮して桜の名所を訪れるのを控えました。

「来年は行けると良いな〜。」と思ったものですが、残念ながら今年もこの状況です。

寧ろ感染者数だけで見ると今年の方が多いようですね。

しかもジワジワ増えている・・・・。

ウクライナで戦争が起こりコロナ関連はトップニュースではなくなりました。

行政も感染者数が減っていないのに蔓延防止云々を解除しました。

ワタクシ、世の中の弛みを心配しています。

とは言えコロナウィルスの毒素が段々弱くなって来ているという事ですから、もしかしたらこのままインフルエンザ的立ち位置になっていくのかもしれませんね。

 

桜をもとめて・・・・日泰寺舎利殿

残念ではありますが、今年も桜の名所を訪れる事を控えます。

実は去年の今頃に、付近を通って目星を付けていた桜がありまして・・・・本日はそこへ行こうと思います。

その場所とは名古屋市覚王山、ワタクシがミニベロでよく訪れる場所です。

空には飛行機雲、今日も良い天気です。

本日ワタクシが桜を見に来たのはここ、日泰寺舎利殿です。

大通りから見えるこの桜を去年見て、改めて訪れようと思っていました。

今年も見事に桜が満開です。

早速入って桜を愛でるとしましょう。

失礼致します。

疫病が蔓延しようとも、戦争が起きようとも・・・・桜はその美しい姿でもって春の訪れをワタクシ達に知らせてくれます。

そして・・・・また来年も知らせてくれる事でしょう。

今年も一年頑張って・・・・来年の桜の季節はもっと良い世の中になっていると良いですね。

来年こそは、水で手を清められる世の中になりますように・・・・。

脚が象というのが神社にはない造りで、とても新鮮ですね。

そしてお寺というとやっぱり・・・・ワタクシお地蔵様が好きです。

これは・・・・如何いった意味があるのでしょうか?

泰國國王?泰國皇太子??

なるほど、日泰寺の泰はタイから来ている様です。

タイ王室の記念碑と桜の木、友好関係が感じられて素晴らしい景色だと思います。

ここから何時ぞやに訪れた給水塔が見えます。

謎の塔攻略作戦 名古屋市覚王山

2022年現在も周りは工事中で近づく事は出来ません。

反対側にも記念碑・・・・うーむ、何と読むのでしょうか、

帰宅後調べたところ、覚王山日泰寺は超宗派の寺院でタイ王国から寄贈された真舎利(釈迦の遺骨)を安置するために創建されたそうです。

寄贈して下さったのは時のタイ国王ラーマ5世・・・・記念碑にはおそらくラーマ五世の名前を漢字表記したものが刻まれているのではないでしょうか?

羅雨=ラーマ、如何でしょう?

「覚王」とは釈迦の別名、そしてやはり「日泰」とは日本とタイ王国を表しているとの事です。

覚王山という地名にそんな意味があったのですね・・・・桜を見に来ただけなのですが、とても良い勉強になりました。

そしてこの日泰寺舎利殿には、寄贈された真舎利を安置する奉安塔があります。

大正7年にガンダーラ様式を模して設計されたそうです。

奉安塔は残念ながら非公開です。

印度菩薩樹と書かれています。

奥に塔が少しだけ見えますね。

壁沿いに奥へ行って・・・・良いんですよね?

奉安塔の先を少しだけ見ることが出来ました。

三段の基壇の上に鐘を伏せた形の塔身が乗るユニークな塔なのだそうです。

そしてこの塔には真舎利を取り出す扉などが無く、設計図も消失してしまっているそうです。

その為塔の何処に真舎利が格納されているのか不明で、取り出すには塔を破壊するしかないとの事ですよ。

ありがとうどざいました。

因みに給水塔を目指した時に見つけた放生池の石碑はこのお寺のものです。

当時この石碑は横断歩道のあちら側にありました・・・・。

そしてあちら側は放生池の跡だったのか、空き地になっていました・・・・。

これ以上は何も言いませんが・・・・ね。(苦)

 

桜をもとめて・・・・西蓮寺

日泰寺舎利殿の桜を見て帰る予定だったのですが、ふと周りを見ると桜とお寺らしき屋根が沢山見えます。

寄らない手はない・・・・無計画な桜とお寺巡りの始まりです。(笑)

此方の桜も綺麗ですね〜。

そして桜に導かれて辿り着いた先には・・・・。

お地蔵様と池・・・・これは良い!

!?

愚痴聞き地蔵!?(笑)

辿り着いたのは西蓮寺という小さなお寺です。

とても綺麗なお寺です、早速入ってみましょう。

お地蔵様と・・・・隣には花?

先程の愚痴聞き地蔵の隣にもありました。

拡大写真を撮ればよかったですね、ゴジラVSビオランテのビオランテ第一形態のような見た目です。

って・・・・知りませんよね。(笑)

ゴホン、失礼致しました。

此方には水がありました・・・・あぁ、陽の光が当たって綺麗です。

「ひめ池 西蓮寺」と書かれています。

帰宅後調べたところ、この辺りの地名が姫池というそうです。

木造の美しい本堂ですね。

調べてもあまり情報が出てこない小さなお寺ですので、今日は訪れることが出来て良かったです。

ありがとうございました。

 

桜をもとめて・・・・台観寺

西蓮寺の横には奥へと続く狭い上り坂、これは・・・・何かあるな。(喜)

遠くから小高いこの辺りに大きなお寺と桜の木が見えていたので、そちらに繋がっていると思われます。

五百らかん道・・・・勿論突撃です!!

坂道の途中には・・・・これまた小さなお寺があります。

えーっと、最初の文字が読めません。

帰宅後調べたところ、此方のお寺は円明山台観寺だそうです。

読めない漢字って、なんだか物凄くかっこよく見えますね。(笑)

因みにこの細い坂道の先は関係者以外立ち入り禁止となっていました。

うわーっ、この門・・・・素晴らしいです。

いやー、これは凄い。

お寺巡り・・・・ハマりそうです!!(笑)

門に「弘法大師御自作 大黒天」と書かれてあります。

がしかし、調べたところこのお寺は天台宗のお寺なのだそうです。

学校の歴史の授業で天台宗は最澄、真言宗は空海と習いましたが・・・・おや?

此方もとても綺麗なお寺です。

此方の大黒堂には武靖大黒天が祀ってあるそうです。

甲冑に身を固め右手に知恵袋、左手に宝棒を持った珍しい物なのだそうですよ。

天台宗のお寺に空海の名前・・・・という謎を解こうと大黒天を調べてみたところ、密教を通じて日本に伝来した大黒天を天台宗、真言宗共に信仰していたそうです。

が・・・・そこまでしか分かりません。

最澄が密教を学ぶ為に空海に弟子入りを志願しましたが、お互いの仏教観の違いから物別れに終わっています。

まあ、今日は桜を見に来た訳なので、しのごの言わずに桜を愛でましょう。

満開の桜の花とお地蔵様・・・・最高です!(嬉)

お地蔵様と桜の木の横に細い下り道があります。

この道から先程の西蓮寺を上から見ることが出来ます。

整然と並ぶ瓦が綺麗ですね。

そして建物の造りも興味深いです。

細い道の先は・・・・。

此方は何でしょうか?

無知なワタクシ、アヒルノヒカリにはバス停に見えてしまいます・・・・失礼致しました。

なるほど、此方からも入れる様になっている訳ですね。

ありがとうございました。

 

桜をもとめて・・・・尋盛寺

そして、新たなお寺と・・・・、

新たな桜の登場です!

日陰で上手く撮れていませんが、綺麗な桜でしたよ。

写真には綺麗に写りませんが、日の当たっていない桜の色も好きです。

お地蔵様と・・・・廃屋?

何と廃屋の正体はパン屋!?

小高い丘の上そして周りは、写らないよう撮影していますが丘一面墓地です・・・・この場所にパン屋!?(笑)

ということはここは私有地で、買えばまあ・・・・ここに住めるという事ですよね?(笑笑)

登った先の尋盛寺の門は修理中です。

そして門が閉ざされていて入ることが出来ません。

此方も綺麗なお寺ですね。

入れないのは残念ですがお寺は観光地ではありませんからね、何処もかしこもウェルカムという訳ではありませんよね。

ありがとうどざいました。

 

残念ではありますが今年も桜の名所へはワタクシ、アヒルノヒカリは訪れません。

ですが、桜はやはりいつ何処で見ても綺麗ですね。

そしてお寺巡り・・・・これは楽しいです!

 

皆さんの町の桜の綺麗なお寺はどんな感じですか?

 

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