寒を遊ぶ、徳川園の冬牡丹 名古屋市徳川園
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
今回のタイトルですが、名古屋市にある徳川園のイベントの名前をそのまま使わせて頂きました。
「寒を遊ぶ」だなんて、なんて素敵な表現なのでしょう、一目で気に入ってしまいましたよ。
そういう訳で、本日は徳川園の庭園の冬牡丹を見に行こうと思います。
徳川園
尾張藩二代目藩主、徳川光友が元禄八年(1695年)に自らの隠居所である大曽根屋敷に移り住んだ事を起源としています。
徳川園には以前紅葉を見に行きました。
徳川園には黒門口と大曽根口の二つの入り口があります。
どちらにも駐輪場があるのですが、ロック出来る柵や柱がありません。
いわゆる地球ロックをすることが出来ませんから、スタンドのないスポーツタイプの自転車でお越しの折りは注意が必要です。
この藁に包まれているのが・・・・。
今回のターゲット、冬牡丹です。
早速見ていきましょう。
雪国の少女のような冬牡丹
こちらは愛知県の観光サイトの紹介ページに書かれていた表現です。
こちらもそのまま使わせて頂きました。
ワタクシでは思いつかない表現です。(笑)
ですがこうして並んでいると、確かに蓑をまとった雪国の少女に見えてきますね。
こちらの表現も素晴らしいと思います。
さて、庭園内には20種類70鉢の冬牡丹があるそうです。
徳川園の牡丹園では、花を楽しむことができる時期が「年に二度」あります、と書かれています。
牡丹の開花は四月、中には晩秋〜初冬に開花する「寒牡丹」(二度咲き種)もあるとの事です。
徳川園では1月2日から2月中旬頃まで「冬牡丹」として加温し開花させた牡丹の展示を行います・・・・つまり本当は今が旬ではないという事でしょうか?
花はですねぇ・・・・本当にわからないんですよねぇ。
少しずつ学べたら良いなぁとは思っています。
有難い事に、一鉢一鉢に種類の名札が付いています。
連鶴
黄冠
島の藤
八千代椿
紫紅殿
日月錦
島大臣
村松の雪
百花撰
天衣
花王
五大洲
七福神
花競
聖代
日暮
紀子の舞
島錦
・・・・何度数えても18種類しかありませんね〜。(泣)
まあこの18種類でも色以外見分けがつかないワタクシです、見落としたのでしょう。
帰宅後調べました。
ボタン科ボタン属の落葉小低木。
原産地は中国西北部、日本では8世紀には栽培されていた様です。
日中共に文学によく出る花だそうで、日本文学で最初に出たのは枕草子だそうです。
やはり春牡丹、寒牡丹、冬牡丹とあり、冬牡丹は春牡丹を1〜2月に開花するよう調整したもので放置すると春咲きに戻ってしまうそうです。
観賞用の花として品種改良が盛んとありますが、とんでもない数の品種がありますね。
20種類だの18種類だの全く微々たる話です。
見分けがつく様になるとは思えませんが、少しだけ花の知識が増えました。
牡丹の花粉が金粉のように綺麗ですね。
まだまだ自由に旅行に出かけられない世の中です。
せめて身近な植物で季節を楽しみたいものですね?