紅葉を見に行こう 愛知県香嵐渓
皆さん、お疲れ様です。
アヒルノヒカリでございます。
ワタクシ、アヒルノヒカリは愛知県豊田市に来ています。
名古屋グランパスの拠点、豊田スタジアムです。
豊田スタジアムの横を流れる矢作川を挟んで西は市街地、東は田園地帯となっています。
何の花でしょうか、綺麗ですね〜。
本日はこのまま北東方向の山間部に入り、愛知県の紅葉名所として有名な香嵐渓を目指します。
数日前に職場の同僚に「綺麗だったよ〜。」と教えて頂いたので、早速行ってみようというわけなのです。
アップダウン(ヒィヒィ)を繰り返しながら山間部に入っていきます。
矢作川に流れ込む、この巴川付近まで来れば平坦な一本道になります。
香嵐渓までひたすら登るのかと思っていましたが・・・・良かったぁ。(笑)
香嵐渓を目指して北上すると段々と樹々が色付いてきます、これは期待出来る!!
途中気になる橋を見つけて早速寄り道です。
白鷺温泉、アユ料理白鷺館、橋を渡り徒歩一分。
道路より低い所に架かっています、綺麗なアーチですね。
上記の白鷺館に行く為の橋、という感じです。
橋の上からパシャ!
この後信号待ちで地元豊田市のロードバイクライダーさんと挨拶を交わし、香嵐渓まで一緒に走りました。
いつもソロなので新鮮でしたよ。
香嵐渓
香嵐渓に到着です、平日の正午ですが・・・・これはすごい数の人です!
この看板とロードバイクの写真でも・・・・と思っていましたが撮影する隙がないのです。
おぉぉ、これは凄い・・・・普段人気の無い場所ばかり行くアヒルノヒカリなので、圧倒されてしまいます。(笑)
この雑踏の中・・・・再び先程のライダーさんと再会、いつもの下調べ無しのアヒルノヒカリに観光コースを教えてくれました。
正規観光コースの赤い橋に突貫しようとするワタクシに、「こっちから橋の写真が撮れますよ。」と親切に案内してくれましたよ。
あぁ、綺麗ですね〜。
あの赤い橋を渡って対岸の紅葉を愛でるというわけです。
ライダーさんは帰るとの事・・・・正真正銘のお別れです。
短い時間でしたが楽しかったです、ありがとうございました。
あの寄り道をしなかったら会えなかったでしょう、気ままな一人旅の醍醐味ですね。
橋に向かって単身突撃するアヒルノヒカリ、橋へと続く道は人と屋台で大賑わいです。
とても美味しそうな匂いがしますが・・・・美味しいものを一人で食べるのも勿体ないですし、この人混みの中で立ち止まって何か食べるという気にも残念ながらなりません。
友人達と訪れたなら、また別の楽しみ方があったことでしょう。
さあ、行きましょう、行きましょう!!
橋の上も人が多いので、ゆっくり撮影というわけにはいきません。
さあ、紅葉を愛でましょう!
まだ色づいていない木もありますが・・・・このミックス具合、色のコントラストが実に綺麗です。
コースから外れ、誰も入って行かない道があります。
勿論入ります!!
・・・・お墓でした、すみません。(笑)
下の川沿いの道にはお店が並んでします。
瓦と紅葉・・・・とても良い組み合わせですね。
巴川に架かるもう一つの赤い橋。
こちらの赤い橋は吊り橋です。
おぉおぉ、グォングォンと揺れています。
上下に揺れながらパシャ、楽しいです。(笑)
この香嵐渓にはお寺と登山コースがある様です、行ってみましょう。
来た道を戻るのですが、方向が違うと景色も違う・・・・こういう場所での後戻りは良いものです。
飯盛山香績寺
階段を登ってお寺に到着・・・・やはり人が多いです。
どうにも慣れないワタクシは・・・・なかなかゆっくり出来ません。(苦笑)
もう少しゆっくりしたいのも山々なのですが・・・・登山コースに入りましょう。
飯盛山山頂
約15分と書いてありましたので、そう長いコースではないのでしょう。
入り口には鳥居、これは良い!!
登山道には幾つもの鳥居が立っています。
この雰囲気・・・・とても好きです。
こちらは装束塚・・・・名前の由来は分かりませんでした。
先程の飯盛寺の屋根が見えます。
この辺りまで来ると一気に人気が減ります。(笑)
鳥居の奥には稲荷神社がありました。
コロナや戦争が早く収束しますように・・・・。
山頂はさらに上です。
稲荷神社で引き返す方もいて、もう数人しか周りにいません・・・・山歩きはこうでなくてはっ!(笑)
はっ、紅葉!
山道の雰囲気的に、もう上にはないかと思っていました。
山頂周辺の紅葉も綺麗です。
下の川沿いとは違う雰囲気ですね。
どうやらあの上が山頂の様です。
山頂に到着です、思ったより人がいましたよ。
山頂からパシャ。
麓に見えるのは足助町、古い街並みが残る事で有名です。
旅先候補にピックアップされていますが、まだ訪れていません。
山頂から足助町方面へ繋がる道もあります。
行きたい・・・・のですが、日没までに名古屋市内に入りたい。
名古屋、豊田間はどうにも走りにくい道が多く・・・・まだ良い道を見つけられていません。
下りは別の道を選んでみました。
こちらの道はよく整備されていて歩きやすいです。
山頂にいた人達はこちらから登って来たのでしょう。
知らない間に曇り空になっていました・・・・青空ならもっと綺麗だった事でしょう、残念です。
麓まで降りて来ました・・・・あれは?
立派なお堂ですね。
こちらは太子堂、昭和六年に地元の大工さん達が聖徳太子恩徳を称えて建てたそうです。
中には聖徳太子の尊像が安置されているとの事です。
そしてこの周辺はカタクリという植物の群生地となっています。
帰宅後調べたところ4〜6月頃に花が咲くそうです。
(Wikipediaより)
ユリ科の植物で発芽から開花まで7〜8年もかかるそうです。
かつて、この植物の球根から片栗粉を作っていたとの事ですよ。
誰なんでしょうね・・・・球根を粉にして水に混ぜて熱したらあら不思議、ゼリー状に固まったよぉぉなんて発見をした人は?(笑)
現在の片栗粉はジャガイモで出来ています・・・・切り替わったのは明治以降、北海道開発が進みジャガイモが大量生産される様になってからだそうです。
原材料がジャガイモになっても、片栗粉という名称はそのまま残ったとの事ですよ。
知りませんでした、勉強になりました。
カタクリの花、是非とも見てみたいですね。
登り口には沢山のお地蔵様があります・・・・鳥居とお稲荷様も良いですが此方も良いですね。
両方見る事が出来て幸運でした。(嬉)
山頂まで登りやすいこの道は、足助西町第2駐車場から入る事が出来ます。
ライダーさんと別れたあの橋に戻って来ました。
橋の下にも川沿いを歩く道があります、歩いてみたいですが・・・・またの機会に。
綺麗な紅葉・・・・堪能いたしました、ありがとうございました。
賛否両論の香嵐渓
子供の頃から「コウランケイ」という地名は知っていました。
小学生の頃、「香嵐渓ヘビセンター」という施設がしきりにTVCMで流れていました。
コブラVSマングースショウが見られるという・・・・令和現在なら炎上間違いなし、如何にも昭和的な催しでしたね。(苦笑)
ヘビセンターではなく紅葉の名所だと知ったのは、もう少し大きくなってからでした。
そして大人になって・・・・訪れた方から聞く話は「綺麗、良かった。」「人が多過ぎてイマイチ。」とバッサリ、二極の感想でした。
訪れてみてどちらもその通りだと思いました。
ソロでもう一度ここへ来る事はないでしょう、再訪は友達たちとワイワイしたい場所です。
クルミ入り五平餅に鮎の塩焼き・・・・食べ物は本当に美味しそうでした。
夜にはライトアップ・・・・川沿いは勿論、山頂付近までライトが設置してありましたから幻想的で綺麗な景色を楽しめる事でしょう。
観光を楽しむなら、ソロのロードバイクではなくグループの自動車で来るべき場所ですね。
観光バスによるツアーも企画されている様です。
敷地も広くも狭くもない丁度良さ、川も山も吊り橋もある・・・・そして登らなくても綺麗な紅葉を楽しむ事が出来ます。
五平餅や鮎の塩焼きに加え、屋台ではスイーツも売っています。
小さい子供やお年寄りにも優しく楽しい紅葉名所だと思いますよ。
結局、どんな旅をご所望ですか?という事ですね。
皆さんの町には、どんな紅葉名所がありますか?