ふらっとミニベロ紀行

愛知県の大仏 名古屋市興正寺

愛知県の大仏 名古屋市興正寺

 

皆さん、お疲れ様です。

アヒルノヒカリでございます。

今、ワタクシは八事街道という道をノシノシと登っています。

別に観光化されている訳でもない普通の道ですが、クネクネ曲がる細い道です。

街道という名前からも道路の状態からも、古くからある道だとわかります。

交差点も綺麗な十字路は殆どありません。

登った先にある八事のいう町の中心地・・・・5つの道が交わっているこのカオス感が好きです。

まあ、正直横断するには面倒臭いですがね。(笑)

さて、本日ワタクシが目指しているのは八事山興正寺というお寺・・・・大仏があるとの事ですよ。

モタモタと続けている愛知県の大仏シリーズ、本日は六体目の大仏を見に行こうと思います。

 

八事山興正寺

八事山興正寺は尾張徳川家に縁があるお寺です。

開山は江戸時代の1686年、天瑞和尚という方が開いたそうです。

尾張徳川家二代藩主光友公は天瑞和尚に、六代藩主継友公と七代藩主宗春公は五世の諦忍妙龍和尚にそれぞれ帰依をされ、諸堂建立や多くの宝物のご寄進など力を注がれたとの事です。

門かなと思いミニベロを止めて見に行ってみると・・・・。

ここからは入れませんでした。

「浄域」と書かれた立て看板・・・・神々しいですね。

案内に沿って正面に廻ると・・・・。

おぉぉ、これは・・・・すごいな。

紅葉が色付き始めています。

このお寺は紅葉でも有名なのだそうで・・・・そう、この季節を待っていたのです!!

脇から山へ入る道も閉ざされています。

無闇に立ち入れないあたりに浄域という感じがしますね。

浄域なのですっ!!

この柳の木・・・・素敵ですね。

そしてお地蔵様が可愛いです。

立ち並ぶ灯籠。

立派な門の向こうに見えていますが・・・・まあまあ、焦らず焦らず。

屋根も美しいです。

八事街道を登っていた時は晴れていたのですが・・・・残念ながら曇ってきました。

この屋根も写真よりももっと美しかったのですが、光加減で上手く写りません。

ワタクシのipod touchのカメラは曇りにめっぽう弱いのです・・・・。

カメラ・・・・買っちゃう!?(笑)

手水舎にはたっぷりの水・・・・ですがコロナ対策のため柄杓は置かれていませんでした。

コロナはもう何年目でしたか?

さっぱり分からなくなってきましたよねぇ・・・・。

既に見えていましたが門をくぐった正面に大仏と五重塔、此方の五重塔は国の指定文化財です。

大仏は正式名称は釈迦牟尼大仏、略称は平成大仏です。

釈迦牟尼大仏は平成二十六年九月に、国家安隠の祈りを込めてこの地に奉安されたとの事です。

総高1.7m 重さ約6t 青銅鋳造に漆塗り仕上げと紹介されています。

うーん、晴天ならばもっと綺麗な写真になっただろうに・・・・。(泣)

大仏と五重塔の組み合わせはなかなかお目に描かれないのではないでしょうか?

境内は相当広い様です。

天候の回復を祈りつつ、のんびり廻ってみましょう。

とは言えお寺は知らないものが多いので、写真をお見せする事しか出来ません。

・・・・あれは?

神社にある力石の様なものでしょうか?

道の脇を流れる水・・・・一緒に流れて来る落ち葉がいい感じです。

五重塔の下には弘法大師の名が刻まれています。

このお寺を開山した天瑞和尚は長い修行の旅の末に高野山に至り、弘法大師の五鈷杵を授かったそうです。

門にはご存知、徳川家の三つ葉葵。

此方は光明殿・・・・コンクリート造りで廊下はガラス張りです。

どんな役割の建物なのでしょうねぇ?

入れそうな感じですが止めておきました。

石垣の上に・・・・御堂でしょうか?

階段脇には沢山のお地蔵様。

三十三観音とあります。

階段の上には観音堂。

そしてその脇には鐘があります。

なんとっ!?

どうやら自由に突いても良いようですよ!

立派な鐘ですねぇ。

適当に鳴らすのも如何なのもかなと突くのは止めておきました。

大仏と五重塔の向こう側、境内正面奥には西山本堂。

この雰囲気・・・・良いですねぇ。

本堂右脇に水子地蔵と動物慰霊・・・・カラスが一羽参拝中でした。(笑)

階段横には・・・・なんとエスカレーターもありましたよ。

階段の中程に・・・・これは一体なんでしょうか??

階段を登った先には能満堂・・・・1717年、尾張徳川家六代目藩主継友公の寄進によって建立されたとの事です。

お地蔵様に見えますが・・・・如何でしょう?

これは?

能満堂の隣は庭になっています。

紅葉と苔、そして可愛いお地蔵様が何とも良い感じの庭です。

立派なイチョウの木ですねぇ、出来ればもう少し近付きたいのですが・・・・。

おぉ、鳥居がありますよ!?

竹林の中にひっそりとあるこのお社は、吐月の宮と紹介されています。

吐月宮権現が祀られているそうです。

大日堂、奥之院の矢印に誘われてさらに奥に踏み込みます。

不動明王・・・・かっこいいわぁ!!

女人禁制とあります。

うーん、どうも・・・・ここは墓地のようなのですが・・・・。

引き返そうかと思いましたが・・・・ここまで一本道です。

大日堂はこの奥にあるはずなのですが・・・・。(焦)

突然開けた場所に出ました。

あれが大日堂でしょうか?

反対側には善聚庵、そして日本ボーイスカウト名古屋第一団と書いてあります。

階段横には東山鎮守社、石清水八幡宮。

そして、やはり階段の上に大日堂がありましたよ。

お堂横に・・・・これは?

此方も何かの巡礼のようですね。

興味津々ではありますが・・・・巡礼の意味も仕方も知らない状態で立ち入るのは気が引けます。

まだまだ奥があるようです。

「八事山を歩こう会コース」という看板があります。

如何やら散策路があるようですね。

さらに奥にあったのは弘法堂、天瑞和尚が祀られているそうですよ。

如何やら更に奥にもお寺があるようですが・・・・気になるのは先程の看板。

「八事山を歩こう会コース」の看板には26と書かれていました。

うーん、どうせなら1から順に歩いてみたいわけです。

表の方もまだ廻り切っていませんし、一旦ここで引き返すことにします。

表に戻ってきました。

此方は先程の能満堂の横にある圓照堂・・・・何か法事の最中の様で、中は覗かないで〜と書いてありました。

圓照堂と・・・・先程のカラスでしょうか?(笑)

一旦正門まで戻ってきました。

門の前で、気になったのですが敢えて見ないフリをして通過した場所がありまして・・・・。

こちら、無量橋です。

入門前に見た可愛いお地蔵様の付近にあります。

覗いてみて・・・・長くなりそうだったので後回しにしたわけなのです。

少し登ったところで「八事山を歩こう会コース」の3を発見しました。

境内は西山と東山に分かれています。

恐らく東山が散策コースになっているのでしょう。

そして奥之院も散策コース上にありそうです。

非常に迷いましたが、本日はここまでにする事にしました。

今日は大仏と紅葉を見に来たのです。

お寺の知識に乏しいワタクシは、残念ながらまとまりのある記事を書く事が出来ません。

その上山道歩きまで加わったら・・・・。(泣)

もう一度来れば良いのです!

帰りがけに天候が回復・・・・あぁぁ。(苦笑)

そう、もう一度来れば良いのです!!

 

ワタクシの情報収集では、今のところ愛知県内にある大仏は八体です。

本日は六体目の大仏を見る事が出来ました。

 

愛知県の大仏シリーズ、最終回まであと二体?

 

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