海上の森で山歩き 愛知県瀬戸市
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
日中は本当に暑くなってきましたね。
そろそろロードバイクが旅のメインになる季節となりますが、今一度山歩きがしたいと地図と睨めっこ・・・・そうして見つけたのが海上の森という場所です。
海と森という相反する名前が気になります。
交通アクセスも容易という事で、今回はこの海上の森で山歩きを堪能します。
海上の森
ワタクシ、てっきりカイジョウノモリだと思い込んでいましたが・・・・ここはカイショノモリです。
愛知県瀬戸市海上町(カイショチョウ)を中心に約600haの里山、森林、公園、それが海上の森です。
そしてこの海上の森は2005年に愛知県で開催された日本国際博覧会「愛・地球博」、あの愛知万博の会場候補地だったそうです。
愛知万博構想が発表されたのが1988年、そして海上の森が会場候補地になったのが1990年、それに沿って幹線道路の敷設計画と閉会後の住宅地建設と学術研究機関の設置が発表されたそうです。
それに対し東海地方固有のシデコブシや他の貴重な動植物の減少、特に准絶滅危惧の指定と受けているオオタカの営巣が確認された事により大規模な反対運動が行われたとの事です。
1996年の万博開催立候補から2000年の開催最終登録に至る数年間は博覧会国際事務所や世界各国の自然保護団体を巻き込んだ大反対運動に発展、万博主会場は既存の公園「愛知青少年公園」に変更されました。
そして海上の森は将来にわたって保全される事になり、その後の日本や世界の自然保護活動や国際博覧会のあり方に大きな影響を与えた場所になったとのこと・・・・。
・・・・えーっと。(涙目)
恥ずかしながらワタクシ、全く知りませんでした。(大恥)
まあ言い訳ですが・・・・1996年から2001年は愛知県を離れ自衛隊員をして京都府に赴任、除隊後に帰郷し半年程して再び愛知県を離れてオーストラリアに・・・・そして帰国したら愛知万博はもう始まっていました。
今回何となく地図上で山道を探し、海の上の森?と名前に興味(誤解)を持てて良かったです。
いち愛知県民として、そしてよく自然で遊ばせて頂くいち自然愛好者として本当に良かったです。
いざ、海上の森へ
アクセスは至って簡単です。
JR中央線高蔵寺駅で愛知環状鉄道に乗り換えます。
そして愛知環状鉄道線山口駅で下車します。
山口駅構内からパシャ。
何だか良い雰囲気ですね。
駅前には広い花壇、そしてその中央に期間限定であろう鯉のぼりが立っています。
良いですね、良いですね、本日も晴天・・・・出だしからとても気分が良いのです。
山口駅から海上の森までは徒歩で約20分、スマホで地図を確認すれば迷うことは無いでしょう。
気分が良いので森に真っ直ぐ向かわず、何となく周辺をウロウロしてみたりします。
近くには学校もある様です。
とても住み心地が良さそうな、そんな良い雰囲気の町ですよ。
お地蔵様と用水路・・・・最高です!
この矢田川を越えると森の入り口はもうすぐです。
・・・・が、もう少しこの町を歩きたいので別の入り口を目指します。
懐かしのモリゾウとキッコロ・・・・ワタクシが目指すのは「あいち海上の森センター ムーアカデミー」かつての愛知万博瀬戸愛知県館だった場所です。
ムーアカデミー?何だかムー大陸みたいな名前だなと思ったら、瀬戸愛知館周辺に住んでいたムササビの名前からとったそうです・・・・失礼いたしました。(笑)
この町で万博をやりたいと言った人の気持ちも、この自然を守りたいと言った人の気持ちも、両方わかる気がします。
ですが破壊してしまった森林は元に戻りませんし、ホタルもいなくなったら・・・・もう戻っては来ないのです。
かつての愛知万博瀬戸愛知県館、「あいち海上の森センター ムーアカデミー」が見えてきました・・・・が、入れません。
おや?まさか・・・・またやらかしたか?(ガクブル)
正面からは普通に入れました、いや〜良かった。
中は綺麗な資料館、ワタクシWCをお借りしました。
じっくり見れば興味深い情報もあるのでしょうが・・・・すみません、早く山歩きがしたいのです。
駐車場にはそれなりに車が停まっていますが、資料館に人気はありません。
かつての瀬戸愛知県館、とてもオシャレな建物ですが・・・・やはりこういう箱物は建てた後の有効利用が難しいわけですね。
まあ、残したい気持ちはよく分かります・・・・。
それでは先ずはこのムーアカデミー周辺の残っている箱物を見に行ってみましょう。
→あいち海上の森センター遊歩施設
一番目の建物はこちらの窯の歴史観。
ここも凝った作りです。
中は・・・・うん・・・・元々じっくり見る予定は無いのですが、それでももう少し色々置いて欲しいですね。
こんな山荘に住みたいです。
人造感がもの凄いですが、ワタクシは決して嫌いではありません。
趣があり綺麗で良いと思います・・・・歩きにくいですがね。(笑)
さて二件目は・・・・。
これは・・・・中々個性的な建物ですねぇ。
こちらは繭玉広場・・・・これ可愛いな。(萌)
土塀かな?
中は休憩所になっています・・・・ここにも住んでみたいです。(笑)
そして三つ目の建物はあちら!
物見の丘・・・・これは凄いな、凱旋門かな!?
いやー、これは本当に凄いです。
お・・・・おう。(汗)
安全管理上のものでしょうが、窓がついているのは残念ですね。
眺めはそれほどでも無いです・・・・。
しかし、外見のインパクトはもの凄いですね。
展望台としてのロケーションがとても残念ですが、子供達も気軽に来られるようにとなると・・・・やむを得ないのでしょう。
→赤池
さて人工物の見学は程々にして、早速山道に踏み込みましょう!
今回もあまり下調べはせずに道なりに、そして案内板や地図を見ながら時間の限り名所と山道を楽しみます。
脇を流れる湧き水の音を聴きながらのんびり歩きます。
付近の林から鳥の鳴き声が聞こえます。
凄く近い様に聞こえるのですがジーッと覗き込んでも姿は見えず・・・・。
小さな池を見つけました。
地図で確認すると広久手第1池という事です。
水面に映る樹々が見事の一言です。
本物の樹々なのか、水面に写っているものなのか分からなくなります。
しばらく見とれてしまいましたよ。
帰宅後調べましたが、この海上の森は戦前はハゲ山だったそうです。
つい最近もこの辺り一体がハゲ山だったと教わりましたが・・・・。
こんなに豊かな緑に囲まれていると信じられませんね。
道なりにまっすぐ進むと赤池(広久手第2池)に到着・・・・第1とは随分違います。
赤池とはこの見た目に由来した名前なのでしょうか?
トンボ初め大量の羽虫、そしてカエルの鳴き声が凄いです。
人間にはあまり居心地が良く有りませんが、生き物にとっては天国でしょう。
今や多くの湿地や湿原が失われてしまいました。
湿地や湿原が保たれる条件がシビアという事もあるでしょうが、不快に感じた人間が進んで壊してしまったという事もあるかも知れません。
物珍しい景色としては大変興味深く、今日は見れて良かったなと思います。
ですが、付近に住みたいとは流石に思いませんからねぇ。
人口が爆発的に増えるとこはもうそうそうないでしょうし、貴重な湿地湿原をこれからは大切にしていきたいですね。
→三角点
赤池は行き止まりですので、少し戻って森林の中へ入ります。
案内板情報により、次の目的地は三角点に決定・・・・じめっとした日陰の道を進みます。
三角点は丘の様な場所の様で少しずつ上へ登ります。
上へ登れば陽の光もさしてきます。
だんだん道の様子も変わってきました。
おぉ、なかなか登って来ましたね。
気持ちの良い陽の光の中を歩くと・・・・。
開けた場所、三角点頂上に到着です。
虫も少なく陽の光も気持ちが良いので一息つこうと思った矢先・・・・。
でっかいクマバチが現れました!!
ひぃぃぃー、そそくさと撤退・・・・。
写真もいい加減・・・・残念です。
→四ツ沢
三角点を反対側に降りつつ、次は四ツ沢を目指します。
この海上の森はバードウォッチングも盛んだそうで、そこかしこから鳥の鳴き声がします。
ウグイス、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ムクドリ、ヤマゲラなどの野鳥が生息しているそうです。
そして、愛知万博主会場反対運動の理由の一つになったオオタカの営巣も確認されています。
本当に近くで鳴いている様に聞こえるのですが・・・・立ち止まって鳴き声の方を凝視しても全く見つかりません。
何かコツがあるのでしょうか?
一度経験豊富な方に伺ってみたいです。
その他にも貴重なギフチョウやムササビ、そして稀にニホンカモシカやツキノワグマも出没するそうですよ。
四ツ沢に到着、橋の上からパシャ。
ここは十字路になっています。
→篠田砂防池
さて次に目指すのは篠田砂防池、ここが本命です。
この海上の森には大小様々な湿地が120箇所もあるそうです。
そしてこの湿地には希少な東海地方固有の植物シデコブシやトウカイモウセンゴケが生息しているそうです。
東海地方固有の希少植物といとシラタマホシクサを思い浮かべます。
この植物の存在を知ったことにより、ワタクシ湿地に興味を持ちました。
新しいことを知るという事はとても素敵な事ですね。
色々な所から水が流れ出しています。
水の流れる音って、何でこんなに心地良いんでしょうねぇ。
目指す篠田砂防池の手前にも大きな池があるのですが、そちらに繋がる道は見つかりませんでした。
篠田砂防池に到着、思ったよりずっと大きな池です。
トンボがスイスイ飛び、水面にはアメンボがこれまたスイスイ泳いでいます。
池ほとりの案内板によると、サワヒヨドリ、サワギキョウ、ヤナギやハンノキといった湿性植物が生育しているとの事です。
砂防池・・・・初めて聞く単語です。
帰宅後調べたところ、名前そのまま砂防ダムによってできた池という事です。
では砂防ダムとは?と思って調べると・・・・。
毎度毎度の山歩きで必ず目にするこれの事でした。
なるほど・・・・また一つ新しい事を知りました。
→山路車止め
次は山路車止めという場所を目指します。
この海上の森の地図上で一番奥に位置している、これといって何か珍しいものがある訳では無いと思われます。
ここを目指す目的ですが・・・・地図上ではこの先に猿投七滝という場所あるようで、ワタクシ興味があります。
2023年2月 申し訳ありません、誤りです。
この道は猿投七滝には繋がっておりません。
ですが山路車止めって、何だか行き止まりっぽい名前じゃないですか?
ですから今回それを確認して、道があるならば今後の山歩き候補に加えようという訳なのです。
ここから先の道のりは全体的にじめっとしていて、幾つかの小さな池(というか水溜り?)を見る事が出来ます。
山道以外の場所に入るのは禁止されていますが、こういった場所が120箇所あるのでしょう。
そして今年も見つけました、鉄を食べるバクテリア!
正式名称は何だろうと帰宅後調べましたが・・・・どうやら鉄バクテリア、そのまんまの名前の様です。(笑)
陽の光を受けて青々と輝くカエデ。
秋には美しい紅葉が見られるのでしょう。
ですが、ワタクシこの色も大好きです。
随所で見え聞こえする水のせせらぎ・・・・万博会場にならなくて良かったです。
山道が湧き水でグッショリと濡れています。
本当に水が豊富な森なんですね。
途中から山道はずっと登り坂になります。
樹々も背が高く、晴天なのですがまるで曇りのような雰囲気です。
道も歩きやすく、日陰で涼しいです。
不意にショベルカーの大群がっ!
こんな場所までよく重機を運んで来たものですね。
この重機軍団駐車場の横に山路車止めがあります。
車止めとはこの重機がここまで来るよという意味なのでしょうか?
そして猿投七滝に繋がっているであろう道を発見しました。
地図で見る限りこの先に猿投七滝、そして更にその先に宿敵東海自然歩道があると思われます。
この先の二つの道・・・・一つは一般人立ち入り禁止、もう一つは集落に出てしまいます。
時間的に滝まで行けそうですが、いくら何でも無計画過ぎます。
焦る事はない・・・・次の楽しみに取っておきましょう。
→物見山
山路車止めからUターンです。
次に目指すのは物見山です。
砂防ダムですね、覚えましたよ。
おい!?
驚かせないで頂きたいのです。
ここから上り道がずっと続きます。
おっと、これは!?
近付いてみました、石が敷き詰めてあります。
土石流対策でしょうか?
道自体は歩きやすいのですがとにかく続く登り坂、息が切れる・・・・。
本日は使う予定がなかったのですが、お約束のコレ・・・・元陸上自衛隊員が聞いて呆れる。(泣)
悶絶階段地獄・・・・おい、嘘だろ!?
さらに続く山道を抜けると・・・・。
物見山山頂に到着です。
ここで一息・・・・全周囲を見渡す事は出来ませんが、いい眺めです。
一息ついた後は物見山の反対側へ・・・・降り道です。
!?
聖徳太子の古墳!?
聖徳太子って東海地方に縁があるのですか?
この山道なんですが・・・・険しいです。
降るのも一苦労・・・・登りも一筋縄ではいかないでしょう。
あまり下調べをしてこなかったワタクシ、アヒルノヒカリ・・・・。
NETで軽く調べた所、「万博会場跡地のハイキングコース」などという文を見つけまして・・・・。
今シーズン最後の山歩きをかるーく楽しもうなどと思って来ました。
しかしこの山道は・・・・。
断じてこのイメージでは無いっ!!
木の幹に掴まらないと進めません。
いやー、なかなか大変でしたがとても楽しめました。
→里山サテライト
足に疲労を感じ始めましたが、まだまだ周り足りません。
まだだっ、時間の限り廻り続けるのだっ!!
立ち入り禁止の池に出ました。
土砂災害によって失われてしまったため池を再生しているとの事です。
池の写真を撮っていると不意に反対側で写真を撮っていらっしゃった人に声を掛けられました。
「植物にはご興味ありませんか?」
とても品のある白髭のおじさんでした。
あります、あります!
はやる気持ちを抑えて、「珍しい植物があるのですか?」と尋ねるアヒルノヒカリ。
教えて頂いたのはこちら。
ウマノスズクサというそうです。
帰宅後調べましたが、とても興味深い植物です。
見た目が食虫植物のウツボカズラに似ていますが、実際同じ方法でハエを捕らえます。
そして捕らえたハエを消化するのではなく、花粉を塗り付けて逃がすとの事です。
昔は薬草として重宝されていたそうですよ。
珍しい植物を教えて頂き、ありがとうございました。
こういう知識があると山歩きがより楽しくなるのでしょうねぇ。
常々羨ましく思っています。
その先にある、セルフで開閉する猪用の柵を越えると里山サテライトに到着です。
へ?武田信玄の墓??
武田信玄は三河地方の野田城を陥落させた後に病気悪化で撤退、長野県で病死が通説ですが?
興味があったので見に行きましたが、この陶龍寺は陶芸品のアトリエになっていました。
オシャレすぎて・・・・入れませんでした。(泣)
地元の方々が農作業されている中、この古民家が休憩所として解放されています。
これは素晴らしい休憩所です・・・・いや、休憩所には勿体ない位です。
こんな家に住んでみたいものですね。
→多度神社
さてこの古民家の付近に神社があるようなので、そちらに行ってみます。
ここ?
また凄い脇道ですね・・・・。
階段が一部崩れています、あまり人が訪れないのでしょうか?
おおっ!!
此処は良いっ!!
コロナと戦争が早く収まりますように・・・・。
かすかに「山神」と書いてあるように見えます。
ありがとうどざいました。
→海上砂防池
疲れたしそろそろ・・・・とは思うのですがまだ廻りたい。
少なくとも篠田砂防池付近にある海上砂防池だけは見たいのです。
どうもこの海上砂防池はこの里山サテライト側からしかアクセス出来ない様です。
先程の古民家から少し歩いた先に・・・・。
ありました、海上砂防池!
こちらも大きな池です。
水面に映る樹々も綺麗ですね。
すぐ足元を眺めると・・・・。
どうやらかなり深い様です。
→✖️
まだ廻っていない場所があるのですが、此処から結構距離があります。
疲れたし・・・・もう帰ろうとは思うのですが、出口はこの池の向こう側です。
あぁ、来た道をまた戻るのは嫌だな・・・・と、池の脇にもの凄い細いですが道があります。
うーん、これは散策路か?
もしかすると池沿いを通って向こう側に出られるのでは・・・・?
もしそれが出来るのであれば非常に有り難いのですが・・・・しかし見た目がなぁ。
立ち入り禁止の表記は無いし・・・・行ってみるか!!
踏み込んだのは明らかにヤバい細道・・・・今にも消えそうです。
池の水がこんなに近くに・・・・絶対散策路ではない。
がしかし・・・・微かに道がある。
おかしいとは思いつつも道があるから進んでしまう・・・・登山での遭難ってこんな感じなのでは無いでしょうか?
いやいや、絶対散策路では無い。
海上砂防池手前で若い男性とすれ違いましたが、こんな道を突破してきた雰囲気は一切感じられませんでした。
木の橋が腐っていて危ないです・・・・絶対散策路では無い!
細い道・・・・脇は崖でその下に池、散策路な訳がない!
ダメとは思いつつ進んでしまいます。
木の幹に掴まらないと登れません。
海上砂防池の砂防ダムが見えてきました。
砂防ダム、覚えたよ・・・・ってそれどころでは無い!
ロープに捕まりながら慎重に降ります。
そしてこの砂防ダムの下にロープを伝って降ります。
何とか池を越えました。
砂防ダムから流れ落ちる水・・・・そして川沿いに歩きます。
変わった形のシダ植物ですね。
そして辿り着いたのは四ツ沢と篠田砂防池の間でした。
通ってきた道は思いっきり✖️と表記されています。
やってしまいました・・・・怪我でもしたら沢山の人に迷惑をかけてしまいます。
これはいけなかった、反省しなければなりません。
すみませんでした。
脱出
全てを廻り切る事は出来ませんでしたが、海上の森・・・・たっぷり堪能しました。
ありがとうございました。
四ツ沢から海上の森の駐車場に向かいます。
駐車場から先の道は狭い上にしっかりした歩道がありません。
海上の森に来る自動車が通る事しか想定されていない様に思えます。
特別危険という訳ではありませんが、山口駅から徒歩で来る場合は此処から入らずに「海上の森センター ムーアカデミー」まで歩いた方が良いと思います。
綺麗な田園風景も楽しめますよ。
特別見るべきものの無い山路車止めを含めて約四時間の行程でした。
ですから山路車止めには行かず、尚且つ効率的に廻るコースを考えて歩けば恐らく三時間半で廻れると思います。
軽く検索すると「万博跡地がハイキングコースに。」という様な印象を受けますが、最初に書いた通り万博会場として開発されず自然のまま保全されているのが海上の森です。
綺麗な景色や貴重な動植物に溢れて、そして歩き甲斐のある山道です。
特に物見山登山道登り口から物見山山頂の山道は其れなりにハードです。
決してこのイメージではありませんのでご注意下さいね。(笑)
長い記事になってしまいました、お付き合いありがとうございました。
一歩間違えば20年前にその大部分が失われていたかも知れない海上の森・・・・情熱を持って反対運動に取り組まれた方々に感謝ですね。
住宅もテーマパークももう沢山・・・・住む場所も遊ぶ場所も十分過ぎる程あるでしょう。
そういう豊かさよりも、こういう豊かさを後世に残していきたいですよね?