アヒルノヒカリ、○○へ行く 歴史ドキュメンタリー

関ヶ原古戦場記念館 岐阜県関ヶ原町

関ヶ原古戦場記念館 岐阜県関ヶ原町

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

先日、関ヶ原古戦場記念館に行ってきました。

関ヶ原古戦場記念館は2020年10月21日に開館した新しい博物館です。

10月21日とは関ヶ原の合戦の日です。

流石、拘るな〜!

と感心しましたが、どうやら7月17日オープン予定がったものがコロナの影響で延期になったとのことです。

オープン後もコロナ対策により入場は人数制限があり完全予約制となっています。

 

いざ、関ヶ原古戦場記念館へ

本日は電車で関ヶ原にやって来ました。

ロードバイクで来ても良かったのですが、汗でベタベタしたまま新しい博物館に入るのは少し抵抗がありますので・・・・。

それにしても・・・・。

雨!?

しかも寒い!?

・・・・聞いてないんですけど〜。

駅から徒歩5分程です。

旗が並んでいるので迷う事もありません。

日が差して来ました!

記念館には展望台もある様なので、なんとか回復して欲しいところです。

右手に黒田長政陣跡。

左手に井伊直政・松平忠吉陣跡。

どちらも数日前に訪れたばかりです。

そして正面に関ヶ原古戦場記念館。

スッキリとした精悍な外観ですね。

オープンしたての博物館に入るのは初めて、楽しみです。

 

関ヶ原古戦場記念館一階

1階は観光情報コーナーとグランドビジョン、シアターです。

観光情報コーナーには岐阜各地の観光案内とNHK大河ドラマ「麒麟が来る」の等身大の看板と写真撮影が出来るスペースがありました。

小学生位の子供達が楽しそうに撮影していましたよ。

観光情報コーナーの戦利品です。

興味深い旅先が沢山見つかりそうですね。

エントランスで予約確認後、券売機でチケットを購入します。

一般500円 大学生・高校生300円 中学生以下無料

券売機前のソーシャルディスタンス。

「ここに布陣」!?(笑)

喜んで写真を撮ったのはワタクシだけでした・・・・。

グランドビジョン

当たり前ですが撮影禁止です。

真っ暗な部屋の中央の床がスクリーンなっていまして、その周りに立って観るというスタイルがとても面白かったです。

上映されるのは関ヶ原の合戦のドキュメンタリーです。

関ヶ原の合戦の経過をまるで上空から見ている様で実に良いです。

ただ順番が不幸だとビジョンを逆さまで観ることになってしまいます。

ワタクシは横からでした。

横は大丈夫でしたが、逆さまは観難いのではないかと・・・・。

シアター

小型の映画館の様つくりです。

上映前に「風が吹いたり椅子が揺れます、苦手な方には揺れない椅子にご案内します」・・・・えっ!?

そういうヤツなの!?

こちらでは合戦のドラマが上映されます。

結構迫力がありました!!

登場する武将達がシルエットになっていたのも良かったです。

実写やアニメでは無いのがとても新鮮で、実に硬派なつくりでしたよ。

どちらも8分程度でちょうど良い長さ、一見の価値有りです。

内容は最近流行の三成贔屓でした。

 

関ヶ原古戦場記念館二階

二階は展示室と戦国体験コーナーです。

この博物館のメインですね。

壁もとても良い雰囲気を出しています。

展示室

残念ながらここも撮影禁止です。

各武将が着た鎧兜がその特徴の解説と共に展示してありました。

10領程展示してありましたよ。

実に見応えのある数です。

解説も形の詳しい説明と合わせていつの時代に描かれた絵を元にレプリカされたのか、実際の姿ははっきり判っていないと書かれてあり、この記念館がただのテーマパークでは無く博物館なのだ、と感じさせてくれる勉強になる内容でした。

勿論刀剣も展示されていましたよ。

それから関ヶ原の合戦に至る経緯、合戦の経過、その後等も絵巻物の展示と共に詳しく解説されていました。

実に素晴らしかったです。

ところで皆さんは「世界三大古戦場」というものを聞いた事がありますか?

ナポレオン戦争のワーテルローの会戦、アメリカ南北戦争のゲティスバーグの会戦、そしてこの関ヶ原の合戦を「世界三大古戦場」としてアピールしていこう、といったものです。

ワタクシ、はっきりいつかも覚えていない昔にそんな話を何かで読んだ記憶がありました。

昔からロバートリー将軍は大好きでしたし、ナポレオンといえばあのナポレオン、幾ら何でも関ヶ原が前二つに並んで世界三大だなんて、こんな話はすぐ消えるだろうとその時は思いました。

なんと展示室最後のコーナーにこの世界三大古戦場の紹介とフランス軍、アメリカ北軍の制服が展示されていました。

そしてなんと2016年にはここ関ヶ原でサミットが行われた様です。

結構本気だったんだ・・・・驚きです。

そして日本人として光栄です。

アウステルリッツでは無くワーテルローというのが良いですね。

戦闘内容は間違いなくアウステルリッツの方が魅力的だと思うのですが、ワーテルロー、ゲティスバーグ、関ヶ原、と並べると3つとも長い戦争の勝敗が実質決定した会戦です。

統一感が実に良いわけです。

戦国体験コーナー

ここもとても楽しいコーナーでした。

ここは写真撮影OKです。

武器をはじめとした合戦道具のレプリカが展示されていて、

なんと自由に触れられるのです!!

刀はやっぱり重かったです。

火縄銃は逆に思っていたより遥かに軽かったです。

そしてこの大筒はマジで重かった!!

大人も子供も間違いなく興奮しますよ。

この陣羽織を来て写真撮影する事も出来ます。

おじさんがこの陣鐘を勢い良いよく「キーン」と鳴らして注目を浴びていました。

はしゃぎ過ぎ注意でございます。(笑)

歴史的価値皆無のレプリカとはいえ、こういうものに触れられるというのはとても貴重な体験だと思います。

 

関ヶ原古戦場記念館五階

三階四階は入れませんでした。

そして五階は展望室です。

遠くに黒田長政陣跡が見えます。

真隣には徳川家康最終陣地

写真では霧で見えませんが肉眼では見えました、松尾山小早川秀秋陣跡。

どれも実際自分で訪れた場所なので思い入れがあります。

床には関ヶ原全体の航空写真。

天気が回復していて本当に幸運でした。

 

お土産物売り場&カフェ

記念館の隣に併設されています。

こちらも完成したばかりでとても綺麗です。

お土産物売り場はですね〜、本当に良くないですね〜。

どうしても余計なものを買ってしまいます。(笑)

ワタクシの頭が語りかけてくるのです。

「こんなものを買っても使わないでしょ!その辺に置きっぱなしにするだけでしょ!どこかに仕舞い込むだけでしょ!」

しかし同時にワタクシの心がどうしようもなく誘惑をしてくるわけです。

「旅の思い出に1つ!もう二度とここへ来ないかもしれないから1つ!お土産用にお金持って来たでしょ、だから1つ!」

で、買ってしまったものは・・・・。

合戦絵巻クリアファイルと記念館オリジナル一合升・・・・。

またどうしようも無いものを買ってしまいました・・・・。

 

お土産物を買うのって、どうしてこう楽しいんでしょうね?

 

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