名古屋の郷土菓子 鬼まんじゅう 名古屋市餅勘

皆さん、お疲れさまです。
アヒルノヒカリでございます。
今回の甘味を喰らう、やって来たのは名古屋市千種区の閑静な住宅地。

餅勘さん。
角地のこのお店、とても良い雰囲気ですねぇ。

なんでも大正時代から続くお店なのだとか、楽しみです!(喜)


この暖簾も素敵ですね。
鬼まんじゅう、栗きんとん、しんこ餅

今回手に入れた甘味は此方です。

この包装の絵と色も味わいがあって良いですねぇ。

上から時計回りに栗きんとん、しんこ餅白、しんこ餅黒、そして鬼まんじゅうです。

先ずは今回目的の季節の甘味、鬼まんじゅう。

艶があって美味しそうですねぇ。(嬉)
鬼まんじゅうは名古屋の郷土菓子です。
生まれたのは戦前から戦中・・・・近年復活した味鋺いもの産地、名古屋市北区や郊外の農村地域が発祥とされています。
食糧難の戦中戦後に比較的手に入れやすかったさつま芋と小麦粉を美味しく食べる工夫から考案されたそうですよ。
子供の頃に母親がよく作ってくれた、慣れ親しんだ和菓子です。
それでは頂きます。
う〜〜〜〜〜ん、美味しいっ!!
これだよこれ、この懐かしい食感!!

たっぷり入ったさつま芋と蒸した小麦粉の、この食感がとにかくとても懐かしいのです。(嬉)
甘さは控え目・・・・しかしだからこそ際立つ芋の甘さと香り。
そして芋と小麦粉の特徴的な噛み応え・・・・大好きです。
そしてしっかりどっしりの食べ応え、朝食代わりに2〜3個食べれば満足でしょう。
この和菓子が生まれた時代背景を感じます。

続いて此方も季節の甘味、栗きんとん。

今まで食べた栗きんとんより少し色が濃い・・・・かな?
それでは頂きます。
おっおおぉぉぉぉ〜っ、美味しいっ!!
甘い!
ガツンと甘い!
和菓子屋で買う栗きんとんで、これ程分かり易くはっきり甘いものは初めてかも・・・・。
ぱっと見では分かりませんでしたが、栗もゴロゴロと沢山入っています。
この食感もとても良いです。
甘い甘いと書きましたが、決してくどい甘さではありません。
栗きんとんとしてはインパクトがありますが、品があって丁度良い甘さです。

最後はしんこ餅です。

とても個性的な、面白い形をしていますね。
実は本日しんこ餅を初めて知りました。
もち米ではなくうるち米を引いた粉で作る日本の伝統的なお餅だそうで、全国に色々なバリエーションがあるそうです。
こういう新しい発見が嬉しい。
それでは白から頂きます。
あ〜〜〜〜ぁ、美味しいっ!!
これもしっかり甘い!
この甘さ、この舌触り・・・・とても懐かしい感じがします。
オーソドックスなういろうの様な甘さと食感、そして後味です。
調べたところ、ういろうもうるち米を使っているそうで・・・・納得です。
続いて黒、頂きます。
う〜〜〜〜ん、美味しいっ!!
此方も甘い!
はっきり分かる黒糖です!
甘さも香りも知り親しんだ黒糖そのもの・・・・きっと名前を知らなかっただけで過去食べた事がありますね、しんこ餅。
ご馳走様でした。
今回の甘味、総じて「懐かしい」と感じました。
甘さや食感にとても懐かしさがある。
和菓子屋さん巡りをする様になってはや一年。
美しい見た目や色使い。
上品で優しい甘さや香り。
不思議な風味や食感、そして喉越しや後味。
和菓子とはこんなに凄いのか、という「驚き」を感じてきました。
しかし今回の餅勘さんの和菓子は「懐かしさ」。
あぁ、これだ・・・・と言う懐かしさや安心感があります。
調べたところ昔の和菓子は今より甘かったそうです。
貴重なカロリー源であったり、保存性向上だったり、渋いお茶との相性だったりと・・・・。
「昔」がいつなのかはっきりしませんし「懐かしい」も世代によって違うでしょう。
それでもきっと日本人ならみんな懐かしいと感じると思います。
きっと日本人ならみんな親しみを感じると思います。
大正時代から続く餅勘さん・・・・ずっと同じ味を守り続けているかは未確認ですが、これこそ昔ながらの庶民の味だと思います。
下町の住宅地の角にある小さな和菓子屋さん、今回訪れて本当に良かった。
きっとこのお店は再訪する事でしょう。
皆さんの町にはどんな和菓子屋さんがありますか?