のんびり山歩き

東海自然歩道 旧伊勢神トンネル→香嵐渓 二日目

東海自然歩道 旧伊勢神トンネル→香嵐渓 二日目

 

前回のあらすじ

心霊スポット旧伊勢神トンネルからスタートした今回の旅路。

凍結した三河高原最高峰を越えた先の野営地で鹿の攻勢を受けるアヒルノヒカリ。

暗闇の中高所を陣取られなす術ナシ・・・・鹿さんの夜食にされてしまうのか!?(笑)

アヒルノヒカリの運命やいかに?

それでは皆さんお待ちかね〜〜〜っ!

レディィ〜〜、ゴォォォッ!!

 

金蔵連峠→平勝寺

おはようございます、本日も晴天なり。

日が上り始めてから昨夜の鹿の光る眼が見えた辺りを眺めると・・・・。

めちゃ近い!!

遊びに来るなら今度は明るい時間に来てね。(笑)

それにしても獣よけ線香・・・・まあ、コレは仕方がないですね。

本来は農業や林業で持続的に使うものらしいので、ぽっと出のヤバい人間がこういう場所で一晩だけ炊いたところで・・・・。

さて、軽い朝食を済ませて進軍再開です。

昨日引き返した人里。

看板が無いので、どの道を進むのか全く分かりません。

取り敢えず山に向かって進んでみる事にします。

あ〜ぁ、コレは東海自然歩道の雰囲気でないですねぇ・・・・。

開けた私有地に出ました。

そして道には鉄線が張ってあります・・・・はい、朝一でいきなりの道間違いです。

残るはこの道しかありません。

こういう場所に看板をバシバシ建てる訳にもいかない・・・・事情はよく分かります。

ですがそれ故に、東海自然歩道で一番の難所がこういう人里や集落になってしまう・・・・人の気配がある場所が一番不安になるという何とも皮肉な話です。(笑)

ホッと一安心・・・・。

平勝寺に無事到着です。

 

平勝寺→香嵐渓

引き続き舗装路を進む・・・・。

やっと念願の山道です。

この辺り、幾つもの林業用の道が迷路の様に交差しています。

道幅や雰囲気も似ています・・・・看板があるので迷いませんが、昨日も含め林業が盛んな地域なのですね。

迷路を抜けると再び舗装路。

大きな岩の下にお地蔵様、平勝寺辺りから沢山の地蔵を見かけます。

全ての地蔵に四国○○番と名前が書かれた看板が建っています。

八十八番まであるのでしょうか?

大きな岩の上に今度はお社、どんな神様が祀られているのでしょうね?

舗装路ですが、いろいろ目を引くものがあって楽しいです。

景色も良い!

・・・・が、少し前から東海自然歩道の看板を見かけなくなりました。

そして四国第九番を最後にお地蔵様も見なくなりました。

・・・・コレは胸騒ぎがする!!

急いでGoogleマップを見てみると・・・・。

あぁぁぁ、やってしまった!(泣)

今目指しているのは安実京という南西にある場所です。

いつの間にか道を間違えて北西に進んでいました。

このまま進めば今回の終点、香嵐渓に着きますがこの道は東海自然歩道ではありません。

比較的看板が建っている舗装路だったので完全に気が抜けていました。

何処で間違えたのかと引き返すと・・・・なんと四国第九番のお地蔵様の場所でした。

地蔵を見ながら歩いていたのですが、東海自然歩道の看板は道の反対側に建っていた・・・・ぐぬぬ。

急な舗装坂道をひたすら降る・・・・足の親指にきますね。

もうずっと舗装路かと思っていましたが・・・・。

少しだけ山道・・・・少々荒れています。

「キュルル」と動物の鳴き声?

アナグマか何かかなと探してみましたが何も見つかりませんでした。

下に川と青い橋が見えます。

安実京に到着、長岡京みたいな名前なのでどんな所かと思っていましたが・・・・。

橋が架かっているだけでした。

橋の上からパシャ。

「京」より「峡」の方が似合いそうですね。

橋を渡った後はもうずっと舗装路を北上です。

香嵐渓に到着!

赤い吊り橋、シーズンオフで誰もいません。

川岸に降りてみました。

紅葉シーズンは人だらけ、のんびり川など眺めてはいられません。

吊り橋の裏側。

もう一本の赤い橋。

誰もいない・・・・店も全て閉まっています。(笑)

シーズン中ここで働いている人達は今何処にいるのでしょう?

無事ゴールです。

ありがとうございました。

 

遂に鹿との遭遇を果たしました。

いつか会うだろうと思っていましたがねぇ。

自然を荒らす気は一切ありませんし、お互いの平和のために無用なトラブルは全力で避けます。

効果イマイチの獣よけ線香や、やたら嵩張るクマスプレーは必ず携行します。

熊の冬眠時期・・・・蛇、ヒル、ムカデ、蜂に蚊、彼らに会いにくい冬限定のアクティビティーです。

それでいて寒過ぎない期間・・・・という事で年数回遊ばせて貰えたらなぁと思っています。

東海自然歩道には、一日で公共交通機関から公共交通機関まで到達出来ない区間が多いのです。

 

東海自然歩道との戦いはまだまだこれからだ!(笑)

 

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