ヘレナイフ シグムンド インプレ

皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
ヘレナイフのシグムンドを買っちゃいました。
ケースがなんだかシングルモルトウィスキーみたいですね。(笑)
シグムンド
シグムンドは2012年にヘレナイフの創業80周年を記念して作られた、歴史的なモデル。1930年代に父のSigmund Helleがデザインしたブレードと、2012年にその息子のTorodd Helleがデザインしたハンドルが合わさった、ヘレ一族の魂が宿ったナイフです。この歴史的なナイフには、父「Sigmund / シグムンド」の名前が冠されています。(ヘレナイフ公式サイトより)
見た目も勿論ですが、このバックストーリーにも惚れました。(笑)

筒からナイフとクロスが登場!




レザーシースの模様が美しい。
1930年代のヘレナイフオリジナルの模様だそうです。



ブレードはステンレススチール、頑丈で手入れも楽ですね。

この握把も本当に美しい、この握把とバックストーリーに惚れてこのナイフを選びました。
ブナとダークオーク、黒いラインはレザーだそうです。

作り込まれた曲線もまた美しい。

芸術的な工芸品ですね。
ナロータングなので薪割り等は出来ませんが、ナロータング出なければこの握把は作れないでしょう。

そして驚きの握り心地、なんて気持ちが良いんでしょう。
優しく暖かな手触り、いつまでも握っていたい気分になります。
可哀想なチビのワタクシ、日本人男性の平均的な掌より小さいです。
そして日本人の掌も世界平均からすると小さめでしょう。
それでいてこのフィット感、掌が小さい女性でも間違いなくフィットすることでしょう。
どのような基準でデザインしたのでしょうか・・・・ただただ感心するばかりです。

重量バランスもピッタリ中央です。
ブランドアニバーサリーモデルであり歴史的なバックストーリーと作り込まれた美しい握把・・・・数量限定になりそうなものですが、このナイフはレギュラーラインナップです。
ブランドの歴史を一緒にお祝いしましょう、そして記念品として引き出しにしまい込まず気軽に手に取ってフィールドでガシガシ道具として使ってね、というヘレの粋な心が伝わってきます。
ガシガシ使えるほどブッシュクラフトに長けてはいませんが、この美しいナイフは遠慮無く道具として使うつもりでいます。
きっと使う度に幸せな気持ちになれるでしょう。
人生ソロプレイのワタクシに「父」という名は少々重いですがねぇ。(笑)

キャンプで使いました。

使ったと言っても削りやすい割り箸を使って、フェザースティックを作っただけです。

こんなゴミみたいなフェザースティックを作るのにこんな良質なナイフを使うなんて・・・・ヘレの社員さんが見たら苦笑するでしょう。(笑)
ブレードの削り心地、ハンドルの握り心地、共に凄く良かったです。
もうちょっとブッシュクラフトを頑張りたいですね・・・・。