のんびり山歩き

市内の里山は池と湿地の楽園でした 名古屋市猪高緑地、親鸞山

市内の里山は池と湿地の楽園でした 名古屋市猪高緑地、親鸞山

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

仕事で少し足首を痛めまして・・・・良くはなったのですが、一度チェックも兼ねて近場の里山を歩くことにします。

選んだのは猪高緑地、緑地内にある親鸞山は名古屋市内で二番目に高い山だそうです。

なんでも親鸞山を含めたプチ縦走が出来るとか・・・・楽しみです。

 

猪高緑地

最寄りの公共交通機関の駅は地下鉄本郷駅、ここは地下鉄が地上に出て尚且つ高架化する変わったエリアです。

地下鉄??(笑)

駅と猪高緑地の間に高速道路が通っていて少々歩きにくいですが到着です。

思ったよりも広そうで・・・・楽しみですね。

池の横からスタートです。

なかなか大きな池ですね・・・・昔はこういった池が市内に沢山あったそうです。

名古屋市内・・・・ですが郊外の低山にハイキングにでも来たかのような雰囲気です。

別の池に出ました。

こちらは更に大きいですね。

緑地内に駐車場がありますので、車で訪れることもできます。

緑地内には無数の道があります。

出来るだけ長く歩きたいので外周沿いを歩きます。

時折敷地外を歩くことも・・・・一部が通行できない状態にある様です。

梅の花かな?

三月に咲くイメージでしたが・・・・梅ですよね?

そして・・・・猫!(笑)

緑地内には竹林もある様です。

竹林の横は湿地。

立派な竹林ですね。

名古屋市内だということを忘れそうです。

竹林を抜けると・・・・おぉ、これは!!

このタイプの道は湿地帯ですね!

池もありますね。

湿地帯と池、これは最高の組み合わせです。

かなり広い湿地帯です。

この広さの湿地帯は貴重ですね。

皆で守っていきたいです。

この先も通行止め・・・・一旦緑地外に出て進みます。

足の感触と音・・・・落ち葉の上を歩くのは心地良いです。

道沿いにまた湿地・・・・。

やはり梅ですね。

そういう品種なのでしょうか?

それとも暖冬だからでしょうか??

遠くに東山動植物園のタワーが見えます。

またも湿地・・・・もしかしてこの緑地はかなり貴重な場所なのでは!?

子供の遊び場!

そして親鸞山への登り口です。

地図上では外周側にもう一箇所記載されていましたが、此方も通行止めになっていました。

山頂へは階段一本道、悶絶の階段地獄・・・・ということも無い程度です。

被災地が早く復興しますように・・・・。

親鸞山山頂です。

名古屋市内で一番高い山は東谷山・・・・大分前にこのブログでご紹介しました。

一番と二番にはかなりの標高差がある様ですね。

この山の山頂・・・・つまりここに親鸞の像を立てる計画があったそうです。

残念ながら資金の問題で断念、代わりにこれらの石碑が建てられたとのことです。

以降この山は親鸞山と呼ばれるようになったそうですよ。

さて、ここからロバの背山、展望台とプチ縦走のスタートです。

倒木。

・・・・ロバの背山?

あ・・・・展望台。

どうやらプチ縦走は終わってしまった様です。(苦笑)

今日もいい天気です。

道なりに進むと天狗台。

特に景色がいいわけではありませんが、それだけ沢山の木々が茂っているということです。

良いことです!

外周を選ぶなら公園への道ですが、子供たちの楽しそうな声が聞こえてきます。

まあそれならばと山頂側の道を選びます。

根岳山頂、此方も景色を楽しむ場所という訳ではありません。

根岳山頂から道なりに進むと・・・・。

!?

ヤギ!?

女の子が餌をやっています。

ワタクシ、アヒルノヒカリと申します。

こっちに来てワタクシとも遊んでくれませんか?(笑)

いつかヤギやニワトリを飼うような生活がしてみたいと思っています。

再び竹林、「あいち森と緑づくり事業」というものがあるのですねぇ。

本日知りました。

自治体がこういう活動をすることに賛成です。

市民の財産です、個人や有志の会などの一部の人の良心頼みというのは良くないと思います。

林を抜けるとまた小さな池・・・・。

水鳥が餌を探していました。

池の向こうは・・・・更に湿地です。

滲み出る湧き水。

そしてまたまた小さな池。

藻が凄いです。

少々不気味に見えますが、生き物にとっては小さな楽園ですね。

ま、まだあるのか!?

此方もかなり広い湿地帯ですね。

この季節でも一部はしっとりと濡れています。

こんなにも湿地が見れるとは思いませんでした。

そして・・・・遂にゴールです。

スタート時に横を通った池・・・・。

「こもれび池」

元々名前の無かったこの池を付近の中学生たちがこう命名したとのことです。

天気の良い本日のこの景色・・・・ぴったりな名前だと思います。

 

約二時間の散策となりました。

いくつか市内の里山を訪れましたが・・・・ここはかなり広いですね。

情報を集めると「プチ縦走」「市内とは思えない森」などのワードが出てきます。

プチ縦走は言い過ぎですね、なんでも「プチ」とつければ良い訳でもないでしょう。(苦笑)

森は確かにそうなのですが・・・・ここの見所はやはり多数の池と湿地でしょう。

市内でこれ程の数と面積の池と湿地が敷地内にあるここは非常に貴重です。

知らなかったのでこの季節に訪れましたが、例えば梅雨明け直後に訪れたら濡れた湿地と豊かな生き物や珍しい植物・・・・全く違った景色を見る事が出来るでしょう。

まあ、羽虫が多くて大変そうですが・・・・。(笑)

 

最後に・・・・。

出入り口に女性が一人立っていまして、その横に何か見慣れない動物が動いていました。

珍しいペットかなと思って声をかけたのですが・・・・。

はぁ!?

ナニ?ビーバー??

勿論女性のペットではありません。

一応警察に通報して到着を待っているとのことでした。

メチャクチャ近づいて写真を撮っても全く逃げません。

そのうち警察官がやって来て「あぁぁ、ヌートリアですねぇ・・・・。」北米の外来種だそうです。

池と湿地のあるここは彼にとっても楽園・・・・というよりここしか生きていける場所が無い。

ヌートリアは悪くありません、ここで一生懸命生きているだけ。

 

・・・・悪いのはワタクシたち人間です。

 

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