ふらっとミニベロ紀行

謎の洋館攻略作戦 名古屋市城山町

謎の洋館攻略作戦 名古屋市城山町

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

今回は前回の「寄り道」についての記事です。

 

道中で見つけたものとは?

恋の三社めぐり 名古屋市城山八幡宮

これを見つけたことによりワタクシ、アヒルノヒカリは城山八幡宮の正面以外の入り口に着いてしまいました。

ワタクシが見つけたものは・・・・

あれです!

何だ、あの塔はっっ!?

タイトルに「攻略作戦」と書きましたが、一目で入れないであろう雰囲気が漂っている事がわかります。

あれは一体なんなのだっ!?

地図で確認すると目的地の城山八幡宮の間隣りです。

さあ、行ってみましょう。

 

謎の建造物の正体

城があった小山ですから、少々登ります。

登り自体は大した事無いのですが、暑い暑い・・・・。

ミニベロなので服装も普通のTシャツです。

もう、汗でベチャベチャ・・・・。(泣)

到着です。

立派且つ巨大な建造物ですね。

これがいわゆる洋館でしょうか?

入り口は勿論立ち入り禁止です。

周りを探索してみましょう。

塔が見える場所に出ました、手前には民家と駐車場。

5階建ての塔ですね。

張り紙が貼ってあります。

立ち入り禁止とだけ書いてありました。

この建造物がなんなのか、手がかりになるものはない様ですね・・・・。

帰宅後調べました。

この建造物は「愛知学院大大学院歯学研究棟」、大学の施設なのだそうです。

どうも名前がややこしいですが、愛知学院大学の大学院の歯学研究棟という事ですね。

この見た目と研究棟という言葉・・・・バイオハザードっぽいです。

・・・・まあ、歯の研究なんですけどね。

1928年(昭和3年)に建てられ、当時は昭和塾堂と呼ばれていたそうです。

大正から昭和にかけて盛んだった青年会(青年団)の活動を推進する為に、愛知県が精神修養の場として建てたのだそうです。

こちらは反対側の写真です。

戦前は青年団の幹部や指導者の育成の為の合宿や婦人会、修養団体が使用とありました。

令和に生きるワタクシ達が聞くと、建物の雰囲気もあって何やらオカルト的に聞こえてしまいます。(笑)

精神修養、修養団体・・・・とは言え八幡宮の敷地内の施設ですからね、そういう事でしょう。

要は八幡宮の敷地内にある県営の公民館や合宿所の様なものだったという事でしょうか?

ただ、八幡宮敷地内の修行用合宿所という実態とこの洋館風建造物の見た目のギャップ、そして青年の精神修養施設、そして研究棟。

とても魅力的な建造物ですが、この辺の情報だけをピックアップすると何となく不気味に見えてしまいますね。(笑)

ちゃんと調べなければ正に謎の洋館です。

戦時中は軍隊が司令部として使用、そして戦後は名古屋大学医学基礎医学系諸教室、愛知県教育文化研究所、名古屋市千種区役所仮庁舎として利用されたそうです。

そして現在は愛知学院大大学院歯学研究棟となっています。

一般人は立ち入り禁止・・・・あぁ、入ってみたい。

昭和初期から激動の時代を主人を変えながら見てきた洋館・・・・、

NETで検索すると内部の写真を公開しているサイトが見つかりますよ。

ありがとうございました。

最後に地図と航空写真のスクリーンショットを載せておきます。

 

皆さんの街には何か謎めいた建造物はありますか?

 

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