水がある場所へ

川が生まれるところ 愛知県水野川、品野川

川が生まれるところ 愛知県水野川、品野川

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

先日JRの車窓から辿ると面白そうな川を見つけました。

調べたところその川は水野川、上流で品野川と名前が変わり、

ここから生まれていました。

ここは湖?池?いや人口の貯水池でしょうか?

さあ、冒険の時間です!

 

庄内川に流れ込む水野川

この水野川は庄内川に流れ込んでいます。

名古屋市内のアヒルノアジト付近を流れる馴染みの川ですが、

この付近は全く表情が違い驚きました。

この川が生まれるところにもぜひ行ってみたいものです。

肝心の水野川が流れ込む場所ですが、

川まで降りる道が無く残念ながら見ることができませんでした。

水野川、この奥が合流地点です。

今回の冒険はここを出発地点としましょう。

 

大人の囁き

ここで大人のアヒルノヒカリが囁きかけてきました。

「ねえねえ、ゴール地点もこんな感じの地図だったよね?」

「ねえねえ、ゴールの池?まで続く道が無かったよね?」

「ねえねえ、池?まで入れないんじゃない?」

・・・・。

確かに嫌な予感がします。

しかし・・・・しかしだ。

行ってみなければ分からない!

そうだ、変に賢くなんてなりたく無い。

決して童心のワクワクを忘れてはいけないのだ!

ススメ、アヒルノヒカリ!!

 

水野川を辿る

この川は名古屋市内の川の様に常に横を走る事はできません。

地図上では左側を流れているはずです。

小さな峠に入りました、左側から川のせせらぎが聞こえます。

見えた!

良いですね〜。

沢登りとかしたら楽しそうな景色です。

峠もこの程度なら景色を楽しみながら越えられますね。

そう、この程度ならね・・・・。(フラグ)

峠を越えると川の流れも落ち着きました。

この後も常に川と一緒に走る事は出来ず、

何度も別れと再会を繰り返しました。

川から外れるたびにスマホでGoogleマップを確認するのがなかなか大変でした。

ハイスペックなサイコンがあれば便利でしょうね。

綺麗な水ですね。

この日は日差しが強く、このまま川に飛び込みたくなりました。

再会のたびに川の表情が変わるのが面白かったです。

左の道は私道で通れません。

ここから当分の間川を見れませんでした。

地図で確認すると、どうやらあの山の麓辺りを流れている様です。

やっと再会しましたがすぐに別れ、

次に再会した時には川幅、水量共に随分変わっていました。

 

品野川と雨沢峠

ここから本日の難所、雨沢峠に入ります。

この峠は地元のライダーには有名で、ロードバイク雑誌の全国峠特集でも取り上げられていました。

ここまで追いかけて来た水野川はこの辺りで品野川になり、この峠の途中の脇にある例の池?から生まれています。

ワタクシもこの峠は何度か登っています・・・・、大変なんだよな〜。

ヒルクライムに来たわけでは無いのでどうにも気合いが入りません・・・・。

うーん、気が進まない・・・・。

上からライダーさんが一人降りていらっしゃって、笑顔で会釈してくれました。

ベテランさんは気持ちの良い方が多いです。

さあワタクシも頑張ろう!!

品野川はこの雨沢峠と左右何度も交差します。

出来れば交差する度に写真を撮りたかったのですがヒルクライム中に何度も停車するのは辛い・・・・。

写真もいい加減になってきました、もう限界です。

一気に地図で確認した目的地の池?に近づけそうな脇道まで登ります。

不意に後ろから、「抜きま〜す。」と軽快な声が聞こえました。

先ほど降っていたベテランさんがワタクシを抜いて登っていきます。

・・・・・え〜い、連邦軍のMSはバケモノか!?

脚力もギアも余裕がありますがとにかく息が切れる・・・・。

はあ、はあ、はあ、帰りたい、はあ、はあ。

やっと脇道に到着です。

ここからはロードバイクを降りて徒歩で登ります。

ビンディングシューズからスニーカに履き替えです。

はあ、はあ、はあ、息が切れる・・・・。

ヒルクライム直後の登りがキツイ、元陸上自衛隊員が聞いて呆れます・・・・。

この道はこの先にある集落の方々の生活道の様ですね、各家に枝分かれしています。

この先は地図では行き止まりとなっていますが・・・・。

奥には廃屋が一軒ありました。

なんとさらに奥に道がっ!!

地図に載っているのは舗装された道のみで、この道は地図上にはありません!!

この道を登って行けば本日の川が生まれるところ、例の謎の池?に辿り着けるのでしょうか!?

もう完全に山道ですね、あっ、大きいトカゲがいた。

地図に載っていない山道を登り目的地を目指すアヒルノヒカリが辿り着いたのは・・・・。

・・・・・。

・・・・・・。

・・・・・・・墓地でした・・・・・。(泣)

ここの集落の方々のお墓でしょうか、ここまで見てきた家の数と大体合っている様です。

そしてこの墓地の裏側に、

道・・・・、いや獣道か?

ここを登って行けばあるいは本日の川が生まれるところである謎の池?に辿り着けるかもしれません。

ここまで来て謎を解かずに帰れるか!

しかし、ここは・・・・。

登山装備、いやもう道ですら無いここに入るには自衛隊装備が欲しいところです。

ですが今のワタクシはサイクリング用の半袖シャツにハーフパンツとスニーカー。

悩みましたが、撤退する事にしました。

トカゲがいるならヘビもいるでしょう。

何か凶悪な虫に刺されるかもしれません。

倒木やその他鋭利は植物でケガをするかもしれません。

聞いて呆れる元陸上自衛隊員の経験がダメだと言っています。

ミッション、失敗です・・・・。(泣)

まだ梅雨明けしていませんが今日は天気に恵まれました。

実に気持ちがいいです。

先ほどのベテランさんがまた登ってきました。

結果は残念でしたがとても楽しい旅でした、満足です。

 

帰宅後調べました。

例の川が生まれるところ、謎の池?ですが、

地図を航空写真化し、更に3D化することによりその正体が概ね分かりました。

これはどうやらダムですね。

そして突入するか迷った獣道ですが、ダムとは正反対の方向でした。

入ったところで目的地にはたどり着けなかったことでしょう。

クネクネ曲がる峠道を登っている間に方向感覚が狂っていたのでしょうね。

人工物であるダムならば当然そこに続く道があるはずですが、あの墓地に続く生活道以外には見当たりませんでした。

周辺に住んでいる方に聞かないと辿り着けないと思われます。

報告終わり。

 

皆さんの身近に気になる川はありますか?

 

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